首相官邸  
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内閣総辞職に当たっての内閣総理大臣談話

平成19年9月25日


 安倍内閣は、本日、総辞職いたしました。

 まず始めに、国民の皆様に対し、職責を全うすることができなかったことについて、心よりお詫び申し上げます。

 昨年9月に内閣を発足して以来、「美しい国創り」を掲げ、イノベーションとオープンを軸とする成長戦略を進めるとともに、教育の再生や公務員制度の改革、地方分権改革など、戦後長きにわたり続いてきた諸制度を大胆に見直す「戦後レジームからの脱却」を進めてまいりました。また、この間、基本的価値を共有する国々との連携強化、アジア地域の平和と繁栄に向けた取組、気候変動問題の解決に向けた「美しい星50」の提案など、「主張する外交」を力強く展開してまいりました。

 1年間という短い期間ではありましたが、戦後初めての教育基本法の改正、憲法施行後60年間にわたり整備されてこなかった憲法改正のための国民投票法の制定、防衛庁の省への移行など、戦後の政権が成し得なかった改革を成し遂げ、また、社会保険庁の廃止・解体、財政規律の強化、道路特定財源制度の見直し、米軍再編などの課題についても、その道筋をつけることができたことは、ひとえに国民の皆様のご理解とご助力のおかげであると心より感謝申し上げます。

 今後、新たな内閣のもとで、時代の変化を見据えた新たな国づくりが、力強く進められることを切望しています。

 ここに、これまでの国民の皆様のご支援とご協力に対し、重ねて心より御礼申し上げます。