KIDS ROOM
国際協力

国際協力ってどんなこと?

 人と人が仲良くなることや協力しあうことは大事なことだよね。同じように国と国が仲良くしたり、助け合ったりするのが国際協力なんだ。いまの日本は豊かな国になったけれど、たとえば世界の子どもたちの約3分の1は栄養不足に悩んでいるといわれている。きみたちと同じ年代で、学校に行けない子どもたちもたくさんいるんだ。日本はそうした国に、薬とかお金などの援助をしたり、食料や施設をつくるための技術を教えたりして、発展の手助けをしているんだ。じつは日本も第2次世界大戦で焼け野原になり、多くの国の協力によってここまで豊かになった。最近でも、阪神・淡路大震災では世界中からたくさんの援助が送られてきたんだよ。


世界最大の援助国

 開発途上国(かいはつとじょうこく)のために、国が行っている支援を「政府開発援助(せいふかいはつえんじょ)」=ODAというんだ。新聞やテレビでよく使われるので、きみたちも一度は読んだり聞いたりしたことがあるだろう。この政府開発援助には大きく分けて、お金や物などの経済的支援と国づくりや産業の育成、福祉の向上のための技術的支援の2種類がある。また、技術支援には優秀な専門家をその国に送って、現地の人と協力して開発を進める「派遣(はけん)」と、外国から日本に招いて技術を指導する「受け入れ」があるんだ。いま日本の政府開発援助はおよそ1兆456億円(1996年)にのぼり、世界最大の援助国になっているんだ。


海外で活躍する日本青年

 もしきみが「国際協力」は国と国の話だから自分たちと関係ないと考えていたら大まちがい。個人でも国際協力に参加できるんだ。たとえば、青年海外協力隊。日本の若者たちが開発途上国に住んで、農業や漁業、保健衛生、教育文化などの指導にあたっている。昭和40年の発足以来、これまでに66ヵ国、のべ17,000人以上の若者が出かけていき、途上国の国づくりに協力しているんだ。これを見ているきみたちのなかからも、将来、国際協力の場で活躍する人がたくさんでてきてほしいな。

国際協力
 

きみの机を開けてみてごらん!?

 きみが通っているのと同じ小学校のなかには、学校の記念行事のために積み立てていたお金やバザーなどで集まったお金を、開発途上国の校舎建設の費用に役立てたり、机のなかで使われなくて眠っている文房具類を送って、現地の小学生と交流を図っているところもあるんだよ。モノがあふれている日本では、かんたんに手に入る鉛筆やノートだって開発途上国の小学生には、なかなか高くて買えないんだ。一人ではたいしたことはできないけど、クラスや学校単位では、大きなまとまった力になるんだね。また、着なくなった洋服を送る活動をしている団体や使用済みのテレカ、古切手を集めて援助資金にしている団体もある。これならきっと、きみだって参加できるよね。


10月6日は「国際協力の日」

「国際協力」がきみたちにとっても身近な問題だということが、これで少しは理解してもらえた? ところで10月6日は「国際協力の日」ということを知っていたかな。昭和29(1954)年、戦後日本が初めて国際協力に取り組むことを決めた大事な日だ。この日を記念して、ちょうど10年前に「国際協力の日」として定められたんだ。


国際協力やODAについてもっとくわしく知りたい人は、
次のホームページにアクセスしてね。
外務省(http://www.mofa.go.jp/mofaj/index.html)
国際協力事業団(http://jica.ific.or.jp/Index-j.html)
国際交流プラザ(http://www.apic.or.jp/plaza/)

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