ア)ソフトウェア(人に優しく快適な情報化を実現するコア・ソフトウェア技術)
i)人に優しいマン・マシン・インターフェース、超並列・高速処理の実現等に資するコア・ソフトウェア技術
ii)コンテンツ市場創造形のソフトウェア・コンテンツ技術
イ)ハードウェア(高速・大容量のコンピュータの実現)
i)計算処理能力を飛躍的に向上させるデバイス技術
ii)大容量の記憶装置を実現する材料・加工技術
ア)地域情報通信ネットワーク基盤の公的整備推進
過疎地等の条件不利地域におけるインターネットの利用を促進するため、市町村の学校などの公共施設へのインターネット導入を推進する。また、地方公共団体等の公的主体の行う高速公共ネットワーク整備、CATVインターネット整備等を支援し、これを利用した地域住民のインターネットアクセスの円滑化を図る。
イ)民間事業者による情報通信基盤の整備に対する支援
過疎地等の条件不利地域において民間事業者が行う加入者系光ファイバ網、DSL等の高速加入者アクセス網の整備に対する支援を充実することにより、条件不利地域における情報通信インフラ整備を推進する。
ウ)情報通信技術を活用した公共サービスの充実
遠隔医療の実現のため、病院等をネットワークで結んで画像診断等を行う。また、医療情報の標準化を推進するとともに、電子カルテ情報等を安全に共有・保存・伝送するシステムの開発を行う。
地域における生涯学習機会の充実のため、全国の市町村の公民館、学校などにおいて、教育情報衛星通信ネットワークを通じて提供される大学講座等を受信するための設備の整備に対する支援を行う。
ア)情報提供のバリアフリー化
国がインターネットを通じて提供する情報が視覚障害者にも利用しやすいものとなるよう、官庁のホームページのバリアフリー化に取り組むほか、視覚障害者に配慮した官報のインターネット配信等を行う。
また、視聴覚障害者が健常者と同様に放送サービスを享受できるよう、視聴覚障害者向け放送ソフトの制作技術の研究開発を実施するほか、字幕番組、解説番組及び手話番組の制作費に対する助成を行う。
イ)公共空間のバリアフリー化
高齢者、障害者が利用しやすい案内標識等を交差点等に設置するとともに、携帯端末等を活用した歩行円滑化のためのシステムの開発・普及を推進する。また、高齢者・障害者が鉄道等の公共交通機関を容易に利用できるようにするための旅客サービス支援システムを開発する。
ウ)学校のバリアフリー化
すべての盲・ろう・養護学校等の授業において、コンピュータを活用できる環境を、子どもたちの障害の状態に十分配慮しつつ整備する。また、入院中の児童生徒等に対してインターネット等を通じて学習機会の提供を行えるよう研究開発を行うとともに、盲学校点字情報ネットワークシステムの充実を図る。
エ)高齢者・障害者のための情報通信関連機器・システムの開発等
高齢者や障害者が容易に利用できる情報通信関連機器・システム(パソコン等)の開発・普及等を促進する。また、高齢者や障害者が簡単にインターネット利用等をできるようにする技術等の研究開発や、高齢者、障害者にとってアクセシブルなホームページの点検システムを制作し、実証実験を行うなど、情報バリアフリー化を推進する。
ア)ITに関する職業能力の開発
i)IT職業能力習得機会の確保・提供
ITに係る公共職業訓練について、離職者・在職者を含めた幅広い労働者の訓練ニーズに応じた多様なコースの整備・拡充を図る。また、公共職業能力開発施設等で、夜間・土日も含め、パソコンを活用したITに係る職務上必要な実践的・応用的能力の習得を支援するとともに、自宅や事業所でのIT職業能力習得機会を提供するため、教育訓練ソフトを配信するシステムを開発する。
ii)IT化に対応した先導的な教育訓練コース・システムの開発
高度な情報通信技術者やITを活用した新たな事業展開に対応できる人材育成に資する先導的・体系的な教育訓練コースや、公共職業能力開発施設間を結ぶ仮想ネットワークによる実地体験型等の新たな訓練システムを開発する。
iii)IT分野の能力開発に係る情報提供・相談等
全都道府県に「地域IT化能力開発支援センター」を整備し、IT化に対応した職業能力開発施策の展開に係る連絡調整や労働者等に対する情報提供・相談等を行う。
iv)「中小企業IT化人材育成支援プログラム」の実施
中小企業におけるIT訓練の実施を促進・支援するため、地域の事業主団体と連携を図り、企業のIT教育訓練を推進する者の育成機会の提供等、各企業のIT訓練体制の整備を支援する。
イ)雇用機会の創出と円滑な労働移動の促進
IT関連分野等における雇用機会の創出を支援するための施策を講ずる。また、それらの分野への円滑な労働移動を促進するため、事業主による在職中からの計画的な再就職援助等を行うこととし、このため、関係法令の改正案を国会に提出するなど、所要の制度整備を行う。
ア)青少年の健全育成
個人の孤立化等に適切に対応するため、学校教育における情報教育の充実を図るほか、道徳教育や学校内外における体験活動の充実等を図る。また、青少年を取り巻く有害環境について関係団体が自主的な取り組みを行うよう促す。
イ)違法行為、違法・有害情報の流通への対応
ハイテク犯罪等の違法行為に対しては、既存の法令等を適用して厳正に対処するとともに、違法・有害情報を選別・格付けするための技術の開発や情報通信関係団体等における自主的なルールの策定を支援していく。