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小泉内閣メールマガジン 第132号 ========================== 2004/03/11

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□ 目次

[らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
● タマゴのはなし

[大臣のほんねとーく]
● 地上に太陽を!(文部科学大臣 河村建夫)
● 「力の空白論」を超えて(防衛庁長官 石破茂)

[特別寄稿]
● 「ウェルカム、ヤバーニ」
  (イラク復興業務支援隊長、1等陸佐 佐藤正久)

[小泉内閣の動き]
● 日・スウェーデン首脳会談(04/03/08)

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[らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
小泉総理大臣プロフィール
● タマゴのはなし

 小泉純一郎です。

 鳥インフルエンザについては、地元と協力して、政府をあげて対策を進め
ています。みなさんの不安を少しでも早く解消できるようにしていきたいと
思います。

 先週、小さなかごに入れられて、一生土の上を歩くこともなく、太陽の光
を浴びることもなく、タマゴを産み続けるにわとりのタマゴと、放し飼いの
にわとりのタマゴが同じように扱われていることに対する私の疑問について、
たくさんの読者からメールをいただきました。

 「『卵を産む機械』のような養鶏のあり方の話に同感です。」、「ちょっ
と値段が高いですが地鶏のタマゴを使っています。」などの意見がたくさん
寄せられました。

 「低コストで高品質の鶏卵を生産する方法がすべて間違いとは考えていま
せん。」、「物凄いリスクを抱えて国民の台所を預かっている養鶏業者に失
礼な話です。」という意見も寄せられました。

 私が小さかったころ、タマゴは病気になったときでなければ食べることが
できないくらいの貴重品でした。

 あれから何十年も経ちましたが、この50年間、タマゴの値段は、昔も今
も10個200円ぐらいで変わりません。いわば物価の優等生です。
 
 そのかげには、安価なタマゴをたくさん供給するために努力してきた養鶏
業者の方々の苦労があったと思います。

 いまや、世の中は豊かになって、なんでも安ければよいという時代ではな
くなりました。コンビニのおにぎりも、少しぐらい高くてもおいしいおにぎ
りの方がよく売れるという話を耳にします。

 タマゴも、スーパーではひとつ500円もするタマゴが売られているとい
う話をきいて、びっくりします。

 手間がかかって少し高いけれども、太陽の下で育った健康なニワトリのタ
マゴが欲しいという消費者もいれば、安全で安価なタマゴが欲しいという消
費者もいます。養鶏業者の方々には、こういうさまざまな消費者の要望をみ
たすように、いろいろな種類のタマゴを提供する工夫をしていただければと
思っています。

 このメルマガも、今週で132号。「今週は何を書こうか」と苦心しなが
らここまでこれたのも、毎週たくさんの皆さんが読んでくださっているおか
げです。読者のみなさんから寄せられるご意見を拝見するのも楽しみです。

 親しみやすいメルマガにするために、メルマガ・リニューアルの準備を進
めてきましたが、まず第一弾として、メルマガの英語版を発刊して、内外の
方々に広く読んでいただけるようにいたします。外国の方だけでなく、英語
を勉強している大学生や高校生の方々にも読んでいただけたらいいなぁと思
っています。

 今週は、サマーワで活躍している陸上自衛隊の佐藤一佐にイラク便りを書
いてもらいました。

 来月からは、読者のみなさんから寄せられた質問に答える「らいおんイン
タビュー」も始めます。

 先週、国会内のおそばやさんで昼食をとった後、いい天気にさそわれて議
事堂の前を歩いてみました。梅と桃、それに早咲きの桜の三種類の花が同時
に咲いていました。もうすぐ春だなと実感しました。小泉内閣のすすめる改
革も、花を咲かせて、大きな木に育つように、これからも頑張ってまいりま
す。

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[大臣のほんねとーく]
河村文部科学大臣プロフィール
● 地上に太陽を!(文部科学大臣 河村建夫)

 暦も3月に入り、暖かな日差しが降り注ぐ春もすぐそこまで来ています。
この日差しを私たちに恵んでくれる太陽は、実は「核融合」という反応によ
り、その輝きを放っていることを皆さんはご存じでしょうか?

 この核融合反応からエネルギーを得る、いわば「地上に太陽をつくる」研
究プロジェクトが「国際熱核融合実験炉(ITER=イーター)計画」です。
核融合は、燃料となる重水素が海水からほぼ無限に取り出せることなどから
究極のエネルギー源として期待されていて、その研究は世界中で進められて
います。我が国も世界最大級の実験装置を持ち、世界最高の温度(5.2億
度)を達成するなど、トップランナーとして世界の研究をリードしてきまし
た。

 このエネルギーを人類のものとするには、より大規模な実験炉で研究開発
を進める必要があります。このため、ITER計画では、我が国をはじめ中
国、EU、韓国、ロシア、米国の国際協力によって、今後10年間で核融合
実験炉を作り、その後20年間かけて研究を進めることとしています。

 ITER計画の目下の課題は、実験炉をどこに作るかということです。現
在、我が国の青森県六ヶ所村とフランスのカダラッシュが候補地として競っ
ており、建設地の決定に向けて大きな山場を迎えています。実験炉が日本に
建設されれば、核融合の実現に必要な技術を手に入れることができるばかり
か、かつてない大規模な国際協力プロジェクトを日本で行うことによる様々
な効果を期待することができます。

 我が国へのITER誘致に向けて、小泉総理を先頭にして関係府省が一体
となり、産業界や学会などとも連携し、あらゆる機会に関係各国に働きかけ
ています。私自身も韓国、ロシア、中国を訪問して直接担当閣僚に説明する
など、その実現に全力で臨んでいますので、皆さんも是非ご支援をお願いし
ます。地上の太陽を、この日本から昇らせることを目指して。


石破防衛庁長官プロフィール
● 「力の空白論」を超えて(防衛庁長官 石破茂)

 私が高校生の頃だからもうかれこれ30年ほど昔のことになるが、先般逝
去された山中貞則先生が防衛庁長官ご在任中、何かの折に「わが自衛艦隊は
プラモデルだ」と発言されたことがあった。当時私はこの言葉の意味が理解
できず、非常に不思議な思いがしたことを今でも良く覚えている。その真意
をお伺いする機会もないまま先生は逝去されてしまったが、小泉総理が先生
御逝去の折に出された談話の中に「先生は物事の本質をズバリと言い当てる
方であった」とあったように、ある意味で当時の防衛力の本質的な一面を言
い当てた表現ではなかったかと、今にして私は思うのである。

 最近「存在する自衛隊から機能する自衛隊へ」というフレーズが多用され、
「それでは今まで機能していなかったのか」と問われそうであるけれども、
現在の防衛力整備構想の背景をなす「力の空白論」と、この山中発言とは、
その根底においてつながっていたのではあるまいか。

 いわゆる「力の空白論」とは、冷戦期において東西両陣営の力が均衡する
中にあって、日本のみが「力の空白」となって不安定要因となることがない
ように、との構想であった。従って具体的な「脅威」を想定することなく「
独立国として備えておくべき一通りの防衛力を整備する」という極めてユニ
ークな防衛構想だったのである。もちろんそこにはそれなりの合理性が存在
し、さればこそ今日までわが国の独立と平和は保たれてきたのであるけれど
も、ポスト冷戦、さらにはポスト9.11という、冷戦期とは全く異なる安
全保障環境が現出した今日、新しい防衛構想を構築することは、国の独立と
平和に責任を有する政府として国民に対する当然の義務である。

 このような考えの下、昨年12月には平成16年中に新たな防衛計画の大
綱および中期防衛力整備計画を策定することが閣議決定されたのである。そ
の具体的な議論については次回以降ご紹介したいと考えているが、決して侵
略国家とならないわが国の姿勢をさらに鮮明にしつつ、日本国ならびに国際
社会に対する責任を果たしていきたいと願うものである。

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[特別寄稿]

● 「ウェルカム、ヤバーニ」
  (イラク復興業務支援隊長、1等陸佐 佐藤正久)

 サマーワの地に来て1カ月を過ぎました。私以下、隊員はみんな元気に活
動しております。

 1カ月前、クウェートから車両隊列を組み、ラクダや羊の群を時折見かけ
るだけの一面の砂漠をサマーワに向かいました。

  イラクの子供たちは、日の丸をつけた自衛隊の車両に気づくと、遠くから
一斉に走って来て手を振ります。「ヤバーニ、ヤバーニ」と、明るい笑顔で
精一杯手を振ります。大人もそうです。すれ違う車や、歩道から大きな声を
出して、「ウェルカム、ヤバーニ。ウェルカム、ヤバーニ」と言っています。
人前で自己表現しないと思っていた黒装束のアラブの女性にも、手を振って
くれる人がいるのには驚きました。

  サマーワでは、県知事主催のセレモニー、部族長との夕食会等、数々の歓
迎行事で、自衛隊の到着を喜んでくれました。

  このように、精一杯の歓迎の意を示してくれるサマーワの人々ですが、そ
の生活は必ずしも豊かなものではありません。駆け足で来て手を振る子供た
ちの大半は、靴を履いていません。校舎や机はガタガタで、鉛筆やノートも
満足にありません。浄水場の老朽化が激しいために、断水している家庭が多
数あります。河の水や、瓶に貯めた水の上澄みを飲んでいます。一部に復興
の鎚音は感じられますが、失業者が多数いる状況です。

  反体制的であるということで前政権に破壊された村も見に行きました。村
は廃墟となっていました。そうした中でも、人々はたくましく生きていまし
た。そのうちの一軒でお茶をご馳走になりました。女の子が寄ってきて造花
をくれました。砂漠であるイラクでは造花は貴重な贈り物です。埃まみれで
したが、美しい花でした。

 私は隊長として、この子供達の未来のために精一杯人道復興支援業務に取
り組まなければいけないのだと感じています。私は、日本国民の善意の代理
者、実行者として、イラクの地にいることを改めて肝に銘じているところで
す。

※ サマーワの様子
 http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2004/0311ir.html

※ 陸上自衛隊ホームページ(イラク復興支援関連)
 http://www.jda.go.jp/jgsdf/iraq_index.html

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[小泉内閣の動き]

● 日・スウェーデン首脳会談(04/03/08)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2004/03/08sweden.html
 パーション首相との会談で、イラク人道復興支援には国際社会の協力が重
要との認識で一致、二国間の政治的・経済的関係の強化などについても協議

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[編集後記]

 復興支援活動が進むサマーワから、佐藤隊長に寄稿してもらいました。習
慣も文化も気候も全く異なる土地での活動は想像以上に困難なものでしょう。
イラク国民のために、イラクの人々と一緒になって復興に貢献している隊員
の皆さんを誇りに思います。これからも、現地からの便りが届き次第、随時
掲載していきますのでご期待ください。
 鳥インフルエンザについて、不安のご意見を多数いただきました。今、懸
命にまん延防止に取り組んでいます。9日、政府としてこの問題への国民の
ご理解とご協力を呼びかけました。詳細は下記ページをご覧ください。
 3月25日号から英語版メルマガを開始します。小泉総理の考えや内閣の
政策を海外に向けて発信しようとするものです。今日から読者登録を受け付
けます。皆さんも奮ってご登録ください。(博)

※ 国民の皆様へ(鳥インフルエンザについて)
 http://www.kantei.go.jp/jp/osirase/tori/040309osirase.html

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細田内閣官房副長官プロフィール細田内閣官房副長官
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総編集長:内閣総理大臣 小泉純一郎
編集長:内閣官房副長官 細田博之
発行:内閣官房内閣広報室(〒100-8968 東京都千代田区永田町1-6-1)