![]() 第147回国会で 施政方針演説を行う小渕総理。 |
小渕(おぶち)総理は、 平成12年1月20日に開会(かいかい)した第147回国会で、1月28日、施政(しせい)方針(ほうしん)演説(えんぜつ)を行った。毎年1月中に召集(しょうしゅう)されることになっている国会の常会(じょうかい。「通常国会」ともいう。)のはじめには、この施政方針演説が衆議院(しゅうぎいん)と参議院(さんぎいん)のそれぞれの本会議(ほんかいぎ)で行われることが例になっている。内閣総理大臣が、政治を行うに当たっての方針をまとめて演説するんだよ。国会の常会では、4月1日から始まる次の会計年度の国の予算やこれを実施するのに必要な法律案などが審議される。
今回、小渕総理は、演説の締(し)めくくりに、童話(どうわ)作家で詩人の宮沢賢治(みやざわ けんじ)の有名(ゆうめい)な童話「銀河鉄道(ぎんがてつどう)の夜(よる)」のなかから、
という一節(いっせつ)を引用(いんよう)した。施政方針演説のこの最後の部分は、新しい千年紀(せんねんき=ミレニアム(millennium)。西暦で、紀元元年を起点に千年ずつを一期として数える時代区分)を迎え時代が大きく変わろうとしている今、明日の日本の基礎を築くため、責任の重さをひしひしと感じながら頑張っている小渕総理から、21世紀を担(にな)う若い世代の君たちへ贈る言葉なんだよ。
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写真提供・総理官邸写真室 石井義治