拉致被害者御家族との面会

平成27年4月3日
挨拶する安倍総理1 挨拶する安倍総理1
挨拶する安倍総理1
挨拶する安倍総理2 挨拶する安倍総理2
挨拶する安倍総理2

 平成27年4月3日、安倍総理は、総理大臣官邸で拉致被害者御家族と面会しました。

 総理は、挨拶の中で次のように述べました。

 「本日は、拉致被害者御家族の皆様には、それぞれお忙しい中、遠方からもお越しいただいたこと、御礼を申し上げたいと思います。
 言うまでもなく、安倍政権にとって、拉致問題の解決は最重要課題であります。最優先で取り組んでいく。その方針でこの二年間、北朝鮮との交渉もスタートしたところでございます。現在、北朝鮮側との拉致問題解決に向けて、全力を傾け交渉に当たっております。拉致問題の解決が我が国の最重要課題であることを北朝鮮側には繰り返し述べているところでございます。
 現在までのところ、北朝鮮側から、拉致被害者についての具体的な情報を含む調査結果は残念ながら出てきていません。政府としては、全ての拉致被害者を取り戻すため、引き続き、北朝鮮が迅速に調査を行い、その結果を速やかに、かつ正直に通報するよう強く求めていきます。
 また、問題の解決には、国際社会としっかりと連携をしながら北朝鮮に対して圧力をかけていくことが必要であります。昨年12月に安全保障理事会で、初めて、人権状況を含む北朝鮮の状況が議題として採択されました。そして、拉致問題を含む包括的な議論が行われました。先月末には国連人権理事会において、我が国とEUとの共同提出により、安保理がこの問題に継続的かつ積極的に関与することを期待する旨を明言した、北朝鮮人権状況決議が採択される等、国際社会では、拉致問題の解決を求める機運がこれまでになく高くなってきていることは事実だろうと思います。
 こうした国際社会の動きに対しまして、昨日、北朝鮮から抗議がございました。我が国としては、全く受け入れることはできません。私としても、今後とも、毅然とした姿勢で対応に当たってまいりたいと思います。大切なことは、拉致問題を解決しなければ北朝鮮がその未来を描いていくことは困難である、ということを北朝鮮側にしっかりと認識をさせていくことであります。その認識の下、北朝鮮は直ちに拉致被害者を日本に返すべきである。そのことを改めて強調したいと思います。
 全ての拉致被害者が速やかに日本の土を踏むことができるという結果を出していくために、あらゆる手段を尽くしていく考えであります。縷々困難な問題はあろうとも、被害者の方々と御家族の皆様が抱き合う日がやってくるまで我々の使命は終わらない。この決意を強く持って取り組んでいく考えでございます。御家族の皆様も御高齢になられる中、『一刻の猶予も許さない』との思いで、問題の全面解決に向け、『対話と圧力』、『行動対行動』の原則を貫き、交渉に当たってまいります。
 本日、この決意を改めて皆様にお伝えし、そして皆様から、御意見、思いを伝えていただきたいと思いますので、よろしくお願い致します。」

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