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平成14年11月4日午前、日・ASEAN(日本・東南アジア諸国連合)首脳会議が開催されました。この中で、日本とASEANがFTA(自由貿易協定)も視野に入れた包括的経済連携構想の枠組みを来年末までに作成し、10年以内のできるだけ早い時期に経済連携を実現させることで合意し、これを盛り込んだ共同宣言に署名しました。
また、小泉総理は、プノンペン市内のウナラオム寺院を訪れ、平成5年にUNTAC(国連カンボジア暫定統治機構)の国連ボランティアとして活動中に銃撃を受けて死亡した中田厚仁氏の慰霊碑に献花を行いました。
この日の午後には、日・カンボジア、日・タイ、日・ミャンマーの首脳会談が行われました。日・カンボジア首脳会談では、小泉総理はフン・セン首相に対し、経済支援の継続を表明するとともに、「国際社会の協力を得るためにも人材育成など国内の制度改革に取り組んで欲しい。」と述べました。
日・タイ首脳会談では、小泉総理がFTAの締結に向けた事務レベル協議を急ぐ考えを表明し、タクシン首相も賛同しました。
また、日・ミャンマー首脳会談で、小泉総理はタン・シュエ国家平和発展評議会議長に対し、「民主化努力で国づくりに成功したといえるよう願っている。」と述べ、一層の民主化努力を求めました。
その後、小泉総理は内外記者会見に臨みました。会見で小泉総理は、日朝国交正常化交渉を通じて、日本人拉致問題と核開発問題を最優先事項として取り組む姿勢を改めて強調しました。また、来年を「日本ASEAN交流年2003」として、経済活性化のため対話促進を図るとともに、来年12月には日本で日・ASEAN特別首脳会議を開催することなどを明らかにしました。
この日の夜、小泉総理は帰国の途につきました。
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