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資料5

第1分科会(人間性)の議論の概要

平成12年7月11日



【現状認識】
 青少年の凶悪犯罪、いじめ、学力低下など日本の教育は危篤状態。ひ弱で欲望を抑えられない子どもが登場。子どもの模範となるべき大人の幼児化。
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【背景・原因】
 物質的豊かさを達成した中で、家庭・地域の教育力が低下。また、社会の利便性の増大により依存心が強まり、人間の自律を目指す教育の足枷に。子どもの問題は大人自身の問題。有害情報の氾濫。人格教育や宗教教育の軽視。
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【教育改革とは何か】
 教育改革とは究極的には自己の意識改革。
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【戦後教育改革の評価】
 自由・平等の観念のはき違え
 国家や郷土、文化、伝統の軽視教育)
≪臨教審以降の教育改革の評価≫
 成果は不十分(特に初等中等教育、家庭

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【方向転換が必要】
 ・はき違えられた個人主義の中で、子どもが甘やかされ、社会的自立ができないようになっている。豊かな社会における教育の在り方を考えるべき。
 ・子どもを理想型で捉えず、善悪ある複雑な存在として捉えることが必要。
 ・学校と家庭の果たすべき役割を明らかにし、責任の所在を明確化することが必要。
 ・子どもの躾は親がするが、親・大人の躾は誰がするか考える。
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【改革の方向性と具体的方策の例】
生涯徳育の重視

○社会性の重視
 ・共同生活による肉体労働・奉仕活動の義務化(まず小・中2週間、高校1〜2月とし、将来的には満18歳のすべての国民に1〜2年の奉仕期間を設定)。
 ・子どもの職場体験等の体験学習の充実。

○道徳教育の重視
 ・人格教育(倫理教育、情操教育)を重視し、体育活動、文化活動を教育の三本目の柱にする。
 ・死とは何か、生とは何かをしっかりと教える。
 ・授業において古典、歴史を重視。
 ・言葉の教育の重視。読むこと、書くこと、そして特に話すことの重視。
 ・小学校に「道徳」、中学校に「人間科」、高校「人生科」を設け、専門の教師や人生経験豊かな社会人が教えるようにする。

○規律の重視
 ・学校における強制と自由のバランスの回復、信頼される教師づくり。
 ・問題を起こす子どもの強制的転校と受け皿整備。

○家庭・地域の教育力の回復
 ・徳育振興基本計画の策定。
 ・人生最初の教師として親の自覚と教育。
 ・マスコミとも協力した国民的運動の推進(しつけ3原則の提唱、子どもをほめよう叱ろう運動、「心の庭づくり」運動など家庭教育の基礎基本の徹底、国、地方公共団体によるスローガン作り、教育の日の制定)。
 ・教育休暇による父親の教育への参加。
 ・有害情報規制。

 

教育基本法について

 ※分科会報告とりまとめに際しての留意点
 報告書の内容は簡潔なものとし、国民へ呼びかけるようなものとする。