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小泉内閣メールマガジン「特別寄稿」

サマーワにて

イラク復興支援群衛生隊看護班長、1等陸尉 川上文子


 日本の皆さん、こんにちは。

 サマーワに来て約3週間が過ぎました。雪景色の旭川から一転、連日35
℃を超える暑さの中、番匠(ばんしょう)群長以下、体調を崩すことなく元
気に活動しております。

 復興支援活動は医療支援、給水活動、中学校の補修、道路補修と開始され、
私自身も市内にある母子病院に行って参りました。日本のODAにより供与
された保育器はさっそく病室で使用されていましたが、他にはベッドしかな
く、がらんとした雰囲気でした。日本の病院のように清潔なシーツ、モニタ
ーを始めとする各種医療機器や使い捨て注射器等は見当たりませんでした。
傍らにお母さんが付き添っていて赤ちゃんの世話をしている様子は世界共通
で、何かお手伝いをしなければと思いました。看護師と話す時間はあまりと
れませんでしたが、看護に対するニーズを把握し、イラクの人々に喜ばれる
支援をしていきたいと思っています。

 移動中に車窓から見る街の様子は、車に混じって馬やロバが車道を走った
り、羊市場があったりと日本とは大きく異なりますが、運転には注意が必要
なのでゆっくりと景色を楽しむ余裕はまだありません。

 さて、私たちは復興支援活動の一方、宿営地づくりを並行して行っていま
す。炎天下での作業なので皆、日焼けして真っ黒になっていますが、その甲
斐あって宿営地は毎日「進化」しています。

 このような忙しい毎日の楽しみは、おいしいご飯と、お風呂(シャワー)、
美しい朝日・夕日、旭川では見られなかった満天の星空、そして家族や友人
からのメールというところです。日本からの声援は本当にありがたく励みに
なります。皆様からご支援いただけることに本当に感謝しております。

 活動はまだまだ始まったばかりです。イラクの子供たちの笑顔が町中にあ
ふれるよう微力ながら頑張ります。また、これからさらに暑くなるようなの
で派遣隊員の健康管理に配慮していきたいと思っています。

※ 陸上自衛隊ホームページ(イラク復興支援関連)

※ 小泉内閣メールマガジン第137号への寄稿を転載いたしました。