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小泉内閣メールマガジン 第190号 ========================== 2005/06/02

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□ 目次

[らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
● ノーネクタイ、ノー上着

[大臣のほんねとーく]
● 世界各地の大使と一堂に会して(外務大臣 町村信孝)

[特別寄稿]
● 社会保険庁改革の今後のあり方
  ―社会保険庁の在り方に関する有識者会議の最終とりまとめを終えて―
  (社会保険庁の在り方に関する有識者会議座長 金子晃)

[小泉内閣の動き]
● 横須賀市内を視察 など

[キーワード解説]
● 食品安全委員会

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[らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
小泉総理大臣プロフィール 英語版はこちらから
● ノーネクタイ、ノー上着

 小泉純一郎です。

 6月1日から、ノーネクタイ、ノー上着の軽装で仕事をしてもよいことに
しました。

 何を着なくてはいけないとか、ネクタイをしてはいけないとか、堅苦しく
考えるのではなくて、日本の夏は暑いですから、楽な服装で仕事をしようと
言うことなのです。

 どういう服装がよいかは、一人ひとり、自分で考えていただきたいと言っ
ているんです。それにあわせて、夏の冷房の温度もあまり下げないように。
いままでどおり、28度程度にして、環境に配慮して、エネルギーを大事に
していきたいと思います。

 私も、昨日は、沖縄のかりゆしウェアで仕事をしました。なかなか着心地
がよくて、仕事もはかどりました。

 幸い、国会の方でも、このアイデアにご理解をしていただいて、国会での
委員会審議の際には、ノーネクタイ、ノー上着でも差し支えないということ
を決めていただきました。

 今日の予算委員会審議には、軽装で出席しようと思っています。

 もっとも、必ずノーネクタイ、ノー上着にしなくてはいけないというので
はなくて、外国の首脳との会談や、儀式への出席など、先方の気持ちや状況
に応じて、臨機応変、自由自在に対応していこうと思っています。

 堅苦しく考えないで、自分で考えながら楽な服装をして、温暖化対策にも
よい影響が出てくればいいですね。

 1日は、「日本の景観を美しくする国民大会」に出席して、これからの街
づくりで大切なのは、「女性にやさしく、高齢者にとって安全で、そして外
国人にとってわかりやすいことだ」という木村尚三郎先生の言葉を引いて挨
拶しました。美しく、やさしく、安全で、わかりやすい国づくりを進めたい
と思います。

※ ノーネクタイ、ノー上着の小泉総理
 http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2005/0602.html
 
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[大臣のほんねとーく]
町村大臣プロフィール
● 世界各地の大使と一堂に会して(外務大臣 町村信孝)

 外務大臣就任から8ヶ月、今般、外務省創設以来初めての試みとして、世
界各地に派遣している大使を一堂に集め、大使会議を実施しました。日本外
交は多くの課題に直面し、今まさに正念場。しかし、小泉総理の言葉を借り
れば、「ピンチはチャンス」です。

 5月16日から3日間行われた大使会議は、政府の他の機関や民間企業、
そして我が国国民の力を結集してオールジャパンとして国益を追求するため
の戦略を練る場を持ちたいと考え招集しました。

 小泉内閣の外交上の最優先課題である国連・安保理改革については、もと
より極めて困難な課題ですが、我が国として過去の反省に立って戦後一貫し
て平和国家として国際社会に貢献してきた実績があり、自信を持って常任理
事国になれるよう総力を挙げるべきと訓示しました。「火事は最初の3分、
選挙は最後の5分」が大事です。新聞紙上では、「町村大臣、全大使に『気
合い』を入れる」と書かれましたが、私も各大使の「気合い」を大いに感じ
ました。

 また、私は、海外の企業の支援について、外務省の仕事は伝統的には、経
済交流の一般的な枠組みづくりであって、個別商談には関与しないというこ
とできたが、そういう姿勢はもう古い、各企業のニーズに応えて積極的に関
与していくべき旨述べました。会議には主要経済団体からも御参加頂き、外
国のビジネス環境の問題点・改善策につき議論しましたが、その成果を、今
後、一つ一つ着実に実施していきます。

 会議を終え、すべての大使は任国に戻り、早速、大使館の陣頭指揮に立ち、
活動を再開しています。遠隔の地にあって外交の最前線を支える各大使と目
と目を合わせて、協議できたことは大変有意義であり、本省・在外公館が一
丸となってさまざまな外交課題に一層積極的に取り組んでいきたいと思いま
す。

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金子氏プロフィール
[特別寄稿]
● 社会保険庁改革の今後のあり方
  ―社会保険庁の在り方に関する有識者会議の最終とりまとめを終えて―
  (社会保険庁の在り方に関する有識者会議座長 金子晃)

 昨年7月に内閣官房長官の下に設置された「社会保険庁の在り方に関する
有識者会議」は去る5月31日、これまでの議論を整理して最終とりまとめ
を行いました。主要な結論については末尾のリンクページをご覧下さい。

 会議の座長をお引き受けするにあたって、国の機関を検査する会計検査院
での経験を生かせるのではないかと思いました。

 平成9年、一私立大学の教授から国の機関である会計検査院の検査官に任
命されました。その後、院長に任命され、約5年間、国の各機関の予算執行
および業務執行の検査にかかわりました。

 院長時代、各国の会計検査機関の長の方々との意見交換を通じて、国の役
割に対する認識が先進各国において大きく変化してきていることを知りまし
た。先進各国では、国民の意向に従い質の高い費用の低廉な「公共サービス」
を提供することが国の重要な役割とされ、民営化、規制緩和、公共調達改革
等もこうした視点から進められてきています。

 こうした国の役割に貢献することが先進各国の検査機関の使命とされてい
ます。私も民間から任命されたことに応えるため、就任してから会計検査院
とは何か、いかなる機能を果たすべきかを考え続けました。その結論が先進
各国の検査機関の長の方々の意見と同じであったことに安心しました。

 しかしわが国の現状を見たときに、先進諸国で認識されている国の役割が
果たされているのか。また会計検査院がその使命を果たしているのかに疑問
を抱きました。在任中、期待される使命を果たすよう努力しましたが、志な
かばで定年退官しました。退官後も機会あるごとに国の役割の変化を主張し
てきましたが、まだ一般的な認識とはなっていないように思われます。

 社会保険庁において生じたさまざまな不適切な事業運営は、国の本来の役
割が果たされていない最も典型的な事態です。

 これまでの経験・知識を生かし、どうすれば、国民の意向に従った高品質
・低費用の社会保険サービスが確実に国民に提供できるか、また、不適切な
業務運営の再発を防止することができるかを念頭に置きながら、有識者会議
の進行役を努め、社会保険事業の運営主体のあり方を検討してきました。

 わが国の社会保険制度は国民が安全で安心な生活を送るために世代を超え
て全員で支えあっていく制度です。保険料は制度を維持するための総費用の
国民個々人の分担部分です。将来受け取る給付額の積立金ではありません。

 従って、支払った額が将来回収できないから保険料を支払わないというの
は誤った考えです。制度を運営する費用を国民がそれぞれの負担能力に応じ
て分担することによりこの制度は成立っています。この点に関する国民の理
解と支持が絶対に不可欠です。

 こうした国民の理解と負担努力によって成立っていることを、制度運営に
当たる人々も認識しなければなりません。効率的で透明性の高い制度運営を
行うことにより、質の高い費用の低廉なサービスの提供が必要です。そうで
なければ制度に対する国民の理解と支持は失われることになります。

 有識者会議は、国民の皆さんから信頼される新しい組織を、既存の枠組み
にとらわれることなく、かつ実現可能な最善のものを提言したと自負してい
ます。国民全員でこの相互扶助の制度をぜひ維持・発展させていきたいと願
っています。

※ 「最終とりまとめ」の主要な結論
http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2005/0602a.html

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[小泉内閣の動き]

● 日本・マダガスカル首脳会談(05/05/31)
http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2005/05/31madagascar.html 
  ラヴァルマナナ大統領と会談し、日本の対アフリカ協力や国連安保理改
 革について意見交換

● IT戦略本部(05/05/30)
http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2005/05/30it.html 
  官民における統一的・横断的な情報セキュリティ対策の推進を図るため、
 「情報セキュリティ政策会議」の設置を決定

● 横須賀市内を視察(05/05/28)
http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2005/05/28yokosuka.html 
<ビデオ>http://www.kantei.go.jp/jp/koizumivideo/2005/05/28yokosuka.html
  「横須賀リサーチパーク」で最先端の情報通信技術を見学、「長井海の
 手公園・ソレイユの丘」を視察

● 日本・ブラジル首脳会談(05/05/26)
http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2005/05/26brazil.html 
  ルーラ大統領と会談し、国連改革や二国間関係について意見交換の後、
 安保理拡大の「枠組み決議案」採択のための共同声明を発表

● 日本・ポルトガル首脳会談(05/05/26)
http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2005/05/26portugal.html 
  サンパイオ大統領と会談し、二国間関係や国際情勢について意見交換、
 同大統領は日本の常任理事国入りに前向きと表明

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[キーワード解説]

● 食品安全委員会

 近年、BSE(牛海綿状脳症)や、輸入野菜における農薬の残留など、食
の安全をおびやかす事件がたびたび起こりました。加えて、食品流通の広域
化・国際化が進展し、遺伝子組換えやクローンといった新たな技術の開発が
進むなど、我が国の食生活を取り巻く環境は大きく変化しています。

 このような状況に的確に対応するため、平成15年7月1日に国民の健康
の保護を最優先することを基本理念とする食品安全基本法が施行されるとと
もに、この基本法に基づき同日、内閣府に食品安全委員会が設置されました。

 委員会の第一義的な役割は「リスク評価(食品健康影響評価)」を行うこ
とです。食品に含まれる可能性のある有害な微生物、化学物質等が人の健康
に及ぼす影響を科学的な目で評価します。

 このリスク評価の結果に基づいて、厚生労働省、農林水産省等のリスク管
理機関は、国民の食生活の状況等を考慮し、食品の安全に関する基準の制定
や規制の実施等といった「リスク管理」を行います。

 また、委員会は、リスク評価の内容等に関して、消費者や食品関連事業者
等と幅広く情報や意見を交換(リスクコミュニケーション)します。重大な
食品事故の発生等の緊急事態に際しては、政府全体の取組の要(かなめ)と
なって活動する役割を担っています。

 委員会は、食品の安全に深い知見を有する7名の委員からなり、毎週1回
開催されます。議論の透明性を確保するため、原則として会議は公開され、
議事録もホームページ上に掲載されます。

 委員会の下には専門調査会を設置しています。専門調査会は、企画やリス
クコミュニケーション、緊急時対応の他は、添加物・微生物・遺伝子組換え
食品等といった危害を引き起こす要因ごとに分けられています。BSEの国
内対策の見直しに係るリスク評価は、プリオン専門調査会が検討を重ねてき
ました。

 国産牛肉のBSE対策として、現在食肉として処理されるすべての牛につ
いてBSE検査を実施する「全頭検査」を行っていますが、5月6日に委員
会からの答申が出され、厚生労働省及び農林水産省は生後20カ月以下の牛
を検査から除外する方向での見直しを検討しているところです。

 輸入牛肉については、厚生労働省・農林水産省は、米国産とカナダ産の牛
肉に関して、危険部位を取り除いた生後20カ月以下の牛の肉・内臓に限っ
て輸入することの安全性について、5月24日に委員会に諮問しました。

 今後は、プリオン専門調査会において、中立公正な立場から科学的な議論
をつくすこととしています。

※ 食品安全委員会ホームページ
http://www.fsc.go.jp/ 
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[編集後記]

 昨日(1日)から私もクールビズです。昨年の夏は官邸内でただ一人「ノ
ーネクタイ・ノー上着」でしたが、今年は小泉総理を先頭に全省庁で実行す
ることになっています。大切なのは冷房に頼りすぎないことです。冷房の設
定温度を1度上げると約15%のエネルギー節約になるという試算もあり、
地球温暖化防止に役立ちます。昔は夕涼みに簾(すだれ)、打ち水など、涼
しく暮らすためにいろいろと工夫していました。農家の天井は高く、風が抜
けました。暑い日には風通しのよい甚平姿で畳にひっくり返っていたもので
す。ノーネクタイも涼をとるためのひとつの知恵。皆さんも身近なところか
ら、できることから温暖化対策にご協力をお願いいたします。
 11日間にわたって実施した「第4回オンラインアンケート」には1万人
を超える皆さんにご参加いただきました。改めてお礼申し上げます。結果は
来週ご披露します。ご期待下さい。(せいけん)

※ チーム・マイナス6%ホームページ(温度調節で減らそう)
http://www.team-6.jp/action/01.html 
 

杉浦内閣官房副長官プロフィール杉浦内閣官房副長官
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総編集長:内閣総理大臣 小泉純一郎
編集長:内閣官房副長官 杉浦正健
発行:内閣官房内閣広報室(〒100-8968 東京都千代田区永田町1-6-1)