首相官邸 首相官邸 トップページ
首相官邸 コミュニケーション
 トップ小泉内閣メールマガジンバックナンバー
小泉内閣メールマガジン
 

小泉内閣メールマガジン 第192号 ========================== 2005/06/16

★☆ プレ200号企画「らいおんインタビュー」を掲載! ☆★

★☆ 小泉内閣メルマガ英語版、携帯版の読者登録を受付中です。 ☆★
(英語版) http://www.mmz.kantei.go.jp/add_e.html
(携帯版) http://www.mmz.kantei.go.jp/add11.html
--------------------------------------------------------------------

□ 目次

[らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
● 「らいおんインタビュー」(前編)

[大臣のほんねとーく]
● 真心というソフトパワーを発揮して〜イラク人道復興支援〜
  (防衛庁長官 大野功統)

[特別寄稿]
● 「時持ち」発想で、仕事・家庭・自己実現のバランスを
  (「日本21世紀ビジョン」に関する専門調査会競争力ワーキング・グ
  ループメンバー 袖川芳之)

[小泉内閣の動き]
● 日本・カザフスタン首脳会談 など

====================================================================
[らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
小泉総理大臣プロフィール 英語版はこちらから
※ 小泉内閣メルマガは、今年8月に創刊200号を迎えます。プレ200
 号企画第一弾として、創刊4周年を機に編集部が行った小泉総理へのイン
 タビューの模様をお伝えします。


● 「らいおんインタビュー」(前編)

【メルマガ配信4周年を迎えて】

(インタビュアー)
―――  お忙しいところをありがとうございます。メルマガは配信4周年、
    この国民との交流というのは、総理が初めて取り組まれたことだと
    思いますが、4年たっていかがですか?

(小泉総理)
 私も4年間続けるとは思ってなかったんです。このメルマガも当初始めた
とき、10万か20万人ぐらいは見てくれるかなと思って始めたんです。

 それが、100万を超え、一時は200万人ぐらいまでいったということ
で、最近少し減ってきたと言いながらも160万人、驚きですね。

 100万人以上の皆さんが毎週これを見てくれる、読んでくれると思うと、
力が入りますね。できるだけ、率直に自分の言葉で語らなければならないと
いう思いを強くしています。

 100万以上、週刊誌だって100万部以上売れている週刊誌はあまりな
いんじゃないですか。これを100万人以上が毎週読んでいただける。あり
がたいと思っています。

―――  メルマガを配信されて、印象的な読者のご意見はありますか?

 100回記念の時ですか、あのときに20人ぐらいの全国のメルマガ愛読
者に官邸に来ていただいて、率直な意見交換をしましたね。ああいうときの
お話やら、あるいは何か問題が起こると、北朝鮮の問題でも、イラクの問題
でも、あるいは靖国参拝の問題でも、もうそれぞれ賛否両論ですね。やはり
よく見ていただいているんだなと、激励も、批判も含めていただくというこ
とは、それだけ反応がいいんだなと思って喜んでいます。

 これからもできるだけ皆さんに関心を持ってもらうような、そのときどき
のホットな話題を提供していきたいと思っています。


【映画について】

―――  ホットな話題は、いいですね。

 そう、話題になるような、「今日は総理のメルマガどうだった?」とか、
「ああ、スピルバーグと会ったの」とか、「リチャード・ギアとダンスした
そうじゃないか」とか。

 先日だってスピルバーグ監督と話したんですが、面白かったですよ。私は
『ジョーズ』『E.T.』『ジュラシック・パーク』『シンドラーのリスト』
とか、結構見ているんですよ。

―――  『宇宙戦争』みたいなのは好きですか?

 『宇宙戦争』はこれから封切りでしょう。

―――  そうですね。総理は、昔見たとおっしゃっていたかと・・。

 あれは50年ぐらい前。当時は、ほとんど白黒だったけど、それがカラー
映画だったんですよ。カラーも印象的だったし、隕石が地球に落ちて、その
隕石の中から宇宙人が出てくる。あれは面白かったな。

―――  本当に昔から見ていらっしゃったんですね。

 子どものころから映画はよく見ていて、近くに映画館があったから、西部
劇、チャンバラ、よく見ていましたよ。あのころは1日3本立て。それでみ
んな立ちっぱなしだもの。3本立てを立ちっぱなしで見ている。それも、ぎ
ゅうぎゅうの中で。

―――  それは学生のときですか?

 小学校の時かな。

―――  本当ですか?

 あのころは本当に映画は人気があったんですよ。今は1本見ると疲れちゃ
うけど。そういう映画ファンだから『ニュー・シネマ・パラダイス』の気持
ちなんかよくわかる。イタリアでも日本でもどこでも変わらないんだなと。

【クールビズ】

―――  常にいろんな情報が発信されていますが、最近は、クールビズ。

 今日もクールビズだよ。ところが、今日はこれから外国の首脳が見えて、
その会談のときにはやはりネクタイをするんです。相手に合わせて、失礼に
ならないように、先方も背広で来たい、ネクタイしたいと言うと、私だけノ
ーネクタイでは悪いから、そのときは私もネクタイをするんです。

 着替えるのも面倒だと思って、ネクタイして上着を着ればわからないよう
なシャツを着るんです。

―――  評判はどうですか?

 みんな楽だと言っていますよ。今日も、アラブの大使の皆さんが激励に来
てくれました。20カ国ぐらいかな。アラブ諸国の大使の皆さんはクールビ
ズ大賛成と、日本の夏は暑いからノータイで結構だと、いい決断だって激励
がてらこの方式を褒めてくれました。

 午前中に会談したんです。中には、アラブの服と言うのか、頭にターバン
を巻いて、向こうの着物でしょうね、足元まである。あれは一見全部体を隠
しているから暑そうだけれども、実は涼しいんですって。あとほとんどはも
うノータイにワイシャツ。

―――  その地域に合ったものを着るということですね。

 それと、夏は女性が助かるんではないですか。男性の背広とネクタイに合
わせるから、通勤の電車でも冷房がきき過ぎると、カーディガンを持って行
かないとだめだと、それでオフィスに来ても、皆さんきっちりとネクタイと
背広だから、女性はスカートで膝かけをしなければならない。それもしなく
ていいと。

 女性はもともとノーネクタイなんですが、男性より薄着だから、何か寒さ
を防ぐような服装を考えて、電車なり会社に行っていたという人も多かった。
ですから、あまり冷房をきかせないということは体にもいいから助かるとい
う声が多いです。

 夏だけではなくて、今度は冬も暖房をきかせて、暑いからワイシャツを袖
まくりして、汗をかきながら仕事をしている人がいるでしょう。あれもする
必要はないんです。冬もそんなに暖房をきかせないで、カーディガンとかセ
ーターを着れば寒くないというような温度設定にすれば、これは省エネにな
るでしょう。

 今でもネクタイをするなって言っているんじゃないんですよ。

 今年のクールビズは、各自が自由にいいと思った、楽な服装をしてくださ
いと、ネクタイしなくても、上着を着なくても結構ですと、人に不快感を与
えない程度に、あとは皆さんの常識とセンスに任せますという方法ですから。

 だけどネクタイ業界からは苦情が来ました。シャツ業界は今、売れ行き好
調らしいですね。デパートなどでは、シャツ売場のレジには行列ができてい
るぐらいに売れていると。
  
 6月1日の初日に私は「かりゆし」を着たんです。沖縄の方から礼状が来
たんです。「かりゆし」ウェアを着ていただいてありがとうございますと。

 あとで聞いたら、あの後テレビを見た人が、「総理の着ているのと全く同
じあの『かりゆし』を買いたい」という話があったと、800枚ですって。
結構効果があるんだと思いました。

―――  冷房の温度設定は28度なんですか?

 いや、今は冷暖房要らないでしょう。

―――  そうですね。

 28度というのは結構暑いですよ。だから、初日に愉快なことがあったん
ですよ。28度にしますと言うでしょう。外気は28度以下なんだよ。にも
かかわらず、官邸へ入ったら随分暑いなと。「何で?」と言ったら、28度
にセットしていると。ここが困っちゃうんですよね。しゃくし定規に解釈さ
れちゃうと。

 夏暑いとき、28度以上のときには28度に抑えなさいと言っているのに、
24度とか25度なのに、何で28度にする必要があるのかと。28度にな
らなかったらそのままで何もしなくていいんですよ。そうでしょう。

【愛・地球博】

―――  万博はどうでしたか?このあいだ、3回行って初めて展示をご覧
    になったんですね。

 起工式、開会式と3回目でしたが、この前、ジャパン・デーのときに、初
めて日本館とマンモスを見てきました。あの牙の大きいマンモス。いずれ全
体像が発掘されるんじゃないか、まだたくさんいるというから。ああいう動
物には興味がありますね。あれだけの動物がかつて地球上に生息していたの
かと、それが残っているというのは面白いね。地球の生き物はどれだけいる
かわからないね。日本館は、みんなに人気がある、いっぱいでしたけれども、
それぞれ面白かったですよ。

 これから夏休みも近づくし、いま、予定以上の人数が来ているといいます
から、6カ月で1,500万人を上回るんじゃないですか。

―――  結構、海外の方の評価もいいんですね。

 そうですね。あそこへ行けば、1日中楽しめますよ、あまり時間を区切っ
て行くよりもぶらっと行く方がいいんじゃないかな。

【構造改革の進展】

―――  小泉構造改革、どうでしょうか。今は順調に進んでいますか?

 順調に行っているでしょう。いよいよ改革の本丸の郵政民営化の採決が近
づいてきたでしょう。ここまで4年、ようやくここまで来たかという気持ち
です。外堀、内堀埋めるまでも大分苦労したけれども、いよいよ本丸攻めが
来たから、ハラを決めて抵抗勢力と闘っていますよ。

―――  意気込みは変わらずですか。

 変わりません。


※ らいおんインタビューの様子
http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2005/0616a.html

 来週も「らいおんインタビュー」(後編)をお送りします。

--------------------------------------------------------------------
[大臣のほんねとーく]
大野防衛庁長官プロフィール
● 真心というソフトパワーを発揮して〜イラク人道復興支援〜
  (防衛庁長官 大野功統)

 世界地図をながめて見てください。イラクは中東の真ん中にありますよね。
だからイラクの安定は中東の安定にほかならない、私はこんな風に思います。
その中東の安定というのは、グローバル化で小さくなった世界の平和と安定
に直結しています。 

 日本は国際社会の一員として、海外では武力行使をしない、武力行使と一
体にならないことを守りながら、国際的な安全保障環境を良くしていくとい
うことを目標としています。世界の安全と平和は日本の安全と平和にほかな
らないのです。

 そして、忘れてならないのは日本が必要な石油の90%が中東から来てい
ることです。中東の安定は日本の経済にとって、ひいては日本の存立にとっ
て死活問題となるのです。

 このような理由で、日本がイラクの国造りにかかわることは大切な仕事だ
と考えています。それでは、この大切な仕事をなぜ自衛隊がやっているので
しょうか。

 イラクの環境は、食事にしても寝泊まりにしても大変厳しいものです。治
安についてもムサンナー県は安定しているとはいえ油断は許されません。そ
の中で自衛隊は自らの安全に気を配りながら、そういうこと全部を自分でで
きるのです。

 ですから、イラクが早く安定してイラクの人たち自らの手で自分たちの国
造りができるように、そしてそれを日本からの民間の人たちが支援できるよ
うにと思いますが、今はやはり厳しい環境に耐える能力を持っている自衛隊
に一生懸命がんばってもらっています。

 昨年12月に、私は、イラクのサマーワを訪れました。そして感動しまし
た。支援活動を通じて自衛隊員の真心がサマーワの人々の共感を得ているの
です。街中へ出ますとサマーワの人々がわれわれに大きく手を振ってくれま
す。私は、そこにイラクと日本との心の触れ合いを見ました。

 現地の方の声を一つ紹介いたします。

 「あなた方は復興支援に来ただけの日本人ではなく、私たちにとても近い
友達です。あなた方は幸せを復興してくれた。次の世代もあなた方の支援を
忘れないだろう。」(5月2日アルタホーク小学校校長より)

 今後とも自衛隊は国内外で真心というソフトパワーを武器に活躍していき
ます。日本の平和を守り世界の平和を支えるために、日本ならではのソフト
パワーを発揮します。これからも皆様のご支援をお願いいたします。

--------------------------------------------------------------------
袖川プロフィール
[特別寄稿]
● 「時持ち」発想で、仕事・家庭・自己実現のバランスを
  (「日本21世紀ビジョン」に関する専門調査会競争力ワーキング・グ
  ループメンバー、元(株)電通消費者研究センター主任研究員 袖川芳之)

 私は、民間の研究機関で国際競争力の研究をしていたことから競争力ワー
キンググループのメンバーとしてビジョンの作成に参加しました。集められ
た各メンバーはそれぞれの分野の専門家で、メンバーの数だけビジョンがあ
るような状況で、多様な意見を3つの将来像にまとめるのは至難の技でした。

 けれども3つのうち「『時持ち』が楽しむ『健康寿命80歳』社会」とい
う将来像はメンバー間で共感が高いものでした。

 「時持ち」とは、人口が減って、今よりものんびりとした生活を楽しめる
ということではありません。健康寿命が現在の75歳から80歳に伸びれば、
人生の可処分時間が12パーセント増えます。こうした社会になることで、
生き方や価値観が変わることを期待しているのです。

 「時持ち」社会では大器晩成型の人もよし、一度失敗しても再挑戦する時
間があります。いったん就職した後に大学院で学びなおして、仕事を選びな
おすこともできます。

 意欲があれば自分磨きを続けて、生涯、人生の充実感を高めることができ
るのです。

 去る6月5日に同志社香里中学・高等学校で、2030年の社会の主役で
ある中・高校生と竹中平蔵大臣が日本の将来像について語り合う「子どもト
ークライブ」を行いました。

 その中で、「先生志望だが、子どもの数が減ると先生になりにくくなるの
ではと心配だ」という生徒からの問いかけに、大臣から「様々な年齢の人が
学ぶ機会を持つようになり、教育需要は増えると思うので、いい先生を目指
してください」とエールを送る場面もありました。

 「時間」というラビリンス(迷宮)を操って、仕事・家庭・自分のやりた
いことをバランスよく実現する人が「時持ち」です。決して時間を持て余す
人を賞賛しているわけではありません。

 このビジョンはまだ、さなぎのようなもの。様々な意見を形として表現し
てみたものの、中はまだ形成途上。これからは骨太方針などの設計図にあわ
せて、羽や目、触覚を内側から作っていって、2030年に殻を破って羽ば
たく蝶を生み出すよう、みなさんも「時持ち」の生活を始めませんか。

※ 首相官邸ホームページ(日本21世紀ビジョン)
http://www.kantei.go.jp/jp/nihon21/index.html

--------------------------------------------------------------------
[小泉内閣の動き]

● 日本・カザフスタン首脳会談(05/06/14)
http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2005/06/14kazakhstan.html 
  アフメトフ首相は、自国のWTO加盟について二国間で実質合意に至っ
 たことへの歓迎、また、日本の常任理事国入りへの支持を表明

● 「知的財産推進計画2005」を決定(05/06/10)
http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2005/06/10tizai.html 
  知的財産戦略本部において、模倣品・海賊版対策の抜本的強化、世界を
 リードする知財制度の構築などを柱とした推進計画2005を決定

--------------------------------------------------------------------
[編集後記]

 13日、55歳という若さで亡くなられた昭和の名大関、故二子山親方の
葬儀に参列しました。「土俵際の魔術師」といわれた粘り腰、小柄な体で高
見山や北の湖といった大きな力士を投げとばす姿に幾度となく心躍らせたも
のです。内閣を代表して親方を送る弔辞を読めたことは大の貴ノ花ファンと
して感無量です。親方の安らかなご冥福をお祈りいたします。
 積極的な「国民との対話」を目指して小泉総理が始めたメルマガも創刊か
ら丸4年。最近、「登録者数の長期低落傾向に歯止めがかからない」などと
報道されることもありますが、4年経った今でも登録者数は160万を超え
ています。先般のアンケートでは読者の29%、単純に計算すると約50万
人もの方々が創刊時から読んで下さっていることになります。これは素晴ら
しいことだと思います。
 プレ200号企画第一弾。久々の「らいおんインタビュー」は総理の肉声、
人柄が直に伝わる記事になったと思います。多忙を極める総理ですが、ます
ます意気軒昂。小泉構造改革の実現にまっしぐらです。来週号に掲載のイン
タビュー後半もお楽しみに。(せいけん)


杉浦内閣官房副長官プロフィール杉浦内閣官房副長官
--------------------------------------------------------------------
[ご意見、ご感想]

 おんらいん読者感想
  ※メールマガジンの登録者が対象です。(6月19日まで)
====================================================================
[小泉内閣メールマガジン]

<バックナンバー・配信先変更・配信中止>
  http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/

総編集長:内閣総理大臣 小泉純一郎
編集長:内閣官房副長官 杉浦正健
発行:内閣官房内閣広報室(〒100-8968 東京都千代田区永田町1-6-1)