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小泉内閣メールマガジン 第147号 ========================== 2004/07/08

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□ 目次

[らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
● 社会保険庁の改革

[特別寄稿]
● サマーワの人々と共に
  (第1次イラク復興支援群長 1等陸佐 番匠幸一郎)
● メコン再生地雷除去プロジェクト(認定NPO法人  人道目的の地雷除
 去支援の会(JAHDS)理事長 飯田亮)

[小泉内閣の動き]
● 社会保険庁長官内定者と会談 など

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[らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
小泉総理大臣プロフィール 英語版はこちらから
● 社会保険庁の改革

 小泉純一郎です。

 先週のメルマガの「政策アンケート」に、読者の皆さんからたくさんの提
言をいただきました。ありがとうございます。読み応えのあるものばかりで、
これから大いに参考にさせていただきたいと思います。

 特に、皆さんの関心の高かったのが年金改革ですが、このたび、年金業務
を担当する社会保険庁の新長官として、民間から損害保険ジャパン副社長の
村瀬清司さんになっていただくことを決めました。

 村瀬さんは、たくさんの保険加入者のいる損害保険会社で、サービスの向
上や効率的な経営に常に新しい発想でとり組んでこられた大変なやり手と聞
いています。よい人が受けてくれたと思っています。

 昨日官邸でお会いして、「必要な人材は何人でも民間から引っ張ってきて
下さい。思い切ってやって欲しい。」とお願いしました。

 年金保険料の使い道の問題、未納の問題、年金相談のあり方の問題など、
国民の年金に対する信頼回復のために、民間の経営感覚を活かして、大いに
腕をふるってもらいたいと期待しています。

 年金改革法の審議の過程で、自民党、公明党、民主党の三党の間で、年金
一元化を含む社会保障全般の一体的な見直しを進めるため与野党間で協議す
ることに合意しました。

 一方、経済界や労働界からは、政府においても自分たちが参加した形で年
金一元化を含む社会保障全般の一体的な見直しの検討を進めてもらいたいと
の要請がありました。これを受けて、一昨日(6日)経済界や労働界の方に
入ってもらった政府の「社会保障の在り方に関する懇談会」の人選を発表し、
今月中にも議論を始めることにしました。

 国民の皆さんからの厳しいご批判を真剣に受け止めて、社会保険庁改革な
どに直ちに着手するとともに、年金一元化を含めた問題にむけた議論を始め
ていきたいと思います。

 曽我ひとみさんが、ジェンキンズさん、お二人のお嬢さんとインドネシア
のジャカルタで明日再会できることになりました。

 できるだけ早く再会できるように努力してきましたが、曽我さんの気持ち
を体して、家族がいっしょに日本で暮らせるように、これからも努力してい
きたいと思っています。

 先月は、例年になく台風が多く発生し、2つも日本に上陸しました。7月
に入って、梅雨の中休みでしょうか、暑い日が続きます。

 民間企業の方々が歯を食いしばって努力を続けてこられたことがようやく
実りはじめ、景気は徐々に回復し、よい兆しが中小企業にも地方にも広がり
はじめる気配が見えてきました。

 改革の芽がようやく出てきた。この改革の芽を大きな木に育てるために、
暑さに負けずに頑張っていきたいと思います。

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[特別寄稿]

● サマーワの人々と共に
  (第1次イラク復興支援群長 1等陸佐 番匠幸一郎)

 第1次イラク復興支援群長の番匠1佐です。

  この度、イラクにおける人道復興支援任務を終了し、北海道に戻って参り
ました。まずは、私たちのイラクにおける活動の間、全国の皆様から頂きま
した暖かい御支援、御声援に心から厚く御礼申し上げます。

 さて、私たちは、イラク南東部ムサンナ県のサマーワで、医療、給水、そ
して公共施設の復旧・整備の三本柱からなる人道復興支援活動を中心に、学
校の訪問や地域住民の方々との交流などを通じた日本の伝統や文化の紹介、
日本の有志の方々からお預かりした善意の伝達などの活動を行って参りまし
た。

 日本人の代表として、「日本人らしく誠実に心を込めて、武士道の国の自
衛官らしく規律正しく堂々と」をモットーに、イラクの方々と一緒に汗を流
しながら、「日本式」のやり方で様々な活動を行いました。

 このような私たちの活動は、イラクの方々から好意的に評価して頂けたの
ではないかと感じております。実際、2月にサマーワに到着した時よりも、
5月末に任務を終えて現地を後にする時の方が、より多くの方々に、より深
く感謝と親しみの気持ちを示して頂けたように思います。

 私は、町中で、また、訪問した学校などで「ヤバニー・グー」と大きく手
を振ってくれたサマーワの子供たちの輝く目と満面の笑顔を忘れられません。
この任務に就いて良かった、日本人の代表としてイラクに来て良かったとい
うことを実感する毎日でした。

 このような歓迎は、今回私たちがイラクに赴いて活動を始めたからという
ことだけではなく、イラクと日本の歴史的なつながりの中で、幾多の先輩た
ちが築いて来られた日本という国への尊敬と、日本人に対する深い信頼があ
ったからだと思います。改めて、日本人であることを誇りに思うことでした。

 私たちは、イラクにおける人道復興支援の第1走者として、サマーワの砂
漠の中に宿営地を作り、日の丸を掲げて、我が国のイラクに対する人道復興
支援のスタートを切りました。言い換えれば、砂漠を耕し、種を蒔き、水を
遣り、ようやく新芽が出てきた段階だと思います。

 イラク復興の主役はイラク国民自身ですが、私たちの活動によって、偉大
な歴史と潜在力のあるイラクの方々に、明るい未来への夢と希望を持って頂
けるよう、そして、このことが、中東、ひいては世界の平和と安定に、また、
結果的に我が国の平和と繁栄につながることになれば、これほど幸せなこと
はないと思います。

 私たちは、今般、約3ヶ月余りの任務を終了し帰国致しましたが、同じ北
部方面隊の同僚達から編成された第2次復興支援群がイラクにおける人道復
興支援の任務を引き継ぎ、サマーワで活動を始めました。どうぞ、今後とも
格段の御支援、御声援を宜しくお願い申し上げます。

 最後になりましたが、国民の皆様に対し、あらためまして深く御礼申し上
げます。有り難うございました。

※ 陸上自衛隊ホームページ(イラク復興支援関連)
 http://www.jda.go.jp/jgsdf/iraq_index.html



飯田亮氏プロフィール
● メコン再生地雷除去プロジェクト(認定NPO法人人道目的の地雷除
 去支援の会(JAHDS)理事長 飯田亮)

 JAHDS(ジャッズ)設立のきっかけは、国連の依頼でボランティアと
して地雷除去に携わっていたベンチャー企業家、ジオ・サーチ社の冨田さん
との出会いでした。冨田さんは、建設省(当時)の要請で、地中の空洞を電
磁波で探査し道路の陥没を未然に防ぐシステムを実用化していました。その
技術に注目した国連からの依頼で、彼は地雷除去技術開発に携わっていたの
です。彼から、「バタフライ地雷」というチョウの形をした小さな地雷を見
せられ、多くの子どもが遊び道具と間違えて被害にあっていると聞いて大き
な衝撃を受けました。彼に応援を求められ、各界から企業や個人の同志が集
まり1988年にJAHDSは発足しました。

 発足当初は、探知技術の開発と、カンボジアの地雷除去団体に資金援助や
機材供給をする後方支援を行いました。しかし、後方支援では成果や効率性
が見えにくいことから、事業立ち上げからレビューまで一貫したプロジェク
ト運営を、当会が主体性をもってやってみようと決意しました。事業地の選
定、事業計画の立案や資金調達、輸送・通信・医療手段の確保、最新機材や
地雷犬の有効活用ができる国際的人材の確保や地元住民の地雷除去員として
の育成など、幅広い取り組みが必要となります。

 最初に取り組んだ主体的プロジェクトは、タイ・カンボジア国境のクメー
ル寺院周辺の地雷除去でした。日・タイ初の協働地雷除去事業です。この事
業は、多くの企業や個人の支援のもと、一年間かけて甲子園球場の10倍の
土地を浄化し、今年1月に完了しました。地雷の危険がなくなった境内には
人々が集い、復興が始まっています。地雷を除去し、危険を取り除くことは
あくまで第一歩です。地雷汚染で貧困に苦しむ地域の環境や文化の再生と経
済復興こそが、JAHDS本来の目的だと思っています。

 「対立」から「協働」へ向かうアジアの中で、日本だけが豊かであって良
いわけはありません。今も地雷は、カンボジア、タイ、ベトナム、ミャンマ
ー、ラオスにわたるメコン河流域の環境・文化の再生と経済復興を妨げてい
ます。当会は、地雷除去を通じて、地雷に苦しむ人々の心の平和『ピース・
オブ・マインド』を目指しています。アジアの同志として、是非政府をはじ
めより多くの企業や個人にも当会の活動に関っていただき、「自らが汗を流
す」「顔の見える」「主体的な」支援の輪を少しでも大きく広げていきたい
と思います。

※ 現在活動中のプロジェクトの紹介
 (タイ王国カオプラヴィーハン地域復興開発地雷除去プロジェクト)
 http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2004/0708j.html

※ JAHDSホームページ
 http://www.jahds.org/

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[小泉内閣の動き]

● 社会保険庁長官内定者と会談(04/07/07)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2004/07/07hoken.html
  新長官に内定した村瀬清司氏と会談、民間の発想、感覚を生かした社会
 保険庁改革を、「思いきってやってください。」と激励

● 安全功労者への内閣総理大臣表彰(04/07/01)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2004/07/01anzen.html
  「国民安全の日」に、産業災害、交通事故、火災など国民の日常生活の
 安全を脅かす災害の発生の防止に功績のあった方を小泉総理が表彰

● 東ティモール国際平和協力隊の帰国報告(ビデオ)(04/06/30)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2004/06/30pko.html
  平成14年5月に独立した東ティモールで、道路等の維持補修やゴミ処
 分場の建設などにあたっていた隊員の帰国報告の様子をビデオで紹介

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[編集後記]

 曽我ひとみさんとご家族の再会がようやく実現します。帰国から1年9カ
月、曽我さんには「長い間お待たせして本当に申し訳ありません」という気
持ちでいっぱいです。再会が決まって、本当に嬉しい。我が事のように悲し
み、喜んでくれる全国からの励ましに「日本人に生まれて良かったと思う」
という曽我さんの言葉は心に沁みました。まずはゆっくりとご家族4人の時
間を取りもどし、今後について、心ゆくまで話し合っていただきたい。そし
て、「最後の最後の日は4人がそろって日本で暮らしたい」という曽我さん
の希望を叶えられるよう、当然のことながら、われわれも努力してまいりま
す。(せいけん)


杉浦内閣官房副長官プロフィール杉浦内閣官房副長官

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総編集長:内閣総理大臣 小泉純一郎
編集長:内閣官房副長官 杉浦正健
発行:内閣官房内閣広報室(〒100-8968 東京都千代田区永田町1-6-1)