主要テーマ
(*は懇談会メンバー)
座長 * 川勝平太 国際日本文化研究センター教授 メンバー
(50音順)* 浅海保 中央公論新社編集局次長 * 天野曄 日本小児科医会会長 伊東豊雄 建築家 植田和弘 京都大学経済学部教授 如月小春 劇作家・演出家 黒田玲子 東京大学大学院総合文化研究科教授 浜美枝 女優・農政ジャーナリスト 本間正明 大阪大学経済学部教授・副学長 松井孝典 東京大学大学院新領域創成科学研究科教授
平成11年5月現在
(*は懇談会メンバー)
[座長]
*川勝平太(かわかつ・へいた)
国際日本文化研究センター教授。専門は比較経済史。
1948年生まれ。72年早稲田大学政治経済学部卒、75年同大経済学研究科修士号取得。85年にオクスフォード大学より哲学博士号取得。早稲田大学助教授、教授を経て、1998年より現職。
主著に『日本文明と近代西洋』(日本放送出版協会、1991年)、『富国有徳論』(アジア太平洋賞特別賞受賞、紀国屋書店、1995年)、『文明の海洋史観』(読売論壇賞受賞、中央公論社、1997年)など。
[メンバー]
*浅海保(あさみ・たもつ)
中央公論新社編集局次長。前読売新聞社調査研究部主任研究員兼『Thisis読売』副編集長。
1947年生まれ。1971年東京大学法学部卒業後、読売新聞社入社。79年政治部記者、85〜89年ワシントン特派員、90〜92年モスクワ特派員、92〜95年政治部次長を経て、95年より調査研究本部主任研究員。96年カリフォルニア州立大学バークレー校ジャーナリズム大学院客員講師。97年『Thisis読売』副編集長を兼務。99年2月、読売新聞の支援による中央公論新社の発足に伴い、中央公論新社編集統括付書籍編集総務部長。
*天野曄(あまの・あきら)
日本小児科医会会長。天野小児科医院院長。
1930年生まれ。57年東京医科歯科大学医学部卒業。62年東京医科歯科大学医学部内科系小児科学大学院卒業。67年天野小児科医院を開業。84年日本小児科医会常任理事、94年東京小児科医会会長を歴任し、97年より現職。96年中央児童福祉審議会臨時委員、97年中央児童福祉審議会委員、98年公衆衛生審議会専門委員。
小児科医が発達心理学やカウンセリングを学び、いじめや不登校その他について家族や学校に助言、指導することを目指す「子どもの心相談医」制度の発足に尽力し、99年6月から施行の運びとなった。
伊東豊雄(いとう・とよお)
建築家。
1941年生まれ。65年東京大学工学部建築学科卒。71年株式会社アーバンロボット(URBOT)を設立、79年事務所名を株式会社伊東豊雄建築設計事務所に改称し、現在に至る。
主な作品に、1981年「笠間の家」(日本建築家協会新人賞)、1986年「シルバーハット」(日本建築学会作品賞)、1986年「横浜風の塔」、1990年「サッポロビール北海道工場ゲストハウス」(村野藤吾賞)、1991年「八代市立博物館」(毎日芸術賞、BCS賞)、1994年「養護老人ホーム八代市立保寿寮」、1995年「八代広域消防本部庁舎」(BCS賞)、1996年「長岡リリックホール」、1997年「大館樹海ドーム」(芸術選奨文部大臣賞、日本芸術院賞)、1998年「大田区休養村とうぶ」、1998年「野津原町役場」など。
主著に、『風の変様体』(青土社、1989年)、『八代市立博物館・未来の森のミュージアム』(TOTO出版、1992年)など。
植田和弘(うえた・かずひろ)
京都大学大学院経済学研究科教授。専門は環境経済学。
1952年生まれ。75年京都大学工学部卒。81年大阪大学大学院工学研究科博士後期課程修了、81年京都大学経済研究所助手、84年同大学経済学部助教授、94年同教授、97年より現職。
主著に『廃棄物とリサイクルの経済学』(国際公共経済学会賞受賞、有斐閣、1992年)、『環境経済学』(廃棄物学会著作賞、岩波書店、1996年)、『環境政策の経済学』(共編著、日本評論社、1997年)、『環境経済学への招待』(丸善ライブラリー、1998年)、『環境と経済を考える』(岩波書店、1998年)など。
如月小春(きさらぎ・こはる)
劇作家。演出家。NOISE代表。
1956年生まれ。79年東京女子大学文理学部卒。83年NOISE代表。『MORAL』、『A・R−芥川龍之介素描』、『朝、冷たい水で』などの作品を発表する一方、全国の公共施設で演劇ワークショップにも積極的に取り組む。中央教育審議会、文化政策推進会議などの委員を歴任し、文化・教育に関わる政策に対し提言。92年「アジア女性演劇会議」実行委員長、94年「O夫人児童演劇賞」、98年「演劇教育賞・特別賞」受賞。現在、桐朋学園短期大学部講師、立教大学文学部講師、国際交流基金運営審議会委員、東京国際交流財団理事など。
主著に、『如月小春戯曲集』(新宿書房、1982年)、『都市民族の芝居小屋』(筑摩書房、1987年)、『子規からの手紙』(岩波書店、1993年)、『八月のこどもたち』(晩成書房、1996年)など。
黒田玲子(くろだ・れいこ)
東京大学大学院総合文化研究科教授。専門は生物物理化学。
1947年生まれ。70年お茶の水女子大学理学部卒、75年東京大学大学院理学系研究科博士課程終了、理学博士。ロンドン大学リサーチフェロー、同大学オーナラリー・レクチャラー、英国がん研究所シニアスタッフサイエンティストなどを経て、86年東京大学教養学部助教授、92年より同教授、96年より現職。科学技術庁顧問、文部省大学審議会委員、通商産業省産業技術審議会委員、科学技術庁航空・電子等技術審議会委員など役職多数。
生命世界における分子認識、左右識別などの研究を中心に活躍。93年猿橋賞、94年日産科学賞受賞。
英文の研究論文を多数発表しているほか、一般向け著書に『生命世界の非対象性』(中公新書、1992年)、『日本人の科学』(河合隼雄ほか編、分担執筆、岩波書店、1996年)、『化学のすすめ』(編集・分担執筆、筑摩書房、1997年)など。
浜美枝(はま・みえ)
女優。農政ジャーナリスト。
1943年生まれ。60年東宝のニューフェースに合格し、女優としてデビュー。67年「007は二度死ぬ」のボンドガールとして抜擢、84年からはNHKテレビ「日曜美術館」の司会者としても活躍。現在は、食、農業、自然に関連した農政ジャーナリスト、ライフコーデイネーターとしても活動。国土庁農村アメニティ審議会委員、東京都森林を考える懇談会委員、国土庁・農林水産省「食アメニティを考える会」会長など各種委員を歴任。
主著に、『四季の贈り物』(PHP研究所、1996年)、『「美しい暮らし」を探す旅人』(求龍堂、1998年)など。
本間正明(ほんま・まさあき)
大阪大学経済学部教授・副学長。専門は公共経済学、財政学。
ボランティアや企業のフィランソロピー(社会貢献)活動にも造詣が深い。
1944年生まれ。67年大阪大学経済学部卒、76年大阪大学経済学部助教授、83年大阪大学経済学博士号取得、85年大阪大学経済学部教授。この間、ウォーリック大学客員教授、ロンドン大学客員研究員。
主著に、『租税の経済理論』(日経経済図書文化賞受賞、創文社、1982年)、『地方の時代の財政』(有斐閣、1991年)、『フィランソロピーの社会経済学』(東洋経済新報社、1992年)、『新・日本型経済システム』(日本経済新聞社、1994年)、『ボランティア革命』(東洋経済新報社、1996年)、『どうする法人税改革』(清文社、1997年)、『21世紀日本型福祉社会の構想』(有斐閣、1998年)など多数。
松井孝典(まつい・たかふみ)
東京大学大学院新領域創成科学研究科教授。専門は地球物理学。
1946年生まれ。80年東京大学理学部地球物理学科卒、同大学大学院理学研究科地球物理学専攻博士課程終了、NASA月惑星科学研究所招へい研究員、東京大学理学部助手、助教授を経て現職。この間、マサチューセッツ工科大学招へい科学者、ミシガン州立大学招へい科学者、マックスプランク化学研究所客員教授。
1986年にイギリス科学雑誌『ネイチャー』に海の誕生を解明した「水惑星の理論」を発表、世界的な注目を集める。87年日本気象協会堀内基金奨励賞を受賞。
主著に、『地球倫理へ』(岩波書店、1994年)、『150億年の手紙』(徳間書店、1994年)、『宇宙誌』(徳間書店、1998年)、『地球大異変』(ワック出版、1998年)、『地球の哲学』(PHP研究所、1998年)など多数。