平成9年4月4日に策定された「公共工事コスト縮減対策に関する行動指針」(以下「行動指針」という。)においては、平成9年度から11年度までの3年間の取り組みにより、公共工事コストを少なくとも10%以上縮減することを目指すとともに、その実施状況を定期的にフォローアップしていくこととされている。
平成11年度は、3年間の取り組みの最終年度となっていることから、平成12年9月1日、公共工事コスト縮減対策関係閣僚会議を開催し、その実施状況をとりまとめた。
| 平成11年度縮減率 | 平成11年度縮減額 | 目標値 | |
| 直接的施策 | 7.6% | 6,080億円 | 6%以上 |
| 間接的施策 | 2.0% | 1,597億円 | 4%以上 |
| 合 計 | 9.6% | 7,677億円 | 10%以上 |
(参 考)
現下の厳しい財政事情の下、限られた財源を有効に活用し、効率的な公共事業の執行を通じて、社会資本整備を着実に進め、本格的な高齢化社会到来に備えるには、早急に有効な諸施策を実施し、公共工事コストの一層の縮減を推進していく必要がある、との認識の下、地方、民間の主体的取り組みを含めて、各省庁が一致協力して総合的にこの課題に取り組んでいく必要がある。
このため、政府は、平成9年1月に「公共工事コスト縮減対策関係閣僚会議」設置を閣議了解し、ついで同年4月に「公共工事コスト縮減対策に関する行動指針」を策定した。
<行動指針の特徴>
@ 公共工事の計画・設計段階から施工段階までの執行システムを総点検
A コスト縮減に当たって、社会資本が備えるべき機能・品質を確保しつつ進めること、下請企業等へしわ寄せを生起させてはならないことを明確化
B 平成9年度から11年度までの3年間に所要の施策を実施し、その効果により、公共工事のコストを、少なくとも10%以上縮減するという目標を明示