「ディスカバー農山漁村の宝」交流会

更新日:令和5年12月20日 総理の一日

 令和5年12月20日、岸田総理は、総理大臣官邸で「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」(第10回選定)交流会に出席しました。

 総理は、冒頭の挨拶で、次のように述べました。

「皆さんこんにちは。内閣総理大臣の岸田文雄です。『ディスカバー農山漁村(むら)の宝』交流会の開催に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。
 私は、地方こそ日本の宝、底力であると考えています。
 今日この場にいらっしゃる皆様は、それぞれの地域で、人口減少ですとか、あるいは担い手不足など様々な社会課題に直面しつつ、それでもたくましく、前向きに、地域の魅力を高めるべく取り組んでおられるこうした皆様です。正に、地方こそ日本の宝、底力を、これを体現されていると皆様です。
 今回のグランプリに輝いた大田(おおだ)商工会議所の取組は、地場産のあなごの旨味をデジタルで検証・発信し、ブランド化を図るというものであり、地域資源×(かける)デジタルによって地域の付加価値を向上させる、こうした手法を見事に編み出された皆様方です。
 こうした取組を始め、全国634件の応募の中から選ばれた皆様方の取組一つ一つがむらの宝、ひいては日本の宝であると思っています。
 今後、皆様の取組をモデルとして、農山漁村の活性化に挑戦する方々が後に続き、そして果敢に挑戦していく気風が次世代に引き継がれていくことを期待してしたいと思っています。
 政府としましても、農山漁村の持続的な発展に向けて、各地域の方々の思いをしっかり受け止めながら、意欲ある取組に対して実践的な支援をこれからも続けていきたいと考えています。
 結びに、今日御参集の皆様方お一人お一人の御健勝、そして御活躍を心からお祈り申し上げて、今日のお祝いの御挨拶とさせていただきたいと思います。本日は、誠におめでとうございます。」

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