小泉内閣メールマガジン 第162号 ========================== 2004/11/04 ★☆ 小泉内閣メルマガ英語版、携帯版の読者登録を受付中です。 ☆★ 英語版の登録はこちらから http://www.mmz.kantei.go.jp/add_e.html 携帯版の登録はこちらから http://www.mmz.kantei.go.jp/add11.html -------------------------------------------------------------------- □ 目次 [らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ] ● テロの犠牲となった若者の死を悼む [大臣のほんねとーく] ● 「食品の安信」を確保する(食品安全担当大臣 棚橋泰文) [特別寄稿] ● 社会保険業務を執行する組織の在り方 (社会保険庁の在り方に関する有識者会議座長 金子晃) [小泉内閣の動き] ● TICADアジア・アフリカ貿易投資会議 など [シリーズ郵政民営化(キーワード解説)] ● 窓口ネットワーク会社 ==================================================================== [らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
● テロの犠牲となった若者の死を悼む 小泉純一郎です。 イラクで起きた日本人人質事件で、香田証生さんがテロ行為の犠牲になら れたことは誠に残念です。何の罪もない若者の尊い命を奪った残虐、非道な 行為に強い憤りを覚えます。 香田さんのご冥福をお祈りするとともに、ご家族の方々に対し心からお悔 やみを申し上げます。 事件発生以来、政府は、イラク暫定政府をはじめ関係各国、さらには、イ ラクの人たちには日本の活動をよく理解し、支援、協力してくれる方はたく さんいますから、そういう方々にもお願いして、人質救出に向けて手を尽く してきましたが、このような結果になり、大変残念です。 新潟県中越地震発生から二週間が経とうとしています。少なくなったとは 言えまだ余震はおさまらず、あいにく雨模様の天候が続くなど、被災者の方 々にとって不安な日々が続いていると思います。 政府や地方団体はもとより、民間企業やボランティアの方々の努力によっ て、復旧作業、支援活動が日夜続けられています。避難生活が長期化する中 で、あらたな問題も生じつつあります。 被災者のために、自衛隊は800張のテントを張りました。まだ約400 0張、約2万4000人を収容するテントがありますから、これから順次設 置していく予定です。炊事や入浴の支援も始めており、31日までに延べ2 万3000人の方が自衛隊のお風呂にはいりました。 バイクで支援物資を被災地に配送した方たち、被災者にゆっくり足をのば してもらおうとテントを設営したり、肩をもんだり足のマッサージをするグ ループ、避難生活が続く子供たちに紙芝居や絵本の朗読をする若者たちなど、 延べ9000人を超えるボランティアの皆さんがそれぞれ専門的な能力を活 かしたり、知恵と工夫できめこまかい支援をしてくださっているという報告 を聞き、心強く思っています。 先週のメルマガで、被災者の支援に汗を流している役場の防災担当者のご 苦労を書きましたが、全国の地方自治体から約1600人の防災担当者が被 災地に応援にきてくれました。 災害の復旧、復興、そして、一日も早く被災者の方々が安心して生活でき るように、皆さんのご協力やご支援をいただきながら、全力を尽くしてまい ります。 -------------------------------------------------------------------- [大臣のほんねとーく]
● 「食品の安信」を確保する(食品安全担当大臣 棚橋泰文) この度の第2次小泉改造内閣で食品安全担当大臣に任命されました、棚橋 泰文です。「食」は、私たちの生活に欠かすことの出来ない命の源であり、 その安全を担当するという職責に、身が引き締まる思いです。 このことから、私は、国民の皆様が日々の食生活を安心して送ることがで きるよう、食の「安信」、すなわち、食の「安全」とそれに対する「信頼」 の確保に全力を尽くして参ります。総理からは、国民の生活の基盤となる食 の安全と信頼の確保に向け、引き続き食品安全行政の的確な遂行に万全を尽 くすよう、指示を頂きました。 こうした食の「安信」の番人として、昨年7月、内閣府に食品安全委員会 が設置されました。食品安全の専門家からなるこの委員会は、国民の健康の 保護が最も重要であるとの基本的認識に立って、中立公正な立場から科学的 知見に基づく評価を行い、食品の安全性を明らかにしていく役割を担ってい ます。また同時に、その科学的評価の内容を国民の皆様に信頼して頂けるよ う、コミュニケーションにも不断の努力を払うことが重要と考えます。 現在、BSE(牛海綿状脳症)問題が大変大きな関心事となっております が、本件についても、「安信」の確保が大前提です。食品安全委員会は、去 る10月15日、厚生労働省と農林水産省から国内のBSE対策の見直しに 関する評価要請を受けたところです。これに対し、科学的知見に基づく審議 を進めるとともに、消費者をはじめとする多くの方々と十分な情報・意見の 交換を行い、信頼を得ていくことが重要だと考えています。 このため、今後、各都道府県において、順次、意見交換会を開催すること と致しました。皆様におかれましては、お近くで開催される意見交換会に是 非、足をお運び頂ければと思っております。 ※ 食品安全委員会ホームページ ・ 「食品に関するリスクコミュニケーション−日本における牛海綿状脳症 (BSE)対策に関する意見交換会−」の開催と参加者の募集について http://www.fsc.go.jp/koukan/zenkoku_riskcom161028.html -------------------------------------------------------------------- [特別寄稿]
● 社会保険業務を執行する組織の在り方 (社会保険庁の在り方に関する有識者会議座長 金子晃) 「社会保険庁の在り方に関する有識者会議」座長の金子晃です。 国民年金の不払い問題を契機に、社会保険庁の不適切な業務運営が次々と 発覚しています。最悪の事態は職員が収賄罪で逮捕されたことです。 こうした事態を背景に、国民年金の在り方だけではなく、社会保険庁の在 り方そのものが問われています。そこで内閣官房長官の下に「社会保険庁の 在り方に関する有識者会議」が設置されました。 社会保険庁の年金業務執行に関しては、保険料徴収・保険金給付に関する 不正確・不適切な事業運営、不親切な年金相談、ずさんな個人情報管理、不 透明な予算執行、随意契約から生じた納入業者と職員との不適切な癒着関係、 業務執行の非効率性および職員のやる気の喪失などなど、多くの問題点が指 摘されています。 事実こうした事態が実際に生じ、社会保険庁ひいては社会保険そのものの 信頼性が喪失されています。 これらの問題点は早急に改善されなければなりません。そこで社会保険庁 により「緊急対応プログラム」が策定され、社会保険改革77項目が緊急に 実施されることになりました(一部はすでに実施)。 有識者会議では、問題を構造的に捉え、組織・構造上の発生原因を究明し、 組織・構造改革を行うことが必要であると考えています。例えば不親切な相 談は、国民のニーズを反映していない業務運営組織・構造の現われです。 国民のニーズが業務運営に適切に反映されているか、反映しない不必要な 事業が行われていないか事業全体を点検することが必要です。そして国民の ニーズを反映させる組織体制・構造を早急に整備しなければなりません。 有識者会議は、独立行政法人化も視野に入れた、社会保険庁の在り方を議 論することを要請されています。これまでの組織・構造的議論を前提に、第 4回会合(10月25日)では、社会保険事業を実施する組織が基礎とすべ き原則および必ず備えなければならない要素の検討・議論をしました。 この中には、国民のニーズに即した効率的事業運営も当然に含まれていま す。さらに検討・議論を深め社会保険業務執行主体の組織の在り方を提言し たいと考えています。 ※ 首相官邸ホームページ ・ 社会保険庁の在り方に関する有識者会議(第4回)議事次第 http://www.kantei.go.jp/jp/singi/syahotyou/dai4/4gijisidai.html -------------------------------------------------------------------- [小泉内閣の動き] ● 日・ケニア首脳会談(04/11/02) http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2004/11/02kenya.html ムワイ・キバキ大統領との会談の模様 ● 日・ナイジェリア首脳会談(04/11/02) http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2004/11/02nigeria.html オルシェグン・オバサンジョ大統領との会談の模様 ● 日・エストニア首脳会談(04/11/01) http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2004/11/01esutonia.html リューテル大統領と会談し、エストニアの新規EU加盟に期待を表明す るとともに、テロとの闘いにおいても両国が協力することで一致 ● 日本銀行を視察(04/11/01) http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2004/11/01nitigin.html 新しいお札の発行が開始された日本銀行本店を視察し、福井俊彦総裁と お札の「記番号」が一番若い「A000001A」を手に記念撮影 ● TICADアジア・アフリカ貿易投資会議(04/11/01) http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2004/11/01ticad.html 約60カ国の関係者が参加する中、小泉総理は開会式で挨拶し、アフリ カ諸国の産業基盤整備や競争力強化に向けた日本の支援を表明 ● アテネパラリンピック選手団を表彰(04/10/27) <ビデオ>http://www.kantei.go.jp/jp/koizumivideo/2004/10/27para.html 幅広い種目で活躍し、金17個を含む過去最多の52個のメダルを獲得 したアテネパラリンピック日本代表選手団の表彰の様子をビデオで紹介 -------------------------------------------------------------------- [シリーズ郵政民営化(キーワード解説)] ● 窓口ネットワーク会社 今年9月に閣議決定された「郵政民営化の基本方針」では、2007年に 郵政事業を民営化するにあたって、郵政公社を、窓口ネットワーク、郵便、 郵便貯金、郵便保険の4つの会社に分社することとしています。 窓口ネットワークとは、全国に広がる郵便局で行われている、郵便の引受 けや保険の販売などの窓口サービスのことです。全国津々浦々にはりめぐら された、身近な郵便局のネットワークは貴重な財産です。国民の立場に立っ てこれをどう活用するかは、郵政事業の民営化を考える上で重要な課題です。 このネットワークを、郵便・貯金・保険の3事業だけでなく、地域と密着 した幅広いサービスを提供する拠点とするため、窓口ネットワーク会社を独 立させて運営することとされたものです。 海外でも、英国、オランダの郵政会社では、窓口サービスを別会社として 運営しています。オランダの窓口ネットワーク会社は、外貨の両替や公共交 通機関のチケットの販売を行ったりしています。 「基本方針」において、窓口ネットワーク会社は、郵便、郵便貯金、郵便 保険の各事業会社の窓口業務や集金業務を受託することとされています。こ のほか、現在も一部の郵便局で行われている住民票の写しの交付といった地 方公共団体の窓口業務に加え、例えば、様々な金融商品の販売取扱いや小売 サービス、旅行代理店サービスなどの提供も可能になります。 窓口の配置については、「住民のアクセスが確保されるように配置する」 との努力義務を課すなどとともに、過疎地の拠点維持に配慮することとされ ています。また、都市部では効率的な配置や活用方法の工夫が期待されます。 例えば、駅前の一等地にある郵便局は、立地上の好条件を活かして、ショッ ピングも楽しめるような新しいサービス拠点に生まれ変わるかもしれません。 ※ 首相官邸ホームページ(郵政民営化) http://www.kantei.go.jp/jp/singi/yuseimineika/index2.html -------------------------------------------------------------------- [編集後記] 香田証生さんの一刻も早い解放を目指し、全力を尽くしてきましたが、痛 ましい結果になり、本当に残念でなりません。香田さんのご冥福をお祈りし ます。 新潟県中越地震について、読者の皆さんから、被災者の方々へのお見舞い や励まし、政府への提案・要望など多数のご意見が届いています。地震発生 の30分後には、自衛隊機11機が現地に飛び、近隣の7つの県や市で緊急 消防援助隊が出動準備に入りました。大手スーパーや外食チェーンは、阪神 大震災の経験から、現場の判断や詳細なマニュアルをもとに迅速な食料支援 を行いました。また、阪神大震災を機に発足した東京消防庁の「ハイパーレ スキュー」が土砂崩れの危険な現場から皆川優太ちゃんを奇跡的に救出する など、広域的な支援体制の面では阪神大震災の経験がしっかりと活かされま した。一方で、強い余震が何日も続いたため、家屋の倒壊件数に比べ多くの 方々が避難を余儀なくされたこと、避難後にストレスなどが原因で亡くなる 方が相次ぐなど、新たな課題も見えてきました。今後の災害対策に向けての 宿題です。「何かできることはないでしょうか」「何か協力したい」といっ たお問合せもいただきました。連絡先を下記にご紹介します。(せいけん) ※ 新潟県災害救援ボランティア本部ホームページ http://www.nponiigata.jp/jishin/ ※ 新潟県ホームページ(新潟県中越地震災害義援金の受け入れ) http://www.pref.niigata.jp/suitou/info_saigai_2.html
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