配付資料一覧
資料3
第3分科会において検討された事項
平成12年6月23日
1.独創的、創造的な活動ができる人材の育成
- (1)基本的な考え方
- @独創性・創造性とは
- 難しい問題、新しい問題に直面したときに自ら考えてそれを突破できる能力
- 創造性・独創性は知識の裏づけがあって生まれてくるもの
- A独創性・創造性の育成
- 独創性は簡単に作れるものではなく、自分のレベルを高めようとする向上心を持ち続けることが必要
- 日本人は、そもそも具体的思考に向いているが抽象的思考には向いていないという指摘がある
- 日本は社会化教育はうまくいっているが、中学以降では個性化教育が必要
- 創造性を育てるためには、個を確立することが必要
- 創造力は想像力と密接に結びついている
- 様々なものに対する興味、好奇心を引き出すことが重要
- 考える力を身につけさせるべき
- 知識だけではなく学校外も含めた経験が重要
- 企業・大学・研究機関側が、創造性を発揮できる場を与えていないということはないのか
- Bその他
- 企業自身も変わってきており、今後文系の大学院卒もだんだん増えてくると思われる
- 現状では、企業は文系の学生が大学・大学院で何を学ぶかということにはあまり期待していない
- 人材について、企業と大学との情報交換が不十分
- (2)具体的施策
- @大学入学制度の見直し
- 飛び入学制度の導入
- 記憶力に重点を置きすぎている入試制度の抜本的改善が必要
- A初等中等教育の見直し
- 少人数教育を実施して、考えるということを十分に訓練するべき
- 授業が理解できるよう少人数クラスを実現するべき
- 義務教育の時点においても、中学校の選択制など多様なパスを設けることが必要
- B企業の採用活動の見直し
- 企業の採用活動が変化してきていることを周知するべき
2.高い専門性を持った社会の各分野におけるリーダーたりうる人材の育成
- (1)基本的な考え方
-
- リーダーの育成は、社会により高いレベルの専門実務を知った人材を出すことが目的
- リーダーを育成するのは学部ではなく大学院レベルで取り組むべき
- 学生が勉強するような仕組みを整えるべき
- 文系の大学生と理系の大学生は分けて議論をするべき
- (2)具体的施策
- @大学院の改革
- 大学院は修士2年、ドクター3年は改めるべき。大学院に入ったら最初からドクターコースはドクター、修士コースは修士、ドクターがだめならマスター取って出るとすべき
- 4年制を基本にしつつも、3年でマスターへ進学する者を増やす。
- 現在の(学部4年+修士2年)の制度を、(教養教育3年+専門教育3年)に編成
- 大学院の入学者選抜のオープン化
- 文系についてもマスターの取得を原則とし、アメリカのMBAのようにスピーチの仕方やプレゼンテーションなど実践的なものを取り入れる
- 理系については、企業とのプロジェクトを進めるなど実践的なものとする
- RA(リサーチング・アシスタント)制度の充実
- A学部における教養教育の充実
- ダブル専攻制度の導入
- 専門に密接に関係した教養教育の実施
- 大学9月入学制度の導入
- 大学教育を、教養2年、専門3年とする
- B学生が勉強する仕組み
- 大学卒業にあたりランク付けを含めた達成度試験の実施
- GPA(Grade Point Average)制度の導入
- 入学試験よりも卒業試験でしっかりと学力レベルを評価すべき
- 考え、調べて、書かせるという要素を大学では増やすべき
- C大学入学制度の見直し
- 全国統一試験の成績と大学ごとの面接・調査書等による入試
- 暫定入学(チャレンジ入学)制度の導入
- D企業の採用活動の見直し
- 大学卒業試験の成績を踏まえた採用などの企業の採用活動の見直し
- 企業の採用活動を9月に実施
- Eその他
- 大学入学前の教養教育の充実
- 高校での科目ごとの達成度システムの導入
- 国際性の育成