アジア・アフリカ会議(バンドン会議)60周年記念首脳会議出席等
平成27年4月22日(現地時間)、安倍総理は、インドネシア共和国のジャカルタで開催されたアジア・アフリカ会議(バンドン会議)60周年記念首脳会議に出席しました。
午前に、総理は、写真撮影及び開会式の後、カリバタ英雄墓地を訪れ献花をしました。また、エジプト・アラブ共和国のイブラヒーム・マハラブ首相と会談を行いました。その後、首脳会議でスピーチを行いました。
午後から、総理は、ヨルダン・ハシェミット王国のアブドッラー2世・イブン・アル・フセイン国王とワーキングランチを行い、その後、インドネシア共和国のジョコ・ウィドド大統領、バングラデシュ人民共和国のシェイク・ハシナ首相、中華人民共和国の習近平国家主席、イラン・イスラム共和国のハッサン・ローハニ大統領と、それぞれ会談を行いました。
総理は、会談後、次のように述べました。
「習近平主席とは、昨年の11月のAPECにおける首脳会談以来、5か月ぶりの首脳会談となりましたが、大変有意義な首脳会談だったと思います。
現在、あの首脳会談以来、日中関係は改善に向かっておりますが、今後政府関連の交流を含め様々なレベルでの対話と交流を進め、この両国関係の改善の流れを確かなものとしていきたいと思います。
そしてまた、両国の関係の発展は、日中両国国民の利益であり、戦略的互恵関係を推進させていくことによって、地域や世界の安定と繁栄のために貢献していく。その必要性について、認識において一致できたのではないかと思います。
今後も、様々な国際会議が予定されていますが、こうした機会を利用して、首脳会談を行い、共に両国関係を発展させていくように努力をしていきたいと思います。
今回のスピーチ、聴衆として聞いておられた皆さんは、多くの方々が首脳会談を行った方々ばかりでございまして、大変リラックスしてスピーチを行うことができたと思います。私の率直な考え方をお話をいたしました。
今後アジア・アフリカの平和と繁栄に向けて、共に努力をしていこう、共に進んでいこうというメッセージを発信をいたしました。」