新元号の選定について

令和元年5月23日

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 新しい元号は「令和」(れいわ、Reiwa)であります。

 これは、万葉集にある「初春しょしゅん令月れいげつにして かぜやわらぎ うめ鏡前きょうぜんひらき らんはいこうかおらす」との文言から引用したものであります。

 この「令和」には、人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ、という意味が込められております。

 5月1日に皇太子殿下が御即位され、その日以降、この新しい元号が用いられることとなります。

 

(平成31年4月1日内閣総理大臣記者会見より抜粋。全文はこちら

新元号選定の手続は、次のように行われました。(「元号選定手続について」(昭和54年10月23日閣議報告)別ウィンドウで開くに基づきます)

4月1日までの手続

 内閣総理大臣は、高い識見を有する方を選び、これらの方に次の元号とするのにふさわしい候補名(以下「候補名」という。)の考案を委嘱する。(3月14日に委嘱)


 内閣官房長官は、考案者から提出された候補名について、検討し、及び整理し、その結果を内閣総理大臣に報告する。
 

(参考)候補名の検討及び整理に当たっての留意事項

(1)国民の理想としてふさわしいようなよい意味を持つものであること
(2)漢字2字であること
(3)書きやすいこと
(4)読みやすいこと
(5)これまでに元号又はおくり名として用いられたものでないこと
(6)俗用されているものでないこと

 

 

4月1日の手続
9:32~  内閣官房長官は、各界の有識者の参集を得て、元号に関する懇談会を開催し、新元号の原案につき意見を求め、その結果を内閣総理大臣に報告するものとする。

○元号に関する懇談会
上田良一  日本放送協会会長
大久保好男 一般社団法人日本民間放送連盟会長
鎌田薫   日本私立大学団体連合会会長
榊原定征  一般社団法人日本経済団体連合会名誉会長
白石興二郎 一般社団法人日本新聞協会会長
寺田逸郎  前最高裁判所長官
林真理子  作家
宮崎緑   千葉商科大学国際教養学部長
山中伸弥  京都大学iPS細胞研究所所長
元号に関する懇談会 資料別ウィンドウで開く
元号に関する懇談会 議事概要別ウィンドウで開く
10:20~  内閣総理大臣は、新元号の原案について衆議院及び参議院の議長及び副議長に連絡し、意見を伺う。
   衆議院及び参議院の議長及び副議長意見伺い 議事概要別ウィンドウで開く
10:58~  全閣僚会議において、新元号の原案について協議する。
   全閣僚会議 資料別ウィンドウで開く
   全閣僚会議 議事概要別ウィンドウで開く
11:17~  閣議において、改元の政令を決定する。
11:40~  内閣官房長官会見(新元号の公表)
12:05~  内閣総理大臣会見(新元号の意義などに関する総理談話)

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