| 平成十二年五月十九日(金) 高度情報通信社会推進本部・ 有識者会議合同会議(第十一回) |
一 高度情報通信社会推進本部・有識者会議合同会議第十一回会合に当たって、一言ご挨拶申し上げます。本日は、有識者会議委員の皆様におかれましては、ご多忙中ご参集頂き、誠に有り難うございました。
二 情報通信技術革命は、我が国の経済、社会、文化に大きな影響を与えています。この情報通信技術革命を着実に推進していくことが、二十一世紀における我が国の繁栄を確実にするための一つの重要な鍵であると考えております。
三 私は、故小渕前総理が情熱を傾注しておられたミレニアム・プロジェクトをより一層進めたいと考えますが、その中の情報通信分野では教育の情報化、電子政府の実現、先端的な情報通信技術の開発等に優先的に取り組んでまいります。
四 一方、いわゆるハイテク犯罪や個人情報の漏洩といった情報通信技術の負の側面も顕在化してきております。更に、情報通信技術の急速な普及・活用により恩恵をこうむる人々が生じている反面、右の恩恵にあずかれない人々との間での格差の問題も指摘されています。政府としては、高度情報通信社会に対する国民の安心感、信頼感の醸成を図るため、迅速・的確な対応を進めて参ります。
五 なお、本年七月の九州・沖縄サミットにおいて、私は議長として、情報通信技術の急速な発展、いわばIT革命の進展に伴う諸課題に関しても、首脳レベルで大きく取り上げていくこととしています。その一環として当本部の本部長である私が、サミット前に内外の有識者と意見交換の機会をもちたいと考えております。
六 私としましては、情報通信技術の推進により、二十一世紀における日本の躍進を目指して、積極的に対応して参りたいと存じます。関係閣僚並びに有識者会議委員の皆様の引き続きのご協力を宜しくお願いいたします。