第4回帰国留学生総会 岸田総理ビデオメッセージ

更新日:令和6年3月6日 総理の指示・談話など

 日本国内閣総理大臣の岸田文雄です。
 第4回帰国留学生総会への皆様の出席を心より歓迎いたします。
 昨年に引き続き、この総会が多くの参加者を得て、ハイブリッドで開催されることを、大変うれしく思います。
 世界中のどこであれ、国と国との関係の礎(いしずえ)を成すのは、人と人との交流であり、そしてお互いに対する信頼と敬意です。日本への留学経験を持ち、日本を深く理解する皆様は、留学中に育まれた友情、親善、学びを、世界に広げていく大きな役割を果たされており、日本にとっても、心強い存在です。
 私が掲げる「新しい資本主義」では、人への投資を一層進めることを重視しています。その一環として、昨年、私が議長を務めた教育未来創造会議では、2033年までに、海外に留学する日本人学生数を50万人に、外国人留学生の受入数を40万人にすることを目指す提言を取りまとめました。
 元日本留学生の皆様におかれましては、日本のことを誰よりもよく知る先輩として、引き続き、優秀な後輩たちが無事に留学を終えることができるよう、御協力いただきたいと思います。
 今回の総会を通じて、世界の元日本留学生の皆様の日本との絆(きずな)、そして横のつながりが更に強くなることを期待し、私の挨拶とさせていただきます。
 ありがとうございました。