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小泉内閣メールマガジン 第126号 ========================== 2004/01/29

★☆ おんらいん読者感想 ☆★
  ※メールマガジンの登録者が対象です(2月1日まで)
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□ 目次

[らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
● 食育の大切さ

[大臣のほんねとーく]
● 羽田から世界へ(第1回)(国土交通大臣 石原伸晃)

[特別寄稿]
● 審議会の構造改革
  (マッキンゼー・シニアエクスパート、金融審議会委員、金融庁タスク
  フォースメンバー 川本裕子)

[小泉内閣の動き]
● 司法制度改革推進本部顧問会議(04/01/27)
● 日本プロスポーツ大賞授賞式(04/01/27)
● 小泉総理ラジオで語る 第12回 イラク復興のために(04/01/24)

[キーワード解説]
● 日本のイラク人道復興支援(生活基盤整備)

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[らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
小泉総理大臣プロフィール
● 食育の大切さ

 小泉純一郎です。

 このところ、米国のBSEや鳥インフルエンザなど私たちの食生活の安全
について心配なできごとが起こっています。

 食べ物というのは、私たちの心やからだの健康をささえていくために、と
ても大切なものです。教育について、知育、徳育、体育ということはよく皆
さん分かっていると思いますが、私は、「食育」も進めていかなければなら
ないと思っています。

 私たちの健康にとって大切なことは、休養と正しい食生活、そして適度の
運動。食生活の重要性を皆さんも十分考えていただきたいと思います。

 米国のBSEの問題については、外国産の牛肉であっても、国産の牛肉と
同じように安全・安心を確保することが必要だと思います。

 最近発生している鳥インフルエンザについては、発生した国からの鳥肉の
輸入を迅速に停止し、人への感染防止やニワトリへの被害の拡大防止に全力
を挙げています。

 26日、石破防衛庁長官が陸上自衛隊、海上自衛隊に対するイラクへの派
遣命令をだしました。自衛隊の諸君が日ごろ積み上げてきた訓練や能力を発
揮して、地元のイラクの住民に歓迎され、感謝されるような活動をして、必
ずや無事に任務を果たしてくれるものと期待しています。

 27日、官邸でヤンキースの松井秀喜選手とお会いしました。松井選手の
活躍はテレビでよく見ていましたが、お会いしてみると予想以上に立派な体
格の感じのよい好青年。

 愛用のバットとニューヨーク・ヤンキースのスタジアムジャンパーのプレ
ゼントを受けました。重めのバットなのにグリップが思ったより細くて、こ
れを握ってホームランを打つのはすごいパワーだとびっくりしました。

 日本の一流選手がアメリカで活躍する姿をみるのはワクワクします。これ
からもアメリカで一流選手としてがんばっていただきたいなと思っています。

 私もたまには公邸でキャッチボールなどして内外の難局をのり切る体力を
養っていきたいと思います。

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[大臣のほんねとーく]
石原国土交通大臣プロフィール
● 羽田から世界へ(第1回)(国土交通大臣 石原伸晃)

 昨年、羽田空港と韓国の金浦(キンポ)空港を結ぶ国際チャーター便の第
一便で、韓国に行ってきました。これまでも夜間や早朝の韓国便はありまし
たが、羽田と成田の役割を今後どう分担していくかという問題もあり、利用
しやすい時間帯の便はありませんでした。

 実は、韓国でも、羽田にあたる金浦空港と、成田にあたる仁川(インチョ
ン)空港とが、同じ問題を抱えていて、それが問題を複雑化していたのです。
しかし、小泉総理と韓国の盧武鉉(ノムヒョン)大統領とのトップ会談で日
韓定期便の就航が合意されたのを受け、今回やっと実現したのです。

 自宅を出てからソウルまでは、わずか4時間あまり。翌日は、韓国の閣僚
との会談の後、帰国して3つの会議をこなしました。韓国もこれで完全に日
帰り圏内です。せっかく、韓国まで行ったんだから、もっとのんびりしたか
ったのはやまやまですが、これも時代の流れなのでしょう。

 韓国にとどまらず、東アジアの国々は日本からの一日生活圏に入りつつあ
ります。そのために欠かせないのが、羽田の国際化です。昨年末、私は知事
さんや市長さんと直接交渉を重ね、東京都と神奈川県、横浜市、川崎市の四
つの自治体が、国に対し合計1300億円の無利子貸付を行うことで合意で
きました。合意を受け、昨年末には羽田空港再拡張のための費用を予算化、
今年はそのための法律案を国会で審議して頂きます。

 羽田が再拡張されれば、3万回以上の国際定期便が就航可能で、一日約8
0回の発着ができ、年間700万人が利用できます。羽田空港全体の利用者
も平成24年には7300万人に達すると予想されます。経済効果はなんと
2兆円、雇用増は18万人。我が国経済の再活性化のための期待がかかりま
す。

 2008年には、北京オリンピックが開かれます。世界中の国々から、ま
たわが国からも、多くの観光客が中国を訪れることでしょう。そのような大
きなビジネスチャンスの時にこそ、成田と羽田の両空港がアジアの拠点空港
として、大きな役目を果たさなければなりません。

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[特別寄稿]
川本裕子氏プロフィール
● 審議会の構造改革
  (マッキンゼー・シニアエクスパート、金融審議会委員、金融庁タスク
  フォースメンバー 川本裕子)

 政府の審議会に参加させて頂く機会があります。そもそも審議会とは何の
ためにあるのでしょうか。政府の方に聞けば、「そこは色々と専門家の先生
方のご意見をお伺いして政策の参考にさせていただきたい」というような優
等生的回答が返ってきます。一方でマスコミ筋では「そうはいっても官僚の
根回しや『ご説明』で政府に都合のいい結論になるのが普通」といった解説
も聞かれます。

 私の経験でも、審議会では色々な意見や情報がマルチに飛び交うのが現実
です。事務局である政府からの情報なしでは議論できませんが、私は専門家
として「澄んだ目」で結論を出すことがあくまで大事だと思って参加してい
ます。従来型の政策を根本から見直す構造改革の潮流の中で、審議会で過去
のしがらみにとらわれずに議論することに期待も集まります。

 ただ、専門家として中立的・客観的な意見を政府に提出するという本来の
役割は見失ってはならないと思います。政府と審議会は別の人格であって、
審議会の意見を実行するかどうかはあくまで政府が自分の責任で判断すべき
です。玉虫色でもいいからまとめないと政府が実行できない、という議論に
巻き込まれ始めると、審議会自体何を議論しているのかわからなくなってし
まいます。

 民間部門と比べて、会議運営の効率性が十分配慮されていない印象もあり
ます。特に、答申案の全文を事務局の方が読み上げられた時は、いきなり小
学校の朗読の時間が始まったのかとびっくりしました。委員は答申を策定す
る作業に参加していたり、前もって答申案を見ている場合が多いと思います。
みなさんの時間を無駄にしないためにも止めた方がいいでしょう。それから、
学者でもない委員を「先生」と呼ぶのもちょっと変ですね。

 われわれ日本人はまだ、会議を合理的・効率的に進めるワザは遅れている
ようです。系統的に学校でも教わっていません。そのためか、会議の基本で
ある議事進行のルールが明確でない場合もあります。私の参加したある委員
会でも、委員が指名もなく自分の意見を好きな時間だけ述べるという運営に
なり、審議の効率性が著しく低下して困ったという経験もありました。その
委員会では1年以上経ってからやっと、発言の際には議長の許可を得るとい
うルールが確立し、時間の無駄がなくなりました。

 審議会については、女性委員の比率が問題にされますが、若い世代の声を
代表する委員が少ないことも本質的問題だと思います。社会保障制度にせよ、
税制にせよ、高齢化社会をこれから支える世代の声を十分吸収していくこと
が、小泉内閣の方針にも合い、社会的にも納得ある提言を出す上で必要では
ないでしょうか。

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[小泉内閣の動き]

● 司法制度改革推進本部顧問会議(04/01/27)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2004/01/27sihou.html
 国民が全国どこでも司法サービスが受けられる「司法ネット」の整備など、
第159回国会に提出を予定している法案について協議

● 日本プロスポーツ大賞授賞式(04/01/27)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2004/01/27sports.html
 昨年、我が国のプロスポーツに最も貢献したと認められたニューヨーク・
ヤンキースの松井秀喜選手に小泉総理が内閣総理大臣杯を授与

● 小泉総理ラジオで語る 第12回 イラク復興のために(04/01/24)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiradio/2004/0124.html

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[キーワード解説]

● 日本のイラク人道復興支援(生活基盤整備)

 今週は、イラクの生活基盤整備のための支援活動の具体的な内容について
お伝えします。

 イラクの水道施設は老朽化が進んでおり、手入れも行き届いていませんで
した。稼動しているのは60%未満に過ぎません。また、下水処理施設も十
分には機能していない状況です。

 昨年3月、アメリカをはじめとする国々によるイラクに対する武力行使の
直後に、国連から、イラクにおける人道支援活動の必要性を訴える「国連緊
急統一アピール」が出されました。日本はこれに応え、国連児童基金(UN
ICEF)や赤十字国際委員会(ICRC)を通じて、イラクの水・衛生の
改善や水道施設復旧などのための資金援助を行ってきました。

 また、電力は、1990年には9,295MW(メガワット)の供給能力
がありましたが、2003年には3,300MWに落ち込み、深刻な電力不
足となっています。この結果、水道施設が正常に稼動せず、水の供給不足の
原因ともなっています。

 日本は、フセイン政権崩壊後、国連開発計画(UNDP)を通じて、中央
配電所の施設の復旧及び資機材の供与のために約555万ドルを拠出し、ま
た、イラク南部最大の都市バスラにあるハルサ火力発電所の施設の復旧及び
バスラ地域の送配電網の修復のために約800万ドルを拠出しました。

 そして、今回、現地での直接的な支援活動として、自衛隊がイラク南部の
都市サマーワに赴き、当面の課題である清潔な飲料水や生活用水の補給のた
め、浄水・給水活動に当たります。自衛隊は、大腸菌やウイルス、生物・化
学兵器で汚染された水も飲料水に浄化できる新型浄水車により、河川などの
水を浄化し、住民に配給します。

 次回は、医療や教育の分野における支援についてお伝えします。

※ 上記データは2003年6月の国連統一アピール、同年10月の国連及
 び世銀によるニーズ・アセスメントを参考にしました。

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[編集後記]

 (博)「最近、国民年金の保険料滞納が問題になっているようだけど、保
    険料を払わなくても少しくらい年金はもらえるの?」
(担当者)「いいえ。保険料を全く支払わない人には、年金は一円も支給され
    ません。」
 (博)「そう。国もそこまで優しくないんだね。・・・・・・・。」

  公的年金加入者7,017万人に対して保険料未納者は327万人もいます。「支
払った保険料分も返ってこないのだから払っても損をするだけだ」と考えて
保険料を納めない方がいるとすれば、大きな誤りです。国民年金には、個人
が支払う保険料に加えて国庫負担(三分の一)がありますが、昨年末に、こ
の負担割合を平成21年度までに二分の一に引き上げることが合意され、国
会に法律案が提出されます。また、物価変動に応じて年金額が変化するので、
将来インフレになっても安心です。民間ではこのような年金は作れません。
 公的年金は、若い世代が保険料を払い、年金を受け取る世代を支える「世
代間扶養」が基本ですが、「損か得か」という点からも、保険料を払う方が
間違いなく「得」であることをご理解頂きたいと思います。(博)
細田内閣官房副長官プロフィール細田内閣官房副長官

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総編集長:内閣総理大臣 小泉純一郎
編集長:内閣官房副長官 細田博之
発行:内閣官房内閣広報室(〒100-8968 東京都千代田区永田町1-6-1)