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小泉内閣メールマガジン
 

小泉内閣メールマガジン 第195号 ========================== 2005/07/07

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□ 目次

[らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
● 郵政民営化法案の衆議院通過

[大臣のほんねとーく]
● 安全・安心なIT社会の実現〜「IT安心会議」
   (情報通信技術(IT)担当大臣 棚橋泰文)

[特別寄稿]
● 社会に理解される受刑者処遇を目指して(府中刑務所刑務官 矢冨弘一)

[特別企画]
● 読者投稿「メルマガと私」

[小泉内閣の動き]
● 安全功労者への内閣総理大臣表彰 など

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[らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
小泉総理大臣プロフィール 英語版はこちらから
● 郵政民営化法案の衆議院通過

 小泉純一郎です。

 郵政民営化法案が衆議院で可決されました。自民党議員からも反対票が投
じられ、賛成233票、反対228票、その差5票という僅差での可決でし
た。

 「民間にできることは民間に」「地方にできることは地方に」という考え
で進めてきた構造改革の中でも、郵政民営化は「改革の本丸」ともいうべき
ものです。

 この法案は、現在約40万人の公務員によって行われている郵便、貯金、
簡易保険の郵政三事業を民間人に経営してもらう法案です。民間の創意と工
夫できめ細かいサービスが提供できるようになることだけでなく、約340
兆円にのぼる郵便貯金と簡易保険の資金を民間の知恵で効率的に運用できる
ようになることなど「小さな政府」をつくり経済の活性化につなげるための
重要な柱なのです。

 民営化法案は、過疎地や離島の郵便局はなくならないように十分配慮した
案になっています。民営化が実現すれば、郵便局では、今までの三事業に限
ることなく、民間ならではの知恵や工夫で、いろいろな事業を展開するよう
になると思います。

 衆議院では、特別委員会で延べ約110時間に及ぶ賛成論、反対論双方か
らの熱心な審議を経て、一昨日の衆議院本会議での採決になりました。

 「民間にできることは民間に」という総論には賛成しながら、郵政民営化
という具体論になると根強い「反対」があるなかで、これまで断固反対の大
合唱と闘いつつ、外堀を埋め、内堀を埋め、ようやく本丸攻めまでこぎつけ
ることができました。

 いよいよ参議院の審議に移ります。気を引き締めて民営化法案成立に向け
てこれからも頑張ってまいります。 

 七月七日は七夕。一年に一度、織姫と彦星が天の川で再会すると言われて
います。私も小さい頃、願いごとを短冊(たんざく)に書いて笹の葉に結び
つけたものです。

 彦星ではありませんが、私は、今日、一年に一度の再会、世界の首脳たち
とともにイギリスのグレンイーグルズで開かれているG8サミットに出席し
ています。

 議長を務めるイギリスのブレア首相とは、先月末にテレビ電話で会談しま
したが、今回のサミットの中心テーマは「気候変動問題」と「アフリカ支援」。

 環境保護を進めると経済発展を阻害するという考え方がありますが、私は
そうは思いません。環境保護と経済発展は両立できます。「もったいない」
という心やクールビズ、ゴミを減らすリデュース(reduce)、使えるものを
くりかえし使うリユース(reuse)、資源を再利用するリサイクル(recycle)
の「3R」や燃料電池や太陽発電、バイオマスなどの省エネルギー、脱石油
の取り組みについて、サミットの場で世界に提案したいと思っています。

 アフリカの貧困や病気の問題は、日本にとって、国際社会の責任ある国と
して、大切な問題です。アフリカ問題の解決なくして世界の平和と繁栄はあ
りません。

 先週、アフリカの33カ国の在京大使や代表者たちが官邸に来ていただい
たときにも、日本がアフリカ支援に力を入れていること、そしてアフリカの
国々が自らの努力によって発展していただきたいと話しました。

 ほかにも、世界の情勢、国連改革、北朝鮮、イラクなど、よい機会ですの
でいろいろな問題について話し合いたいと思っています。
ナイジェリアの民族衣装を着た小泉総理の写真ナイジェリアの民族衣装を着た小泉総理
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[大臣のほんねとーく]
棚橋大臣プロフィール
● 安全・安心なIT社会の実現〜「IT安心会議」
   (情報通信技術(IT)担当大臣 棚橋泰文)

 現在、我が国は携帯電話の普及や世界で最も安くて速いインターネットの
実現など、世界でも最高水準のIT環境を実現しつつあります。皆様もIT
の恩恵を日々の生活の中で実感されることも多くなってきたのではないかと
思います。

 しかしながら、大変残念なことに、最近問題となっているネット上で個人
情報等を詐取するいわゆるフィッシングや集団自殺サイトなどに代表される、
インターネット上における迷惑行為あるいは犯罪行為(いわゆる、ITの影
の部分)が国内外で発生しています。

 ITは、単なるコミュニュケーションの手段ではなく、教育や医療など生
活の様々な分野において、その利便性を向上させ、より豊かな国民生活を実
現する力があります。他方、ITには影の部分もあり、それを克服してこそ、
真のIT国家が実現できるものと考えています。

 今までのITの影の部分への対応は、関係府省が個別に対応しており、連
携がとれているとは言いがたい状況にありました。そこで私が指示をいたし
まして、政府一丸となってITの影の部分に迅速に対応し、国民の皆様の被
害を事前に防止するため、本年2月に「IT安心会議」を設置しました。

 この「IT安心会議」では、日々、内外の情報の迅速な収集を行い、関係
府省で対応策を検討し、その成果をホームページなどを通じて国民の皆様に
広く周知しています。6月30日には、集団自殺サイトなどに対応するため、
当面の対応策として「インターネット上における違法・有害情報対策」を取
りまとめました。

 今後も、ITの影の部分を克服し、国民の皆様が真にITの良さを実感で
きる社会を構築できるよう、IT政策を推進してまいりますので、皆様のご
協力をお願いいたします。

※ 首相官邸ホームページ(IT安心会議)
 https://www.kantei.go.jp/jp/singi/it2/others/itanshin.html 

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[特別寄稿]

● 社会に理解される受刑者処遇を目指して(府中刑務所刑務官 矢冨弘一)

 刑務所及び拘置所には約16,000人の刑務官が勤務しています。
刑務所は主に刑事裁判を経て刑が確定した人(受刑者)を収容する施設で、
主に勾留中の被疑者や被告人を収容するのが拘置所です。

 刑務所に勤務する刑務官は、作業、考え方・ものの見方のアドバイスや悩
みごとに対する助言・指導などを通して、受刑者に再び過ちを繰り返さない
よう指導することを使命とし、併せて保安警備などの職務を遂行しています。

 今、刑務所は恒常的な過剰収容状態にあります。加えて、社会が複雑多様
化する中で、高齢受刑者や外国人受刑者、処遇に困難を伴う受刑者が増える
など、収容環境はかつて経験したことがないほど厳しい状況です。

 外国人受刑者の多くは、日本語を十分に理解できません。職員はもとより、
受刑者とも意思疎通がうまく図れず、時として居室内の小机を用いてガラス
や備品を壊すなどの暴挙に出ることもあり、ヒヤッとする場面も少なくあり
ません。頑なに権利ばかりを主張する人もいて対応に苦慮します。

 また、薬物中毒や精神疾患を有する受刑者の場合には、昼夜を問わず居室
内を徘徊し、大声や騒音を発し、あるいは、自らの体を傷つけ、時には刑務
官に対して暴行に及ぶ人がいるなど、その対応に苦慮しています。

 しかしながら、どのような収容環境にあっても、私たち刑務官は、受刑者
を確実に社会から隔離し、その改善更生・社会復帰を図るため適切に処遇を
行わなければならないことは言うまでもありません。

 先日、「刑事施設及び受刑者の処遇等に関する法律」が成立しました。

 一連の名古屋刑務所における受刑者死傷事案を契機として発足した「行刑
改革会議」の提言を踏まえたこの法律により、明治41年に制定された「監
獄法」が改正されることになります。

 これにより、受刑者の権利義務が明確化され、その人権保障を十全なもの
とするとともに、私たち刑務官の職務権限の内容及び限界が明確化されるこ
ととなります。

 改革の目的は単なる制度の変更ではありません。人間が人間に人間として
接するために原点に立ち返り、あきらめることなく矯正の理念を実現しよう
とするところにあります。

 刑務官・受刑者が互いにその心を感じるとき、初めて更生復帰の門が開か
れると信じています。

 私たち刑務官に与えられた使命を十分に果たすため、今、すべての刑務官
の意識改革が求められています。国民に理解され、支えられる刑務所となる
ために・・・。

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[特別企画]
● 読者投稿「メルマガと私」

 プレ200号企画として募集した読者投稿「メルマガと私」には200通
を超える多数のご応募をいただきました。メルマガとの出会い、日々の生活
におけるメルマガとの付き合い方、今後の期待やご批判など、多彩な原稿を
お寄せいただきました。今後適宜ご紹介します。

★☆★☆

 2001年6月14日小泉内閣マガジン第1号が発刊されてから2005
年5月26日までに189号となりましたが、まさか当初は4年間も継続す
るとは想像もしていませんでした。第1号から総てをファイルに保存してお
りますが約5,500KBになりました。

 現在、郵政や外交問題で小泉バッシングがありますが、今までの実績を考
えるともっと毅然とした態度で難局に向かってこれからも頑張って下さい。
何故私がメルマガをすみずみまで愛読しているかと言えば、それは私が中途
失明で鍼灸師でありケアマネであるので自身の問題として障害者施策や高齢
者問題、介護保険を含めた医療問題に関心があるからです。

 ところが、平成の大合併の大合唱で地域住民にとって身近な地域福祉計画
の話題や障害者支援費がその後どう変わって行くのか、自立支援法もどうな
るのかなど疑問はたくさんあります。

 介護保険も大企業の参入で利用者の過剰な掘り起こしが目立ち当初の理念
である地域社会での住民の支えあいとは違う方向で一大介護産業へと変貌し
ております。

 このような問題に小泉内閣がどう取り組んでいくのか、今後のメルマガで
是非取り上げて下さい。(大分県 68才)


★☆★☆

 私は、いずれの与党の支持者でもありませんでしたが、1年ほど前にこの
メルマガに登録しました。長いこと金権腐敗の政治には失望していましたが、
このメルマガに出会ってから、少しは小泉内閣を見直してもいいかなという
気持ちになりました。政治家といっても一概には言えず、いろいろなタイプ
の人がいるのだなと、だんだんそんな気がしています。

 とりわけ、内閣でメールマガジンを発行するというのは小泉総理の発案だ
そうですが、こんなところに小泉総理の着想の豊かさ、国民に対するサービ
ス精神のようなものが感じられて、大変親近感を覚えました。お陰で、毎週
木曜日のメルマガが今ではすっかり生活の一部になっています。

 最初の頃はプリント・アウトして、それをファイルに綴じて読んでいまし
たが、すぐにファイルがいっぱいになってしまい、どんどんファイルがたま
っていくので、最近は、必要なものだけ印刷して、あとは画面上で読んでい
ます。

 また、途中から英語版も取り始め、これもプリント・アウトして読んでい
ます。これがなかなかためになる英訳で、日本の国会のことを「ダイエット」
と言うなど、普段、お目にかかることの少ない行政用語を知るきっかけに
もなりました。

 メルマガのいいところは、政府発行で発行元が信用できることと、単に内
閣の見解、大臣の所感を聞いているだけではなくて、それも少しは意味があ
りますが、多彩な寄稿者にあると思っています。地域経済の活性化に取り組
んでいる人、非行少年の矯正、災害救助やボランティア活動に携わっている
人など、縁の下の力持ちのような人達。このような人達がいるから、今の日
本が支えられているのだなと、本当に彼らの寄稿には心打つものがあります。

 内政外交とも前途多難ですが、これからも有意義なメルマガを期待してい
ます。(東京都 女性)


★☆★☆

 もう4年になるのですね。ご苦労様です。

 アンケートにも書きましたが、子供に言って聞かせたりしていろいろ参考
にさせて頂きました。

 2年前(平成15年)、子供を亡くしました。自分を責めたりもしました。
今は家族3人で元気を取り戻しつつ生活しています。

 昨年2月、2番目の子供が東急東横線沿線で大学の入学試験がありました。
ひさしぶりの東京で、受験中時間がありましたので夫婦で映画を見ました。

 その映画は、小泉首相も拝見なさったあの「シービスケット」です。
子供とダブって涙が出ましたが、地方競馬の馬が全米で活躍する物語です。
後日、本も購入して読書にふけりました。

 メルマガの一行(一言)で、自分も頑張らねばと思うことがしばしばあり
ます。

 あの時の、首相が映画「シービスケット」を見て感動したとの言葉が、私
のこころを和ませてくれた様な気がします。

 公私ともにお忙しいでしょうが充実した毎日をお過ごし頂き、生身の体験
談をメルマガに寄稿下さい。

 今後の益々のご活躍を期待申し上げます。(栃木県 51才 男性)

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[小泉内閣の動き]

● 日本・リトアニア首脳会談(05/07/04)
  https://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2005/07/04lithuania.html 
  アルギルダス・ミコラス・ブラザウスカス首相とリトアニア事情、二国
 間関係、国連改革などについて意見交換

● 安全功労者への内閣総理大臣表彰(05/07/01)
  https://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2005/07/01anzen.html 
  産業災害、交通事故、火災など国民の日常生活の安全を脅かす災害の発
 生の防止に功績のあった方を小泉総理が表彰

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[編集後記]

 5日、郵政民営化関連法案が衆議院を無事通過しました。ほっとする間も
なく、これから参議院での審議が始まります。引き続き気を引き締めて、小
泉総理を補佐してまいります。
 昨日、小泉総理とともに、サミットの会場となるスコットランドのグレン
イーグルズに到着しました。総理もこれでサミットは5回目。他の首脳とも
早速うちとけた様子で挨拶を交わしています。
 プレ200回企画「メルマガと私」には200稿を超える応募をいただき
ました。ありがとうございます。今週は第1弾として3稿ご紹介しました。
メルマガへの思いや付き合い方は人それぞれ。第2弾以降もお楽しみに。
 少子化について今週もたくさんのご意見、ご要望をいただきました。来週
号は少子化シリーズのスタートです。初回から政策アンケートを実施します
のでどうぞご期待ください。(せいけん)


杉浦内閣官房副長官プロフィール杉浦内閣官房副長官
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[ご意見、ご感想]

 おんらいん読者感想
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総編集長:内閣総理大臣 小泉純一郎
編集長:内閣官房副長官 杉浦正健
発行:内閣官房内閣広報室(〒100-8968 東京都千代田区永田町1-6-1)