自衛隊記念日祝賀レセプション

平成27年10月29日
挨拶する安倍総理 挨拶する安倍総理
挨拶する安倍総理

 平成27年10月29日、安倍総理は、都内で開催された平成27年度自衛隊記念日祝賀レセプションに出席しました。

 安倍総理は、挨拶の中で次のように述べました。

「皆様こんばんは。安倍晋三でございます。
 日頃から、自衛隊を御支援をいただいている多くの皆様。同盟国である在日米軍の皆様。そして、各国大使。そしてまた、駐在武官の皆様。本日は、自衛隊記念日の祝賀レセプションにお越しいただき、ありがとうございます。自衛隊に対する常日頃からの御理解と御支援に、自衛隊の最高指揮官として厚く御礼を申し上げます。
 自衛隊は、1954年7月1日に創設されました。1954年。これは私が生まれた年でありました。私と同じ年でありました。自衛隊と私は共に同じ歳月を歩んできたわけであり、毎年、自衛隊記念日は大変感慨深いものがあります。
 何故、今の時期に誕生日を祝っているのかというと、夏から秋にかけては台風などの災害が多く、戦後間もない当時は国土も脆弱で被害も大きかったことから、災害救助に全力を尽くすために、記念日を遅らせ、11月1日にしたのであります。創設当時から『国民が第一』、そして今日までに自衛隊派遣は既に4万回に達します。全ては国民のため。自衛隊創設当時の理念は今も自衛隊の中に脈々と受け継がれております。
 自衛隊創設以来、自衛隊員の諸君は荒波を恐れず、乱気流を乗り越え、泥まみれになってもなお、ただ一心にそして黙々と、日本の平和を守り続けてきました。24時間365日、大きなリスクもいとわず、任務を全うしてきました。今年行われた最新の世論調査では、自衛隊に良い印象を持っていると回答した人の割合は、実に92.2%に上り、調査開始以来、最高の評価をいただきました。これは、東日本大震災の後に行われ、過去最高であった前回の調査を更に上回るものであります。
 自衛隊に対する国民の信頼は、文字通り揺るぎないものであり、自衛隊の最高指揮官として大変誇りに思う次第であります。海外に目を転じれば、冷戦終結後、延べ5万人の隊員が、アジア、中東、アフリカ、中南米、太平洋、インド洋、文字通り世界中で国際平和協力のために、汗を流してきました。
 私は、総理就任後60か国を訪問し、首脳会談を行ってまいりましたが、カンボジアのセン首相やフィリピンのアキノ大統領を始め、各国首脳から自衛隊に対する賞賛の言葉をいただいています。今や多くの国で、日本との防衛協力の強化が首脳会談のテーマとなっています。
 今年9月には、国会で平和安全法制が成立をいたしました。今後ともいかなる事態にあっても、国民の命と平和な暮らしは、断固として守り抜く。そして、御列席の皆さんの母国を始め、国際社会と手を携えながら、世界の平和と安定にこれまで以上に貢献していく決意であります。
 今後とも自衛隊は、必ずや皆さんの期待に応えていくものと確信をしております。御出席の皆様の更なる御支援、御協力をお願い申し上げます。
 最後に、御列席の皆様の御健勝と、そして、我が国と世界の平和と安定を祈念いたしまして、私の御挨拶とさせていただきたいと思います。」

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