小泉内閣メールマガジン 第179号 ========================== 2005/03/10 ★☆ 小泉内閣メルマガ英語版、携帯版の読者登録を受付中です。 ☆★ 英語版の登録はこちらから http://www.mmz.kantei.go.jp/add_e.html 携帯版の登録はこちらから http://www.mmz.kantei.go.jp/add11.html -------------------------------------------------------------------- □ 目次 [らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ] ● 楽しみは家族とゆっくり食事をするとき [大臣のほんねとーく] ● ロケット打上げ成功(文部科学大臣 中山成彬) ● H−IIAロケットについて(科学技術政策担当大臣 棚橋泰文) [ニッポンの元気] ● やはりひとありき(俳優 永島敏行) [小泉内閣の動き] ● 青年海外協力隊帰国隊員への慰労会に出席 など ==================================================================== [らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
● 楽しみは家族とゆっくり食事をするとき 小泉純一郎です。 先週4日、イタリアのスローフード運動の提唱者カルロ・ペトリーニさん と官邸でお会いしました。 「スローフード」という言葉を聞くのは初めてでしたが、世界中どこでも 注文してすぐに手軽に食べられる「ファーストフード」とは反対に、各国各 地の地元ならではの特色ある食べ物をゆっくりと食べることを守ろうという 運動だそうです。 イタリアは、すばらしい音楽やおいしい料理に満ちた魅力的な国ですから、 こうした運動が起こることもうなずけます。 日本には、おいしい料理や食べ物はたくさんあります。ペトリーニさんも 日本各地をまわって、日本のそばや築地の新鮮なさかなのすばらしさを絶賛 していました。 たべものは健康の基本だと思います。おいしいものを家族や親しい人と会 話を楽しみながらゆっくり食べる。私は、「知育」「体育」「徳育」と並ん で「食育」というものを大事にしていかなければならないと思っています。 「たのしみは まれに魚(いを)烹(に)て 児等皆(こらみな)が うましうましと いひて食ふ時」 江戸時代の歌人、橘曙覧(たちばなのあけみ)の歌です。たまに奮発して 魚を煮る、それをおいしそうに食べる子どもたち、その姿に幸せを感じ、目 を細めて見つめる親、そんな状況が目に浮かびます。 8日、アテネオリンピックの男子マラソン銅メダリスト、ブラジルのデリ マ選手が官邸に来てくれました。レース妨害にあいながらも、笑顔を絶やさ なかったデリマ選手。今回出場したマラソンでは残念ながら途中棄権になっ てしまいましたが、沿道に集まったファンのみなさんから暖かい拍手が送ら れました。 月曜日から土曜日まで毎日計画的に練習をして、日曜日は休養をかねて軽 く15キロほど走るのだそうです。そういう厳しい練習を続けていても、本 番ではいろいろなことが起こる。マラソンというのは難しいスポーツだとい うことがわかりました。 平成17年度予算は年度内成立が確実になりましたが、「常在戦場」の心 がまえでこれからの国会論戦に臨みます。 -------------------------------------------------------------------- [大臣のほんねとーく]
● ロケット打上げ成功(文部科学大臣 中山成彬) 2月26日、H−IIAロケット7号機が鉄砲伝来で有名な鹿児島県の種子 島から打ち上げられ、運輸多目的衛星新1号(愛称:「ひまわり6号」)を 所定の軌道に投入することに成功しました。 このひまわり6号は、私たちの生活に密着した気象観測と航空管制に役立 つ機能を兼ね備えた重要な衛星です。 日本の基幹ロケットであるH−IIAロケットは、5機連続で成功しながら、 1年3ヶ月前に6号機の打上げに失敗し、皆様に多大なご心配をおかけしま した。 失敗以降、打上げの早期再開と成功にかける関係者は、原因究明やロケッ ト全体の総点検作業に懸命に取り組みました。 28万点もの部品から構成されるH−IIAロケットには多くの製造企業が 関わっています。これまでの打上げでは、各企業は担当の部分がロケットか ら切り離されるとそこで拍手をしていました。しかし、今回の打上げでは、 衛星を軌道に投入し、ロケットの使命を最後まで果たして初めて一斉に拍手 が起きたとのことです。すべての関係者が心を一つにし取り組んできたこと が、自然と一斉の拍手につながったのだと思います。 今後も、一層気を引き締めて成功を続け、皆様の期待に応えていきたいと 考えております。 私も今回の打上げを現地で見守りましたが、18時25分の発射時に周囲 一面が瞬く間に明るくなり、50メートル以上ある巨大な機体が轟音を発し ながら空に吸い込まれていく光景、その後の打上げ成功の報告で歓声に沸く 現場の雰囲気にとても胸が熱くなりました。 黄昏時にきらめいたH−IIAロケットの灯りは、まさに科学技術が日本を 明るく照らすのだという思いを強く感じさせました。 日本は、世界に冠たる科学技術によって国を創っていかなければなりませ ん。また、それが国際社会において日本の存在感を示すことにもつながって いきます。今後とも宇宙開発をはじめとして、科学技術の振興に全力で当た りますので、皆様のご理解とご協力をお願いいたします。 ※ 宇宙航空研究開発機構(JAXA)ホームページ
● H−IIAロケットについて(科学技術政策担当大臣 棚橋泰文) 2月26日、H−IIAロケット7号機の打ち上げが無事成功しました。 H−IIAロケットについては、昨年9月に総合科学技術会議でとりまとめ た「我が国の宇宙開発利用の基本戦略」において、我が国が必要な時に必要 な人工衛星を独自に打ち上げる能力を持ち続けることが重要であること、H −IIAロケットがその中核であること、そして、確実に衛星を打ち上げるこ とが何よりも重要であることを方針として打ち出していましたので、私とし ても、今回の打ち上げが成功し、大変喜んでいます。 打ち上げの様子はテレビ等でも報道されており、ご覧になった方も多いと 思いますが、全長53メートル、28万点にもおよぶ部品からなる巨大かつ 精密な物体が、短時間の間に全てのパワーを出し切って上昇していく様子は 実に壮観です。我が国としても、科学技術創造立国を内外にアピールできた 重要なイベントであったと考えています。 宇宙開発といえば、国民の皆様にとってあまり身近に感じられないものと 思われるかもしれませんが、今回打ち上げた人工衛星は、気象衛星「ひまわ り」の後継機としての機能を持っており、天気予報、台風の進路予想、集中 豪雨の予測など、私たちの日常生活に欠くことのできない極めて身近な存在 であります。 このように、国民生活に身近な存在であるばかりでなく、我が国として重 要な人工衛星を、自らの手で確実に打ち上げることは、最先端技術の維持や、 我が国の安全保障、危機管理の観点からも非常に重要だと考えています。 今後も、引き続き着実に打ち上げ成功を重ねていくことにより、宇宙開発 利用に関する国民の皆様の理解や関心がさらに深まることを期待しています。 --------------------------------------------------------------------
[ニッポンの元気] ● やはりひとありき (俳優、「立ち上がる農山漁村」有識者会議メンバー 永島敏行) 初めまして。「立ち上がる農山漁村」会議のメンバーの永島敏行です。 先日「立ち上がる」の視察で鹿児島県串良町柳谷地区に行ってまいりました。 ここは行政に頼らず、自治公民館が自力で地元の土着菌を活用して畜産糞 尿や生ごみを堆肥に変えて販売したり、その堆肥でカライモ(さつまいも) などを栽培して、自治公民館長の豊重哲郎さんを中心に集落を上げて補助金 に頼らない地域起こしに取り組んでいる。 私が訪ねたときも多くの住民の方々が出迎えてくださりいろいろな話をし た。ご高齢の方々が多かったが皆さん健康で情熱にあふれ、この土地で生き て、働いて、皆でこの土地を良くして共に暮らしてゆきたいという、意欲に あふれていた。私はここで元気をもらった。 また、二月上旬「立ち上がる」には選出されていないが、徳島県由岐町の 伊座利地区を訪ねた。ここでは漁業協同組合と小中学校あわせて26人しか いない学校が中心となって過疎、少子、高齢化による人口減少歯止めに取り 組んでいる。 子供の声が響かない地域に存続はない、「学校の灯火を消すな」と地域全 体でTターン者や若者の定住に取り組み、また都会からの子供たちの留学を 受け入れている。 ここの漁師の人たちはまさに男であり女であり、父であり母であり、地域 の子供たちを守り育てる大人であり、懸命に働く男と女である。この土地に 深く根を張った人たちだ。私はここで自分の心の狭さを実感した。 私に出来ること、いや私のやりたいことは、このように日本全国で素敵に 生きている農山漁村の人々を多くの人に知ってもらうこと、都市の人々との 交流をもってもらうこと。 13年前秋田県十文字町で遊び半分で始めた米作りをきっかけに農山漁村 の自然、人々にのめりこんだ。去年、農林水産業の生産者と消費者が出会い 売り買いする場としてちいさな市場を東京銀座で開いた。 今年も第一回目を3月12日土曜日に銀座のADK松竹スクエアで開く。 私はこれを農山漁村と都市の人々が楽しく対話し、一緒に食を考える場に育 ててゆきたい。 役者とは役に立つものと書く。ちっぽけな私でも皆様のお役に立てたら幸 いです。 * 編集部注:「立ち上がる農山漁村」は、自律的で経営感覚豊かな農山漁 村づくりの先駆的事例として全国に紹介するために選定されています。 ※ 串良町での視察の様子など -------------------------------------------------------------------- [小泉内閣の動き] ● 北方領土高校生弁論大会受賞者の表敬(05/03/08) http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2005/03/08hoppou.html 北海道内の高校生が参加して行われた北方領土を考える弁論大会で優秀 な成績を収めた高校生が小泉総理を表敬 ● マレーシア国王を表敬(05/03/07) http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2005/03/07malaysia.html <ビデオ> http://www.kantei.go.jp/jp/koizumivideo/2005/03/07malaysia.html 国賓として訪日中のシラジュディン国王を表敬するため迎賓館を訪問し、 昨年末の地震・津波被害に対するお見舞いの言葉を述べた後、意見交換 ● 日・ボスニア・ヘルツェゴビナ首脳会談(05/03/04) http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2005/03/04bosnia.html テルジッチ閣僚会議議長と会談、ボスニアの国づくりのために日本がで きるだけの支援をし、二国間の友好関係を進めていくことで合意 ● 国際スローフード協会会長の表敬(05/03/04) http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2005/03/04slow.html 各国各地の特色ある食べ物をゆっくりと食べることを守ろうと活動する 協会のペトリーニ会長が小泉総理を表敬、食文化などについて意見交換 ● 青年海外協力隊帰国隊員への慰労会に出席(05/03/03) http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2005/03/03seinen.html 最近1年間に活動を終えた帰国隊員の慰労会で「皆さん方の地道な目立 たない努力はまさに日本の財産です。」と挨拶 -------------------------------------------------------------------- [編集後記] 今日は、東京大空襲からちょうど60年目。2時間余りの空爆で10万人 或いはそれ以上ともいわれる尊い命が失われた東京大空襲は、60年前の3 月10日未明のことです。B−29爆撃機325機が、隅田川の沿岸を中心 に約1700トンの焼夷弾(しょういだん)を投下し、家屋約27万戸が焼 け、東京の3分の1以上の面積が焼失しました。官邸に小泉総理の指示で終 戦直後の東京の航空写真と、同じ地域の現在の写真を並べて展示することに しました。前者は約20年前の米国赴任中に細田官房長官が発掘したもので す。一面の焼け野原から世界有数の大都市に生まれ変わった東京の変貌ぶり を見るにつけ、平和こそ発展の礎だと改めて強く感じます。読者の皆さんも 下記リンクから是非ご覧ください。 東京では先週と打って変わってぽかぽか陽気が続いていますが、私の周り ではインフルエンザが猛威をふるっています。インフルエンザの発生状況は 全国的に高いレベルにあり、引き続き注意が必要です。(せいけん) ※ 終戦直後と現在の東京の様子 http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2005/0310b.html ※ 感染症情報センターホームページ(インフルエンザ流行レベルマップ) http://idsc.nih.go.jp/disease/influenza/inf-keiho/index.html
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