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平成29年1月5日時事通信社「新年互礼会」

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挨拶する安倍総理1 挨拶する安倍総理2

 平成29年1月5日、安倍総理は、都内で行われた時事通信社「新年互礼会」に出席しました。

 総理は、冒頭の挨拶で次のように述べました。

「皆様、あけましておめでとうございます。
 今年のお正月は本当に素晴らしいお天気で、穏やかな幕開けでございました。今年一年間もそうなればいいなと、本年も皆様と共に願っているところでございます。1月は、私自身にとりまして、大抵何か出来事が起こるわけでありまして、このお天気どおりにいくように、特に1月はそうなればいいなと、このように思っております。
 今年は、お正月、ホテルに泊まっていたんですが、ホテルの窓からずっと富士山が3日連続で見えました。昨日も伊勢神宮参拝の途中、新幹線から神々しい富士山が見えまして、いいお正月だなと思いつつ、かつ、ゴルフの初打ち、2日にやったんですが、私自身にとっては大変いいスコアが出ました。幾つだったかは、国家の威厳がありますから、国家機密にしたい、このように思いますが、先ほど、経済三団体の皆さんとの『新年祝賀パーティー』でお話させていただきました。榊原経団連会長に私、初めて勝利を収めたのですね。榊原さんにとっては非常に調子が悪かった、いつもより悪い。しかし、勝負は勝負でありますから、勝ったなと。先ほど、経済同友会の小林さんにも会いました。次は小林さんに勝って、そして日本商工会議所の三村さんに勝てばグランドスラムだなと、このような初夢をもったところでございます。
 今年は酉年でございます。私は政治家としては年男でございまして、24年前の酉年に初めて当選を果たすことができました。当時、初当選、平成5年でありましたが、初当選組は今、内閣では例えば、塩崎厚労大臣や岸田外務大臣や、あるいは山本環境大臣なんかがそうですね。野田聖子さんや、あるいは今懐かしいんですが、田中真紀子さんなんかも当選同期でございました。その年は宮沢内閣で解散を行って、残念ながら我が党が野党に転落をした年でもありました。
 その12年後、今から12年前は、小泉政権、郵政選挙の年でありました。そして遡って48年前、佐藤内閣、沖縄返還で総選挙に打って出て、勝利を収めたと、こういうことになります。では今年も選挙があるかといえば、これは時事通信の互礼会なので最初に言っておいた方がいいと思うんですが、これは全く考えていない。36年前は選挙をやっておりませんから、酉年であれば必ず総選挙というわけではない。例外というと普通はあるみたいなんですが、今年は全く考えていないということは、はっきりと申し上げておきたいと思います。ただ、この酉年というのは、このように変化のある年、大きく世の中が変わっていく可能性を秘めた年でもあります。そして、かつ今年は、丁酉(ひのととり)でありまして、大きな変化と新しい芽が出てくるという年になります。
 60年前は岸内閣が成立した年であります。短命に終わった石橋さんから、岸信介に替わって、それから年金や医療、社会保障制度の元年となった。それから、社会保障制度の礎(いしずえ)が築かれた。そして日米同盟、いわば平和国家としての安全保障政策の礎が築かれた年でもあったのだろうと思います。そういう意味におきましては、今年は何としてもそういう礎を築きつつ、新しいことに挑んでいく年にしたいなと思います。
 また、60年前は長嶋茂雄選手が巨人に入団をした年でもあるのですね。そしてまた、糸川博士が国産のロケットを打ち上げた年でもあります。イノベーションが起こってきた年といってもいいし、新たなスターが誕生した年でもあると、こう思います。そこで今年はいろいろなことに挑戦をしたいと、こう思っています。
 昨年、リオのオリンピックがありました。昨年末に対談で、あの400メートルリレーの4人の陸上の選手と話をしました。
 彼らと話をしてきて、誰も100メートル10秒を切っていない。誰も10秒を切っていないのに、なんと銀メダルをとった。彼らはとにかくバトンの技術を磨きに磨いたのですね。10秒を4人とも切っていない中で、このバトンタッチで時間を稼ぐしかない。この予選の平均においては、彼らは2位であった。そこで普通の人は満足するわけでありますが、それに満足せずに更に7センチ先でバトンを渡す。この難しい新たな挑戦を行い、その結果見事に、アメリカに勝って銀メダルであります。
 アメリカは失格をしてしまったのでありますが、珍しい失格で、普通はこのバトンをぎりぎりに渡すわけでありますから、出てしまって失格になるのですが、この手前で渡してしまったという、やっぱり個人技のアメリカらしいことが起こったのかなと、こう思います。我々もさらに、不可能といわれていることに対して、しっかりと諦めずに、情熱をもって挑戦をしていきたい。
 安倍政権も今まで不可能といわれたことに挑戦をしてまいりました。47の都道府県全て有効求人倍率1にするのは不可能といわれてきましたが、昨年それを達成することができました。
 あるいは、40歳以下の農業人口はもう増えないといわれてきましたが、昨年これは今まで過去最高の農業人口が2万人を超えて増えたわけでありますし、農業者の収入も全体で増えたわけであります。下がってきたものを、大きく引き上げることができました。
 また、相対的貧困率においても統計をとって以来ずっと悪化が続いていたのですが、統計をとって初めて改善に転じたわけであります。決して諦めてはならない。
 また、海外からの旅行者につきましても、800万人だった。これは1,000万人の壁があったのですが、これを大きく上回って、3倍増2,400万人を達成したわけであります。今年はさらに、不可能といわれている新たな様々な壁に挑戦をしていきたい。最大の壁の一つは『働き方改革』だろうと、思っております。
 国民の御理解もいただきながら、時事通信の皆様の御理解もいただきながら、しっかりとこの挑戦を果たしていきたいと、こう思っている次第でございます。
 本年一年間が皆様方にとりまして、輝かしい年となりますことを祈念いたしながら、私たちはしっかりと未来を拓いていくために全力を尽くしていくことを年頭にお誓いさせていただきまして、私の御挨拶とさせていただきたいと思います。本日はおめでとうございました。」

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