規制改革委員会

−速報のため事後修正の可能性あり−

第6回規制改革委員会議事概要



1 日 時:平成12年7月4日(火) 午後2時〜午後5時

2 場 所:中央合同庁舎第4号館共用第1特別会議室

3 出席者

(委員会)宮内義彦委員長、鈴木良男委員長代理、河北博文、神田秀樹、後藤晃、鈴木祥弘、田中一昭、野口敞也、牧野昭次郎、アンソニー・ミリントン、八代尚宏の各委員、永井信夫参与
(事務局)齋藤内閣審議官、瀧上行政管理局長、坂野総務庁長官官房審議官、田部規制改革委員会事務室長、高野主任調査員、熊埜御堂主任調査員

4 議事次第
(1)論点公開案(各論)について
(2)論点公開案(総論)について
(3)その他

5 議事概要

(1)論点公開(各論)の検討状況について、各分野別に、各担当主査(主査が欠席の場合、副主査乃至主担当調査員)から、前回(第5回委員会)の報告からの進展・変更点(環境及びITの両タスクフォース関連のテーマ候補等についての処理の方針を含む。)を中心に説明を行い、それに基づき委員間で意見交換を行った。

(各分野等の説明者)
 情報通信分野:鈴木良男委員、環境分野:河北委員、競争政策等分野:後藤委員、法務・金融分野:神田委員、運輸・エネルギー分野:鈴木良男委員、流通・農業分野:八代委員、医療・福祉分野:野口委員、雇用・労働分野:八代委員、基準認証等:鈴木祥弘委員、資格制度:田中委員、住宅・土地、公共事業分野:事務局、教育分野:事務局

<主な質疑応答>(○:委員、参与の意見、→:事務局からの説明等)

○この後、必要に応じて、今秋追加で論点公開を行うことは可能であるか。
 →規制改革の課題は、この論点公開に挙げたものに尽きるわけではない。委員会の判断により、必要に応じて追加で論点公開をすることもあり得るし、また仮に論点公開をしなくても、ヒアリング等を通じて課題を吸い上げることは常に行っているところであって、審議の結果、年末の見解において提言を行うという場合もあり得るものと考える。

○当委員会の本務は経済の活力を向上させることであると考えるが、さらにその上位概念として「人権」という切り口で議論することも必要なのではないか。例えば、米国が中国に対して物を言う時はこの切り口が多い。

○この論点公開に盛り込まれた情報量の多さは貴重である。できる限り多くの国民に見てもらいたいので、そのための手段として、論点公開の出版についても検討すべきではないか。
 →出版については、引き受け手がいるかどうかという問題があるが、検討をしてみたい。いずれにしても、今年度は、なるべく早くでホームページに掲載するよう努力したい。

○昨年の論点公開を見ても、当委員会の主張に対する各省庁の反論に対して、必要に応じて再反論を書いていく必要があるのではないか。

(2)論点公開(総論)の検討状況について、便宜起草作業の整理に当たった事務局から説明を行い、それに基づき委員間で意見交換を行った。

<主な質疑応答>(○:委員、参与の意見)

○本格的な規制緩和・規制改革の取組は平成7年以降のことであるとしても、それ以前にも規制緩和の前史があり、そうした点について誤解のないようにするべきではないか。

○和製英語のような語句については、注を入れるべきではないか。

○セーフティネットの話を入れるべきではないか。

○セーフティネットについては、各論の分野中で具体的に触れることになるので、それでよいのではないか。

○環境行政と競争原理の調和は、例えば、業界団体がリサイクル推進のため、空き缶を1本5円で回収すると取り決めた場合、独禁法上問題になる余地があるなど、やっかいな問題である。

○環境の価値を絶対視する立場もあるかもしれないが、環境問題についても、費用対効果の視点が必要ではないか。

(3)論点公開案の各論及び総論の審議を踏まえ、最後に、委員長から、論点公開は、次回の7月21日の委員会において概定することとしたいとの発言があった。

以上
(文責 規制改革委員会事務室)