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小泉内閣メールマガジン 第141号 ========================== 2004/05/27

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□ 目次

[らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
● 日朝首脳会談

[大臣のほんねとーく]
● 「攻め」の農政へ!(農林水産大臣 亀井善之)

[大臣、夢を語る]
● 夢は自分でつくるもの(国家公安委員会委員長 小野清子)

[小泉内閣の動き]
● 日朝首脳会談 など

[数字でみる日本]
● 12,393件

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[らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
小泉総理大臣プロフィール 英語版はこちらから
● 日朝首脳会談

 小泉純一郎です。

 先週の土曜日、22日に北朝鮮を日帰りで訪問し、国防委員長の金正日
(キム・ジョンイル)氏と会談しました。

 日本と北朝鮮の不正常な関係を正常化して、敵対的な関係を友好関係に変
えていく、対立関係を協力関係にしていく、このことが両国にとって最も利
益になるんだ、という思いで会談に臨みました。

 首脳会談では、まず、日朝平壌(ピョンヤン)宣言が今後の日朝関係の基
礎であって、日朝双方がこれを誠実に履行していくということを改めて確認
しました。

 地村さん、蓮池さんの五人のお子さんたちと、政府専用機で一緒に帰国す
ることができました。これから日本の生活に慣れることなどいろいろと大変
なこともあるでしょうが、家族仲良く暮らしていただきたいと思います。政
府もできる限り支援をしていくつもりです。

 家族と一緒に暮らしたいという曽我ひとみさんの切なる願いを胸に、ご主
人のジェンキンズさんと二人のお嬢さんにお会いして、日本に来るよう説得
しましたが、残念ながら、一緒に帰るとは言っていただけませんでした。し
かし、第三国で家族四人が再会することには、ジェンキンズさんも曽我ひと
みさんも同意しました。一日も早く適切な第三国でご家族が再会し、再び生
活をともにできるよう最善の努力をしていく考えです。

 安否不明の方々については、北朝鮮側は「すでに解決済みだ」との立場を
とっていましたが、今回の首脳会談で、金正日氏は、これまでの調査を白紙
にもどして、早期に徹底的な調査をすると明言しました。

 いまだ安否が確認できないご家族の心痛は察するにあまりあります。ご家
族のためにも、早急に先方に調査結果を求めるとともに、我が国独自の調査
結果とも突き合わせて、真相を解明していきたいと考えています。

 核の問題については、私から、「北朝鮮が核を廃棄することによって世界
が安全になるのみならず、国際社会から評価され、北朝鮮にとって最も利益
になるのが核の完全破棄だ。」ということを強く伝えました。「北朝鮮が検
証可能な核の完全破棄をすれば、国際社会は、喜んで国際社会の一員として
迎えいれる。そうしたチャンスを逃してはならない。六者会合を活用し、北
朝鮮側がしっかりとしたメッセージを出すべきだ。」とも伝えました。

 これに対して、金正日氏は、核の凍結は非核化への第一歩であって当然検
証がともなう、六者会合を活用して平和的解決に努力したい、と発言し、ミ
サイル発射の凍結継続についても再確認しました。

 そして、日朝平壌宣言を遵守していく限り、日本は制裁措置を発動する考
えはないことを伝え、人道支援として、国際機関を通じて、25万トンの食
糧支援と1000万ドル相当の医薬品等の支援をすることを表明しました。

 今回の訪朝結果については、いろいろなご意見があることは承知していま
す。この膠着した状況を打開して、日朝関係を一歩ずつ正常化していくため
には、やはり、私自身が行ってよかったと考えています。

 日朝が国交正常化することは、我が国の安全保障上はもとより、国際平和
にとっても極めて重要なことです。今回の訪朝が、日朝国交正常化の実現へ
の転機となることを強く期待し、これから粘り強く、努力を続けていきたい
と思います。

※ 日朝平壌宣言はこちらをご覧ください。
http://www.kantei.go.jp/jp/koizumispeech/2002/09/17sengen.html
 
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[大臣のほんねとーく]
亀井農林水産大臣プロフィール
● 「攻め」の農政へ!(農林水産大臣 亀井善之)

 最近、日本の農産物を輸出する動きが各地に広がっています。例えば、帯
広市の「長いも」は台湾で薬膳料理の材料として好評です。甘くておいしい
「りんご」や「梨」も高級贈答品として中国などで人気です。これは、アジ
ア諸国の経済発展により所得が向上して、高品質の日本の農産物を買う余裕
がでてきたためだと思います。

 輸出だけではありません。日本人の主食であるお米についても、今年から
「米政策改革」が動き出しました。やる気と能力のある担い手が集中的にお
米や麦、大豆をつくる、有機米のような特色あるお米をつくるなど、それぞ
れの地域の特徴を活かした水田農業のスタイルを考え、そして実践すること
が求められています。こういった主体的な取組を私たちも支援していきます。

 また、身近なところでは、地域でとれた新鮮な食材をその地域で消費する
「地産地消」の活動が、全国で見られます。私の地元の神奈川県厚木市でも、
毎週日曜日に朝市が立ち、参加者も年々増えています。

 とかく農政は「守り」の姿勢ばかりと見られがちですが、これからは「攻
め」の農政へ転換していくことが大事です。意欲あふれる農業者が新しいビ
ジネスの芽を探し、大きく育てていけるような環境づくりに努めていきます。
そのためには、消費者の理解を得ながら、担い手の経営安定のための新たな
助成策を導入することも検討しているところです。農業者がその持てる力を
思う存分発揮して経営を進められるよう、スピード感をもって農業の構造改
革に取り組んでいく考えであります。

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[大臣、夢を語る]

国家公安委員会委員長/青少年育成及び少子化対策担当大臣/食品安全担当大臣プロフィール
● 夢は自分でつくるもの(国家公安委員会委員長/青少年育成及び少子化
 対策担当大臣/食品安全担当大臣 小野清子)

 子供の頃は何でもやってみたい夢見る夢子のようでした。自分で童謡に振
り付けて踊ったり、お琴の発表会を見るとすぐ習いに行き、日舞も一曲は先
生に教えていただき、子供会で歌を楽しみ、終戦後の映画館でフィルムの無
い時代、相当役に立ったようです。

 高校時代一年間、島田服部バレエ団でバレエを習うも、資質に欠けること
に気が付き、器械体操部に入部しました。将来オリンピック選手を夢見るこ
ともなく、表現、リズム、創作を求め、子供の頃の習い事は体操の中で全部
役に立ったと思います。思いがけないオリンピック選手への努力は、育てて
くれた伯父や母への親孝行であり、自分のためには欲はないが、人の役に立
つことが、何ともうれしい私の夢になったように思います。苦労して技に挑
戦する苦労を楽しめるようになったのは、体操を通して学んだ夢を追うこと
の意義というものかも知れません。

 夢がある、夢を追うことは楽しいことです。

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[小泉内閣の動き]
● 「規制改革・民間開放推進のための基本方針」を決定(04/05/25)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2004/05/25kisei.html
  規制改革・民間開放推進本部の初会合において、規制改革・民間開放推
 進のための指針となる基本方針を決定

● 日朝首脳会談(04/05/22)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2004/05/22saihouchou.html

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[数字でみる日本]

● 12,393件

 12,393件とは、資本金が1円からでも会社が設立できるという特例制度を
利用して実際に会社が設立された数です(平成16年5月21日時点、経済産業
省調査)。昨年2月の制度創設以来、この特例制度を利用した会社の設立が
順調に増加しています。また、12,393件のうち資本金の額が本当に1円から
スタートした会社は538件もあります。

 現在の商法では、会社を設立する場合、株式会社であれば1000万円、有限
会社であれば300万円以上の資本金を用意する必要があり、会社を設立する
際の大きなハードルとなっています。しかし、ソフトウェア業などの情報通
信業や、経営コンサルタント業など起業する時に必ずしも多額の資本を必要
としない事業もあり、今まで資本金がハードルとなって会社設立に挑戦でき
なかった方々を応援するため、平成15年2月1日に最低資本金規制特例を定
めた「中小企業挑戦支援法」を施行しました。

 ただし、この特例制度を利用して会社を設立した場合は、5年以内に株式
会社であれば1000万円、有限会社であれば300万円以上まで資本金を増資し
なければならないので、事前にしっかりと資金計画を立てる必要があります。

 これまで会社設立後の増資により規定の資本金の額を満たし、本制度を
「卒業」した会社は528件にものぼり、みなさん夢の実現に向けて一生懸命
頑張っています。

 現在、我が国では事業をやめてしまう「廃業率(4.5%)」が、新しく事
業をはじめる「開業率(3.1%)」を上回る開廃業率の逆転現象がおこって
いて、更なる新事業の創出・育成への取組が求められています。そのため、
政府は最低資本金規制特例制度を始め様々な取組により、新事業へ挑戦する
方々を応援しています。

 新事業への挑戦ということでは、「大学発ベンチャー」企業も注目を集め
ています。大学の持っている新たな技術やビジネス手法をもとに、主にライ
フサイエンスの分野での起業が着実に増え、平成16年3月末現在で「大学発
ベンチャー」は799社に達しています。
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[編集後記]

 北朝鮮から帰ってきた5人のお子さんたちに出会いました。バスのタラッ
プから降りたところで「お帰りなさい」と声をかけました。みんな涼しげな
眼をしていました。握手をしようと手をさし出しますと、はにかみながら手
をさしのべてくれました。両手でしっかりと握手し、「がんばって下さい」
と励ましました。礼儀正しいさわやかな子たちでした。
 ホテルの部屋で両親たちと睦みあっている光景をかいまみて、私は教育勅
語を想い出していました。(私は小学5年生で終戦を迎えた古い人間です。)
「父母に孝に、兄弟に友に、夫婦相和し、朋友相信じ・・・」教育勅語のエ
ッセンスは儒教の真髄そのものです。朝鮮半島は、仏教もさることながら儒
教の教えが深くしみ渡った地域です。そういった風土の中で、すくすくと育
ったいい子たちではないか、と感じました。
 子たちはことばもわかりません。生活環境も激変します。たいへん苦労す
ることでしょう。しかし、思慮深い、人を思いやる心を持ったすばらしい両
親の許で、ふるさとにとけ込んでいってくれるものと思います。まわりの方
々も、静かに見守り、温かい手をさしのべていただけるよう、心からお願い
いたします。(せいけん)


杉浦内閣官房副長官プロフィール杉浦内閣官房副長官

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編集長:内閣官房副長官 杉浦正健
発行:内閣官房内閣広報室(〒100-8968 東京都千代田区永田町1-6-1)