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小泉内閣メールマガジン 第134号 ========================== 2004/03/25

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□ 目次

[らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
● イラク復興支援

[大臣のほんねとーく]
● 日米交流150年(外務大臣 川口順子)

[特別寄稿]
● 最高のチーム(駐日米国大使 ハワード・H・ベーカー)
● 財政の効率化・持続可能性回復に向けた取組み
  (大阪大学大学院教授、経済財政諮問会議議員 本間正明)

[小泉内閣の動き]
● イラク統治評議会議長の小泉総理表敬(04/03/24)
● 構造改革特別区域計画の認定式(04/03/24)
● 防衛大学校卒業式で訓示(04/03/21)
● 小泉総理ラジオで語る テロ対策/元気な中小企業(04/03/20)

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[らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
小泉総理大臣プロフィール英語版はこちらから
● イラク復興支援

 小泉純一郎です。

 いよいよ今日から英語のメルマガが始まります。たくさんの方から登録を
いただきました。どうもありがとうございます。

 内政や外交、音楽や芸術、文化など、いろいろな話題についてお話してい
こうと思っています。ご意見やご感想をお寄せください。

 昨日(3月24日)、官邸でウルーム議長をはじめイラク統治評議会や関
係の方々15名とお会いしました。

 多様な民族や異なる宗派からなる方々でしたが、多様性の中で協力しあい、
イラク人自らの手で新しいイラクを再建したいという意欲に燃えていました。

 「日本の戦後の再建の経験に学びたい。」、「日本の復興支援に感謝する。」
あるいは、「人道復興支援のためにイラクに来た自衛隊を心から歓迎する。」
という話を聞いて、心強く思いました。

 サマーワ出身の労働社会大臣からは地元の人たちが自衛隊をあたたかく迎
えたいと考えていることを聞き、自衛隊の諸君も評価され、やりがいをもっ
て復興支援活動に専念できるのではないかと思いました。

 「イラク再建の主役はイラク人であり、日本の役割はそのお手伝いである
こと。」、「宗教や習慣の違いは国同士の友好の妨げにはならないこと。」、
「イラクも自らの伝統を守りつつ、国際協調を通じて大いに発展できるので
はないか。」ということを私から伝えました。

 一方、バグダッドやスペインのマドリッドなどでテロが起こっています。
テログループは、一般市民を巻き添えにした卑劣な行為を繰り返しています。
テロの脅しにのることなく、テロ防止のために世界各国が協力して対処して
いかなければなりません。

 国内では、テロに対する警戒を強め、鉄道の駅や車内を警備する警察官を
増員したり、トンネルや橋への巡回を増やすなど必要な対策を講じています。

 治安当局がしっかりとした対応をすることはもちろんですが、国民の皆さ
んがテロを決して許さないという強い認識を共有することが、テロに対する
一番の抑止力になると思います。

 先日の高知競馬で、105回のレースを連敗しているハルウララが武豊
(たけ ゆたか)騎手の騎乗で初勝利を目指しましたが、残念ながら11頭
中10着に終わりました。負けても負けてもあきらめずに走り続ける姿を応
援する、これもいいことだと思います。

 先月、「シービスケット」という映画を観ました。大恐慌時代に失敗のど
ん底から努力して頑張った馬と人の実話に基づくベストセラー小説の映画化
です。皆さんにおすすめしたい感動的な映画です。

 どの世界にあっても、負けてもくじけず、希望を捨てずにまた頑張ろうと
いう気持ちが大切だと思います。

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[大臣のほんねとーく]
川口外務大臣プロフィール
● 日米交流150年(外務大臣 川口順子)

 日本と米国との交流は、今からちょうど150年前、日米和親条約が調印
されたときから本格的に始まりました。これまで、戦争という困難な時期も
経験し、また厳しい貿易摩擦もありましたが、今日の日米関係はかつてない
ほど良好です。

 日本と米国は、自由、基本的人権の尊重、民主主義及び市場経済の推進と
いった基本的な価値を共有し、強固な同盟関係を築いています。日米同盟は
日本の平和と繁栄の確保に直結しています。日米両国は、世界の様々な重要
な問題に世界の国々と協調しながら取り組んでいます。小泉総理とブッシュ
大統領はこのような「世界の中の日米同盟」を強化していくことで一致して
います。

 経済分野においても、日本と米国は世界のGDPの約半分を占めており、
両国の関係は世界経済にとって大変重要なものとなっています。

 こういった日米関係の重要性は、国民の皆様にも広く理解されていると思
います。例えば、先週の土曜日(20日)、私は、横浜市で「日米関係」を
テーマに「外務省タウンミーティング」を開催し、国民の皆様と意見交換を
致しました。会場では、多くの方と活発な議論を行うことができ、日本外交
の要と言える日米関係への関心の高さをあらためて感じました。日米関係の
現在の極めて良好な状況を今後とも維持し、強化していくには、両国双方の
努力が必要だという点も、皆様にご納得いただけたのではないかと思います。

  日米両国間の人物・文化交流も盛んです。特に、日米交流150周年であ
る今年は、4月3日に横浜にて開催される記念式典やシンポジウムをはじめ、
日米両国で様々な交流事業が行われています。この歴史的節目に、日米の国
民相互間の理解と友好、信頼関係がさらに深まり、将来に向けて日米関係が
より豊かになるよう、皆様と協力して参りたいと思います。

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[特別寄稿]

● 最高のチーム(駐日米国大使 ハワード・H・ベーカー)

 日米交流150周年を祝う年に、小泉内閣メールマガジン英語版の創刊号
に寄稿できることは大変光栄です。今は、日米両国にとって歴史的な時代で
す。各世論調査で、日米両国民の関係が、かつてないほど良い状態にあるこ
とが示されています。同じものを食べ、同じ音楽を聴き、同じファッション
で着飾ることが多くなりました。さらに重要な点は、私たちが同じ自由を享
受して、同じ価値観を持っていることです。松井秀喜選手がニューヨーク・
ヤンキースのユニフォームを着て、今月、日本でプレーする、ということに
象徴されるように、私たちは同じチームにいるのです。

 チームメートとして私たちは、共通の目的へ向かって協力しますが、特に
試合の山にさしかかった時は一層力を合わせます。大統領と総理大臣、日米
政府と両国民は皆、何が重要かについて一致しています。私たちは、平和と
繁栄を望んでいます。テロと大量破壊兵器の脅威に対する安全保障が欲しい
のです。病気や絶望と戦いたいのです。教育と啓蒙を促進したいのです。万
人のために、人間としての権利と尊厳を望んでいます。すべての人のために、
思想、言論、そして信教の自由が欲しいのです。私たちの子孫が可能性と希
望のある未来を受け継ぐことができるよう、現在と将来のために世界を安全
にしたいと願っています。

 しかし、それは容易ではありません。世界は依然として困難で複雑な状況
にあります。総理大臣は、テロとの戦いにおいて、素晴らしい政治的勇気を
示され、優れた精神的指導力を発揮されました。私たちは、疲弊した国家の
再建のため現在イラクで、イラク国民に希望をもたらすべく活動している自
衛隊に、深い尊敬の念を抱いています。米国は、日本の安全保障に対するい
かなる脅威からも日本を守ると確約しています。両国が協調して行う外交努
力によって近いうちに、朝鮮半島の核の影が消え、また罪もないのに家族か
ら引き裂かれたままの日本人拉致被害者らの長年の悲劇が解決されることを
望んでいます。米国政府は、また、すべての人のための食品安全と食糧安全
保障にも強い関心を持ち、日米両国と、世界の健全な経済と環境を確保する
ため、あらゆる努力を惜しみません。これらすべてに努力する理由は、両国
が同盟国であり友好国であるからです。

 国と国の友情とは、個人と個人の関係の総和であり、米国と日本の関係も
まさにそのとおりだと私は思っています。両国の大勢の人々が互いの国で暮
らし、仕事をしていますし、子供たちが互いの国に留学しています。私の孫
息子もその1人でした。孫は1年間日本の大学に留学し、その間に、日本と
いう国が大好きになりました。妻と私も、この国とこの国の人々が大好きで
す。私たちに、そして米国民に、日本の人々が日々示してくださる寛大さと
優しさに、私たちは心を打たれています。小泉総理大臣と日本の皆様の友情
とご支援に、私の個人的な感謝の気持ちを、そしてブッシュ大統領と米国民
からの感謝の気持ちを、お伝えすることができることは、私の喜びです。

※ 本原稿は仮訳です。原文(英語)は英語版メルマガに掲載しています。

※ 執筆者の紹介
 http://japan.usembassy.gov/j/tambj-main.html


本間正明氏プロフィール
● 財政の効率化・持続可能性回復に向けた取組み
  (大阪大学大学院教授、経済財政諮問会議議員 本間正明)

 日本経済再生の基礎固めを終えねばならない時期が迫って来ました。集中
調整期間は2004年度末までですから、今年は極めて重要な年です。経済
財政諮問会議では、経済の面から「この国のかたち」を問いつつ、構造改革
に取り組んでいます。諮問会議が目指す「この国のかたち」は、(1)新た
な成長・雇用機会を創出する、(2)現場の知恵が活かされる真の分権社会
を実現する、(3)国民の夢と安心・安全を実現・確保する、の三点に集約
されます。

 この中で財政の効率化・持続可能性の回復は、大きな位置を占めます。ま
ず、官業の民間開放等により、官の非効率を民の創意工夫に置き換えること
で、現場の知恵を生かして雇用を生み出し、経済を活性化させます。次に、
国と地方の関係を見直し、地方でできることは地方に委ねることで、地方は
自らの特性を生かした魅力ある生活・雇用の場に生まれ変わります。あわせ
て補助金・税源・交付税を三位一体で改革すれば、自分の裁量で予算を効率
的に使うことができます。さらに、高齢化のピーク時でも企業と家計が負担
可能な社会保障制度を構築することが、国民の安心確保のために必要です。
そのため、社会保障の「総合化」によるスリム化が不可欠です。

 財政効率化・持続可能性の回復の鍵は、予算制度改革です。昨年、諮問会
議は、「宣言−実行−成果」という考え方を提案し、その結果、平成16年
度予算ではモデル事業や政策群の手法が部分的に活用されています。こうし
た手法の広範な活用が17年度予算の課題です。さらに、予算のメリハリ付
けや、国民への説明責任を果たすためには、現在省庁別に縦割りでしか分か
らない予算の配分を、横断的・総合的に個別施策の洗い直しが可能になるよ
う、公会計を充実させることが必要です。

 16年度には基礎的財政収支がGDP比で概ね0.8%程度改善すると見
通しており、2010年代初頭に黒字化にむけた一歩が踏み出されます。し
かし、まだまだ国・地方の財政の効率化を図る余地は大きく、一層の取組み
が必要です。

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[小泉内閣の動き]

● イラク統治評議会議長の小泉総理表敬(04/03/24)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2004/03/24iraq.html
  イラク統治評議会のウルーム議長らが小泉総理を表敬し、日本の支援へ
 の期待を表明

● 構造改革特別区域計画の認定式(04/03/24)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2004/03/24tokku.html
  小学校の教育課程に「計算科」を設け、ソロバンによる教育などを実施
 する尼崎市の「計算教育特区」など、新たに88件を小泉総理が認定

● 防衛大学校卒業式で訓示(04/03/21)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2004/03/21bouei.html
  訓示の中で、国際貢献としての自衛隊派遣の意義を強調し、サマーワで
 活動している陸上自衛隊の佐藤正久隊長からの便りを紹介

● 小泉総理ラジオで語る テロ対策/元気な中小企業(04/03/20)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiradio/2004/0320.html

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[編集後記]

 メルマガ英語版の創刊にあたり、ベーカー駐日米国大使にご寄稿いただき
ました。読者アンケートでは「外国の方からの寄稿を」という要望が多かっ
たのですが、いかがだったでしょうか。ご意見、ご感想をお寄せください。
 サマーワで活躍する佐藤隊長の寄稿には、皆さんからたくさんのご意見や
励ましの言葉が寄せられました。これらはすべて現地隊員の皆さんにお送り
しています。先週、小泉総理はラジオ番組の中で「是非読んでいただきたい」
と紹介しました。これも、現地で総理の語りかけをじかに聞いてもらえるよ
う、録音したものを送っています。
 来週4月1日号は、メルマガ創刊以来初めてのエイプリルフール号となり
ます(次回は2010年です)。エイプリルフールの楽しいエピソードやな
るほどというアイディアをお寄せください。編集後記でご紹介します。(博)

※ メルマガ英語版についてのQ&Aはこちらから
 http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2004/0325qa.html

細田内閣官房副長官プロフィール細田内閣官房副長官
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[小泉内閣メールマガジン]

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<国政に関するご意見、配信に関するお問い合わせなど>
 http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/iken.html
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総編集長:内閣総理大臣 小泉純一郎
編集長:内閣官房副長官 細田博之
発行:内閣官房内閣広報室(〒100-8968 東京都千代田区永田町1-6-1)