教育改革国民会議

教育改革国民会議
第2分科会の審議の報告


第2分科会委員 石原 多賀子(金沢市教育長)
 上島 一泰(社団法人日本青年会議所会頭)
 大宅 映子(ジャーナリスト)
(主査)金子 郁容(慶應義塾幼稚舎長)
 河合 隼雄(国際日本文化研究センター所長)
(副主査)田村 哲夫(学校法人渋谷教育学園理事長)
 藤田 英典(東京大学教育学部長)

平成12年7月26日


教育改革国民会議第2分科会の審議の報告

<<第2分科会の基本方針>>

 第2分科会は、学校教育の改善と改革について、2000年5月19日から7月17日まで、計7回の審議を行った。時間が限られていることもあり、義務教育段階に集中して議論した。議論の進め方やメッセージの出し方については、(i) 観念論でなく方法論を、(ii) 提案型に、(iii) 具体性のある提案、を基本方針とする。また、必ずしも全会一致したものだけに限らず、一部の委員が賛同しないものも、その旨、記して発表することとする。

<<第2分科会からのメッセージ>>

コミュニティで育つ、コミュニティを育てる学校づくり
----新しい時代に、新しい学校を----


 

◇◇全国の学校の改善提案----学校のバージョンアップ


 

◇◇新しいタイプの学校の提案


◇◇現状認識

◇◇全国の学校の改善提案──学校のバージョンアップ

----教員

 学校教育で最も重要なのは、一人一人の教員である。学校改革には一人一人の意識と行動の自己変革が不可欠である。いわば、教員のバージョンアップが必要である。

○教員の評価とフィードバックを・・・意欲や熱意や努力が報われ反映される体制を

○教員の適性に合わせた校内役割と転職を含めたキャリアパスを用意する


 

----学校

○学校の情報を積極的に公開する

○学校は、評価を踏まえ、自ら変わる努力を

○学校は、保護者・地域の参加を進め、日常的な意見にすばやく応じる

○学校運営にマネジメントの発想を。校長の裁量権を増やし、若手校長の抜擢を


 

----学級編成や授業方法

○学級編成や授業方法については、学校と校長の独自性を生かして柔軟に実施する

○IT教育と英語教育は「本物・実物」に触れさせながら促進する


 

◇◇新しいタイプの学校の提案

○私立学校を設置しやすいように基準を明確化し、施設・設備の取得条件を弾力化する

○研究開発学校を拡充して地域単位の新しい試みを促進する

○新しいタイプの公立学校(”コミュニティ・スクール”)の可能性を検討する

○オープンな場でさらなる議論を

文責:金子郁容、2000年7月26日