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小泉内閣メールマガジン 第184号 ========================== 2005/04/14

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□ 目次

[らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
● 新しい公邸

[大臣のほんねとーく]
● “もったいない”の心を世界へ(環境大臣 小池百合子)

[特別寄稿]
● 「献血」についてご協力、ご支援をお願いします。
  (厚生労働大臣 尾辻秀久)
● 感動体験 〜世界合唱オリンピックを通して〜
  (愛知県立岡崎高等学校音楽教諭・コーラス部顧問 近藤惠子)

[小泉内閣の動き]
● 総理大臣新公邸完成披露 など

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[らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
小泉総理大臣プロフィール 英語版はこちらから

● 新しい公邸

 小泉純一郎です。

 今年は、例年より桜の開花が遅めでしたが、あっという間に満開になり、
各地でお花見を楽しんだ方も多いのではないでしょうか。

 先日、日本を訪れたある外国人の方から、「日本は、IT産業、工業製品
で有名な国なので日本ではそういう話題になるものと思っていたら、さにあ
らず。花の話と木の話ばかりだった。」という話を聞きました。それほど、
日本人は自然が好きなのだと思います。

 今週、新しい総理公邸が完成し、お披露目をしました。もとの総理官邸を
南に50メートル移動させ、昭和4年の建設当時の状態を保存して使いなが
ら、新しいものを加えました。外国からの賓客との会合にも使っていきたい
と思います。

 新公邸には、太陽光発電、風力発電設備をいれますが、これに加えて、世
界初の家庭用燃料電池発電システムを導入しました。都市ガスから水素をと
りだし、空気中の酸素と反応させて電気と熱をおこす。二酸化炭素の排出を
大幅に抑えたシステムです。自然にやさしい公邸にしていきたいと思ってい
ます。

 新公邸の東側には、道路に面して桜の木を植えました。今後、枝を伸ばし
「大きな木」に成長し、道往く人の目を楽しませてくれることでしょう。

 このメルマガの読者のなかには、この春、新しく社会人になった方も多い
と思います。

 最近、若い人たちの中では、フリーターと呼ばれる人が増加し、その数は
この10年間で100万人増えて、合計200万人を超えました。学校にも
行かず、仕事にもつかず、職業訓練もうけていない「ニート(NEET:
not in employment, education, or training)」という若者も64万人に
なりました。

 若い人たちが自信と意欲をもって仕事につけるように、今月から、「平成
17年度中にフリーター20万人が就職できるようにする」という目標を定
めて若者の雇用対策を進めることにしました。

 就職口はあっても、自分に合う仕事が見つからないという「雇用のミスマ
ッチ」がなくなるよう、経済界、労働界、地域社会と力をあわせて、対策を
進めてまいります。

 週末、中国で、一部のデモ隊が日本大使館や日系企業の店舗などに投石し
て、窓ガラスが壊されるなどの被害が出ました。中国で活躍している日本人
の安全確保については中国側に責任がありますから、よく自覚していただか
ないといけません。再発防止に全力を尽くすよう申し入れました。

 日本と中国の間には、お互い意見の異なることもあります。対立を強調す
るのではなく、未来に向かって協力していくことが、国と国との間では必要
なことだと思います。

 内外に課題は山積しています。常に「恐れず、ひるまず、とらわれず」の
姿勢で改革を進めてまいります。

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[大臣のほんねとーく]
小池大臣プロフィール
● “もったいない”の心を世界へ(環境大臣 小池百合子)

 “もったいない”という言葉を忘れていませんか?

 先ごろ、ノーベル平和賞を受賞されたケニアの環境副大臣、ワンガリ・マ
ータイさんが来日されました。そのマータイさんが「私は来日初日のインタ
ビューで“もったいない”という日本独特の言葉を知った。私の一番の関心
である資源の持続的活用を訴える上で探し求めていた言葉に出会った感動の
瞬間だった。」と語られたのです。さらに、マータイさんは、翌3月にニュ
ーヨークの国連本部で開かれた会議では、“MOTTAINAI”をみんな
で唱和しようと呼びかけました。

 私たちは、このアフリカからいらした一人の女性を通して、もう一度“も
ったいない”という日本語の重要さ、すばらしさに気付きました。

 “もったいない”という言葉は、“そのものの値打ちが生かされず、無駄
になるのが惜しい”ことを意味します。そこには、自然を愛し、物の量より
も質素さや風雅さを好む日本人の心が凝縮されています。ものを大切にする
日本の心とともに、これまで我が国が一生懸命に育んできた環境をよくする
ための社会の仕組みや、それを支える環境技術を世界へ広げていきたいと思
っています。

 そのきっかけにと考えているのが、3Rです。3Rとは、ごみを減らし
(Reduce)、使えるものは繰り返し使い(Reuse)、ゴミになったら資源と
して再利用(Recycle)を進めることをいいます。

 3Rに取り組むため、4月28日から30日にかけて東京で「3Rイニシ
アティブ閣僚会合」という国際会議を開きます。この会議は、昨年のG8首
脳会議で小泉総理が3Rを世界的に進めようと提案されたことに端を発して
います。

 今後、世界的に資源需要が急増し、いっぽうで廃棄物の大量発生が見込ま
れています。水や大気、さらには地球環境に対する影響が悪化する心配もあ
ります。またリサイクル資源や廃棄物が国境を超えて取引されるケースも増
えており、近隣の国々との間のトラブルも起こっています。

 先進国、開発途上国、国際機関は、お互いに協力して、こうした問題を解
決するための処方箋をつくらなくてはなりません。特効薬はないのかもしれ
ませんが、世界の人々が3Rを進め、地球をいたわるようになれば、長い目
でみれば大きな進歩につながると思います。閣僚会合がその一里塚になるよ
う、リーダシップを発揮して取り組みたいと考えています。

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尾辻大臣プロフィール
[特別寄稿]

● 「献血」についてご協力、ご支援をお願いします。
  (厚生労働大臣 尾辻秀久)

 皆さんご承知のとおり、我が国では、輸血等に使用する血液は、国民の方
々の善意の献血により賄われています。

 献血については、年々献血者が減少している中で、本年2月に我が国で初
めて変異型クロイツフェルト・ヤコブ病(VCJD)の患者が発生したこと
を受け、過去に英国に滞在していた方からの献血を制限することとしました
が、このままでは血液が足りず、危機的な状況となることが予想されていま
す。

 そこで、私が本部長となって、厚生労働省に「献血推進本部」を設置する
とともに、国民の方々への私の「緊急アピール」を発表しました。

 また、去る9日(土)には、新宿東口の新宿ステーションスクエアで、直
接国民の方々に献血の呼びかけを行い、多くの方に献血に参加していただき
ました。

 「献血」は、人の命を救うすばらしいことです。今後とも、日本赤十字社、
関係省庁、地方自治体等と十分連携しながら、企業、官庁、学校等における
集団献血や、街頭献血などに参加するよう国民に広く呼びかけていきます。
特に、10代、20代の献血が年々少なくなっており、若い方々の献血をお
願いしたいと思っています。

 一人でも多くの国民の方が献血するよう、皆さんの一層のご協力とご支援
をお願いいたします。

※ 厚生労働省ホームページ(厚生労働大臣緊急アピール)
 http://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/iyaku/kenketsugo/7m2.html


近藤氏プロフィール
● 感動体験 〜世界合唱オリンピックを通して〜
  (愛知県立岡崎高等学校音楽教諭・コーラス部顧問 近藤惠子)

 皆様は合唱にもオリンピックがあることをご存知ですか?
 2000年を記念して、合唱のあらゆるジャンルを網羅した世界大会、
第1回合唱オリンピック(CHOIR OLYMPICS)が音楽の国オーストリアで開催
されることが決定。

 岡崎高校コーラス部は「青年混声合唱部門」の日本代表として推薦され、
61名で決勝に出場。何と、世界的に有名なシャプソン・フェレンツ率いる
ハンガリーも南アフリカのステレンブーシェ大学も破り、全く無名の東洋の
高校生がチャンピオン(金賞の中のトップ)になってしまいました。

 第2回は2002年10月下旬にアジア大会を終えて間もない韓国の釜山
で開催され、またもやチャンピオンに!2連覇を達成することができました。
チャンピオンになると、授賞式の夜のチャンピオンコンサートに出演します。
その夜は前半9部門の雄が演奏。会場には全出演者と各国からの応援隊や地
元韓国の方々など5000人を超える聴衆がつめかけました。

 我々は海外遠征の時、必ず開催国の有名な歌を原語で覚えて、機会があっ
たら演奏できるよう準備します。韓国と言えば朝鮮半島全体の民謡である
“アリラン”しかないと思い、教科書にのっている単旋律をもとに、輪唱に
したり、少し和音を加えたりして私が構成しました。

 9部門中、我々は8番目の出演と決定。「私達の前にアリランを歌う団体
がなかったら歌おうね」と生徒と話し7団体終了。ついにどこからもアリラ
ンは聞こえず、袖で生徒にGO!サインを送りました。

 ソーラン節等の3曲を歌い終えて拍手の中ライトが落ち始めた時、静かに
アリランを歌い始めました。「わっ」とどよめきが起こりすぐ静聴。ライト
は眩しく輝き、我々のアリランが流れる中、次第に会場からもアリランの歌
声が加わり、今まで経験したことのない高まりの中で歌い終えました。途端
に熱狂的歓声と拍手とStanding Ovation!

 本当に歌ってよかった、生徒にこの体験をさせることができてよかった、
とつくづく思いました。コンサートが終わると、韓国の方々が握手を求めて
殺到され、どこに泊っているかをしきりに尋ねられました。

 翌朝ホテルのロビーには花束と花籠が溢れ、食堂入口には大福餅のような
韓国のお餅が山の様に届けられていました。皆昨夜の感動を述べ、そのまま
仕事に向かわれたとのこと。熱い韓国の方々のお気持に驚き戸惑い感激しな
がらも、その日が帰国の朝でお礼も言えず、ただ感激の気持で一杯になり、
心の中で手をあわせて帰ってきました。

 日本と韓国。お互いの文化を尊重しながら、これからも感動を共有し合え
るような、温かい国際関係を祈らずにはいられません。

 昨年ドイツで開かれた第3回大会でも金賞を受賞し、岡崎高校は来年夏の
第4回中国厦門(アモイ)大会への出場権を得ました。感動的な大会になり
ますように、そして合唱を通して少しでも国際親善に役立つことができます
ように…と願いながら、また今年度のスタートラインに立ちました。

※ ドイツ遠征の様子
 https://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2005/0414a.html

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[小泉内閣の動き]

● 日本・コロンビア首脳会談(05/04/11)
https://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2005/04/11colombia.html
  ウリベ大統領と会談し、日本とコロンビアの経済関係強化は重要である
 との認識で一致、大統領は日本の常任理事国入りの希望は十分承知と表明

● 総理大臣新公邸完成披露(05/04/11)
https://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2005/04/11koutei.html
<ビデオ>https://www.kantei.go.jp/jp/koizumivideo/2005/04/11koutei.html
  「歴史的にも文化的にも価値がある旧官邸の良さを生かし、新時代にふ
 さわしい新公邸を建設できた。」と挨拶

● 総理主催「桜を見る会」の開催(05/04/09)
https://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2005/04/09sakura.html
   政財界や文化・芸能、スポーツ界などから約8,700人を招き、新宿
 御苑で開催された「桜を見る会」の模様

● 全国交通安全運動中央大会に出席(05/04/07)
https://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2005/04/07koutu.html
<ビデオ>https://www.kantei.go.jp/jp/koizumivideo/2005/04/07koutu.html
  都内の小学校で行われた中央大会に出席し、直筆の標語を贈ったり、自
 ら着用した反射材を用いた背広を披露

● 国家公務員合同初任研修で訓示(05/04/06)
<ビデオ>https://www.kantei.go.jp/jp/koizumivideo/2005/04/06kensyuu.html
  新任国家公務員に対する小泉総理の訓示の様子をビデオで紹介

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[編集後記]

 近藤先生が教鞭をとられる岡崎高校は私の母校です。先月母校コーラス部
の演奏を聴く機会があったのですが、そのプログラムのなかに、日韓国交回
復40周年を記念した「韓流〜春のソナタ〜」があり、「冬のソナタ」でお
なじみの3曲の後、朝鮮半島の民謡「アリラン」が演奏されました。その演
奏の前に近藤先生がご披露された釜山でのエピソードと素晴らしい合唱に心
から感動し、ご寄稿をお願いしました。最近日韓、日中関係についてはさざ
なみが立っていますが、未来に向かって友好協力関係を築いていこうという
のが小泉内閣の方針です。そのためにはお互いに理解し合うことが欠かせま
せん。近藤先生たちがして下さった日韓の相互理解へのご貢献が、あらゆる
分野で、お互いの努力で積み重ねられることが大切だと思います。
(せいけん)


杉浦内閣官房副長官プロフィール杉浦内閣官房副長官
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総編集長:内閣総理大臣 小泉純一郎
編集長:内閣官房副長官 杉浦正健
発行:内閣官房内閣広報室(〒100-8968 東京都千代田区永田町1-6-1)