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平成19年4月4日、安倍総理は都内で行われた国家公務員合同初任者研修の開講式に出席し、将来、行政運営の中核的な要員になる新任国家公務員に対して訓示しました。
安倍総理は、「およそ国家が存続する限り、国家公務員が国民生活の安全、安心、そして安定を図り、国家を運営していく上で、大きな責任を担うことは変わることはありません。それと同時に皆さんには『新たな国家公務員像』を形成していくこともまた求められております。」とし、司馬遼太郎氏の小説『世に棲む日々』をの中の幕藩体制の役人の姿を引用して、「ここには、制度疲労を起こした幕藩体制下、組織に埋没して責任をとろうとしない、また、決定回避により問題解決を先送りする幕末の『ヤクニン』の姿があります。こうした行動様式は、皆さんが築き上げる『新たな公務員像』の対極に位置するものです。」と述べ、「常に念頭に置かなければならないのは、国民の全体の奉仕者として、国民の視点に立ち、その声に謙虚に耳を傾けること。」を求めました。
最後に、「『美しい国』づくりに有力なメンバーとして、参画することを強く期待する。」と述べ、職員を激励しました。
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