「世界青年の船」参加者による表敬

更新日:令和6年2月20日 総理の一日

 令和6年2月20日、岸田総理は、総理大臣官邸で「世界青年の船」参加者による表敬を受けました。

 総理は、挨拶で次のように述べました。

「日本の内閣総理大臣の岸田文雄です。世界青年の船事業に参加された各国の代表の皆様方、ようこそお越しくださいました。来日を心から歓迎申し上げます。
 世界青年の船事業は、多様なバックグラウンドを持つ青年が参加し、ディスカッションを通じて、異文化対応力、あるいはコミュニケーション力を高めるとともに、国際化、そして多様化が進展する各分野において、リーダーシップを発揮して社会貢献を行うことができる、こうした青年を育成することを目的としています。これまで、数多くの青年の皆さんが参加し、その経験を礎に世界中の様々な分野で大いに活躍されています。
 皆さんは、約1か月の間、船の中という特別な環境の中で共同生活を行いながら、日本の各地を訪れ、地元の青年の皆さんとも交流や文化体験を通じて交流を深め、地域の魅力を味わうとともに、地域の様々な課題について、共に大いに頭を悩ませ、また、熱く議論をする、こうした交流を続けてこられたと思います。
 異なる歴史や文化、さらには価値観を持つ仲間と共に過ごし、意見を交わすことによって、多くのことを学ばれたのではないでしょうか。こうした経験が、皆さんが、将来、リーダーとしてそれぞれの国や地域で活躍する場面においても、かけがえのない財産になると信じています。
 皆さんが、本事業での経験を糧に、日本とそれぞれの国との架け橋として、さらには、参加しているそれぞれの国同士の架け橋として、大いに活躍されることを心から期待しています。皆さんお一人お一人のそれぞれのすばらしい未来を祈念して、私の挨拶とさせていただきます。」

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