資料4
(5)高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部の役割等
世界規模で生じている情報通信技術(IT)による産業・社会構造の変革、即ちIT革命に取り組み、IT革命の恩恵をすべての国民が享受でき、かつ国際的に競争力ある「IT立国」の形成を目指した施策を総合的に推進するため、2000年7月に内閣に「情報通信技術(IT)戦略本部」が設置されるとともに、官民の力を集結して、戦略的かつ重点的に検討を行うため、20名の有識者から構成される「IT戦略会議」が設置された。
以来6回にわたってIT戦略会議・IT戦略本部合同会議が開催され、精力的な検討が行われた結果、2000年11月27日に開催された第6回合同会議において、IT戦略会議により「IT基本戦略」が取りまとめられた。
他方、世界的規模で生じているIT革命に我が国が的確に対応し、インターネット等を通じて自由かつ安全に多様な情報や知識を受発信することにより、創造的かつ活力ある発展が可能となる社会を形成することが喫緊の課題であるとの認識の下、2000年の第150回国会において「高度情報通信ネットワーク社会形成基本法」(IT基本法)が制定され、本年1月6日に施行された。
さらに、高度情報通信ネットワーク社会の形成に関する施策を迅速かつ重点的に推進するため、同法第25条に基づき、内閣に高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部(IT戦略本部)が設置されたところであり、2001年1月22日に開催された第1回戦略本部において、「IT基本戦略」に基づき、IT国家戦略として「e-Japan戦略」が決定された。
本重点計画は、以上のような取組を経て策定された「e-Japan戦略」を具体化し、高度情報通信ネットワーク社会の形成のために政府が迅速かつ重点的に実施すべき施策の全容を明らかにするものである。今後IT戦略本部を中心とした内閣のリーダーシップの下に本計画を確実に実施し、その達成状況を継続的に調査する共に、必要に応じて新たな施策を重点計画に加えることにより、世界最先端のIT社会への転換を迅速に推進する。