首相官邸  
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麻生内閣総理大臣の談話
(改正金融機能強化法の成立)

平成20年12月12日


 改正金融機能強化法が、成立しました。

 現在、サブプライムローン問題に端を発する世界的な金融市場の混乱、という外的な環境変化の下、地域経済や中小企業は非常に厳しい状況に直面しています。
 こうした中、政府としては、これまでも、中小・零細企業対策として、九兆円の保証・融資枠を確保するなど、借り手側の支援として、様々な取組みを行ってまいりました。

 一方、このような、借り手側の支援と、金融機関などの貸し手側に対する支援は、いわば車の両輪であり、共に進めていくことが必要です。

 資金の貸し手側である金融機関については、現在の厳しい経済情勢の下、金融仲介機能の低下が懸念されています。政府は、これまでも、金融仲介機能の低下を防ぐための措置に取り組んでいますが、この法律は、そのような取り組みの重要なセーフティネットとなるものです。

 この法律は、金融機関の金融仲介機能を強化し、厳しい状況に直面する地域経済や中小企業を支援することを目的としています。この目的を完遂するため、今般の改正では、国による資本参加が、これまで以上に柔軟かつ迅速に行えるスキームとなっています。
 したがって、本日成立したこの法律については、可及的速やかに施行できるように努めてまいります。

 今後も、我が国の経済の屋台骨である地域経済や中小企業の金融の円滑化に向けて、各般の施策に取り組むことで、現下の厳しい経済情勢に果敢に対応してまいります。