男女共同参画会議

更新日:令和5年12月25日 総理の一日

 令和5年12月25日、岸田総理は、総理大臣官邸で第71回男女共同参画会議に出席しました。

 会議では、第5次男女共同参画基本計画中間年フォローアップの結果及び「女性版骨太の方針2024」に向けた検討の方向性等について議論が行われました。

 総理は、本日の議論を踏まえ、次のように述べました。

「本日は、第5次男女共同参画基本計画の中間年フォローアップを行いました。特に、以下の3点について、取組を強化いたします。
 第1に、企業等における女性の経済的自立・活躍推進です。
 プライム市場上場企業における女性役員比率を2030年までに30パーセントとする目標に向けた中間目標として、2025年までに19パーセントとすることを目指します。
 引き続き、人材の採用・育成の支援や、仕事と育児・介護の両立支援策を充実させていきます。
 第2に、地域における女性活躍です。
 地域のニーズに応じた取組を推進するため、各地の男女共同参画センターが、研修の充実や、各地の現状分析などをきめ細やかに行えるよう、国立女性教育会館を通じた支援を進めてまいります。
 第3に、男女が共に、生涯を通じて、その尊厳が損なわれることなく、安全・安心に暮らせる社会の実現です。
 来年4月には、改正DV(ドメスティック・バイオレンス)法と女性支援新法が施行されます。
 重大な人権侵害である性犯罪や性暴力、DV等の暴力への対策を強力に進めるとともに、相談支援の充実、困難を抱える方々の支援などを、引き続き進めてまいります。
 以上3点を中心に、本日のフォローアップを通じて明らかになった課題を踏まえ、来年6月をめどに策定する、女性版骨太の方針2024に、実効性のある対策を盛り込むよう、加藤大臣を先頭に、政府一丸となって、取組の具体化を進めてください。」

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