地球温暖化をくい止めるために

現在、地球の温暖化か急速に進行しています。このまま温暖化が進んでいくと、100年後には気温が2度上昇し、

12月に開催される「地球温暖化防止京都会議」は、世界百数十ヶ国が集まり、こうした事態の進行に歯止めをかけようとするものです。

日本の提案
 我が国は、京都会議で世界各国の意見をまとめるため、10月6日、「2008年から2012年の温室効果ガス排出量の平均を1990年の排出量に比べ5%削減することを基準に、各国が削減率を決定する」ことを、次の3つの条件を付して提案しました。

3つの条件

日本提案のポイント

世界の意見をまとめ、温暖化対策を進めるため、5%の削減率を提案します。

 削減の目標は、地球温暖化防止のために意味があり、その達成が現実的に見込まれるもので、また、各国の間で衡平であるということが、国際的に合意された三原則です。そして、意見の分かれているアメリカ、欧州諸国などの国々が、歩み寄れるものでなければなりません。−方、地球のためには、削減目標は厳しいほど良いわけですが、現実的でない目標を作れば、かえって各国の努力に水を差すことになります。5%を基準にした削減目標は、長期的に地球温暖化防止を進めていくための第一歩となるものであり、国際交渉の基礎となる数字です。

これまでの対策努力が反映されるよう、国ごとに異なった目標を提案します。

 温室効果ガスの削減のし易さは、国の事情によって大きく異なります。例えば、これまで既に省エネルギーが進んでいる国では、一層の削減には高い費用がかかります。世界全体として最も効率的に大幅な削減を行うには、このような事情を汲んで、国ごとに異なった目標を設定するのが現実的です。

できるだけ高い目標を立て、努力を促すために、
目標に達しない一定の場合には柔軟に取扱います。

 2012年までの間には、技術革新、エネルギー事情、産業構造の変化などに、現在予見し難い部分がありますが、今回の提案は、こうした要素も大胆に見込んでできるだけ高い目標を掲げようというものです。この部分については、最大限努力した上であれば、結果として目標に達しないからといって直ちには国際約束違反の措置をとらないこととします。



戻る | 次へ