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小泉内閣メールマガジン 第201号 ======================= 2005/08/25-09/08

★☆ 夏の合併号 次回配信は9月15日 ☆★

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□ 目次

[らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
● 郵政民営化は改革の本丸

[特別企画]
● メルマガ200号企画「メルマガ官邸座談会」(後編)

[小泉内閣の動き]
● 全国戦没者追悼式 など

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[らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
小泉総理大臣プロフィール 英語版はこちらから
● 郵政民営化は改革の本丸

 小泉純一郎です。

 夏休みももうすぐ終わり。皆さんはどう過ごされましたか?お盆休みに帰
省した方、旅行にでかけた方、休み中も勉強に励んだ方、それぞれの夏をお
過ごしのことと思います。

 私は、8月8日に衆議院を解散して以来、「郵政民営化」に再挑戦するた
めに、夏休み返上で頑張っています。

 「公務員を減らしなさい」、皆さん賛成でしょう。
「行財政改革を断行しなさい」、これも皆さん賛成でしょう。
「民間にできることは民間に」、みんな賛成だと思います。
それなのに、なぜ郵政民営化だけは反対するのか。なぜ郵便局だけは公務員
でなければできないのか、民間人ではいけないと言うのか。私は不思議でな
りません。

 郵便局で働いている正規の国家公務員約26万人、1日数時間働く短時間
公務員約12万人を加えると約38万人の公務員でなくては本当にこの郵便
局は運営できないのでしょうか、サービスは展開できないのでしょうか。

 私はそうは思いません。

 郵政民営化に反対する勢力は、約26万人の郵政公務員の既得権益を守ろ
うとしているのではないですか。国家公務員の身分を維持しようとしている
のではないですか。

 民間人に任せれば、今よりももっとよい商品やサービスを提供してくれる
と思います。宅配サービスを思い出してください。暑い夏の最中にアイスク
リームや新鮮な魚介類を全国に配達できるようにしたり、夜間配達サービス
を最初に始めたのは役所ではありません。民間の事業者だったのです。

 民間に任せても、郵便局のネットワークは、地方においても過疎地でも維
持します。民営化すれば法人税も固定資産税も納税されます。民営化会社の
株式を将来売却すれば、その売却益は国の収入として入ってきます。ですか
ら、財政再建にも寄与します。

 郵政民営化は行政の構造改革であり、財政の構造改革であり、経済の構造
改革であり、金融の構造改革であり、そして何よりも政治の構造改革なので
す。だから郵政民営化は「改革の本丸」なのです。

 政治家が支援者の声に耳を傾けるのは当然です。しかし、一部の特定の既
得権益だけを守るための政治家であってはならないと思います。国民全体の
利益を考えるのが政治家です。わずか数十万人の公務員の既得権益を守るた
めに、1億2千万人の利益を損なってはいけません。

 今回、ようやく「政治を変えなければいけない」「経済を回復させなけれ
ばいけない」「国民の資金を有効に活用しなければいけない」ということか
ら、初めて郵政民営化が最大の争点になったのです。

 税金を有効に使っていく、役所の仕事をできるだけ民間に開放する、簡素
で効率的な政府をつくる、経済を活性化する、そして将来の税負担を軽減す
るため、私は郵政民営化に再度挑戦したいと思います。

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[特別企画]

● メルマガ200号企画「メルマガ官邸座談会」(後編)

<佐藤さんと読者のやりとり>

○読者(神奈川県・70代・男性)

 自衛隊や日本に対する宗教指導者などの信頼度というのをどこで感じられ
たのでしょうか。

○佐藤

 宗教指導者の方には、大体二週間に1回ぐらいはお会いして、イラクの将
来について、あるいは我々の自衛隊、外務省の活動の様子、それに対する彼
らの意見とかをいろいろ話しております。

 彼らの信頼の表し方で印象的だったのは、ナジャフというシーア派の一番
の聖地に対して我々の活動、どういう形で現地の方に溶け込んで、どういう
形で現地の人のためを思ってやっているかを発信してくれたことです。

 ナジャフとかカルバラなどシーア派の人たちに影響力が大きい地域に対し
て発信してもらうのは、多分危機管理の面では一番いいわけです。我々が活
動を説明するためにつくったリーフレットとか、チラシとか、新聞をどんど
ん発信してくれたのは非常にありがたかったです。

 もう一つは、ムサンナ県しか効力はないんですけれども、サマーワにいた
宗教家が宗教令、ファトワというのを出して、日本の外務省はこういう活動
をやっているので、みんなで協力して再建しましょうと呼びかけてくれたこ
とです。非常にありがたいなと思いました。

 私たちが帰る直前には、「陸上自衛隊はサマーワの人々の心に到達した、
みんなで感謝しましょう」という言葉を言ってくれました。最初は失敗の連
続でしたけれども、最後にそういう関係になったというのは非常にうれしい
なと感動しました。みんなで本当にどういう支援が一番いいのだと、現地に
合うようにつくり変えていくということが、彼らの期待に応えることだとい
う思いでいろいろやっておりました。

○読者(北海道・30代・女性)

 夫の酪農業を手伝いながら、国際緊急援助隊の看護師として、今年の初め
インドネシアのスマトラ島のバンダ・アチェに行っておりました。佐藤隊長
さんは、小さいときから今のような仕事に就こうと思って頑張ってきたのか、
もっと違う夢があったのか。今後、自分はこうありたいというような夢、目
標があったら聞かせていただきたいと思います。

○佐藤

 小さいときから自衛官を目指しているわけはなくて、私も農家の息子で、
兼業農家ですけれども、自分も将来こういう感じになるのかなというのが小
さいころのぼんやりとしたイメージ。途中から物理関係の仕事ができたらい
いなと思って、ある大学に受かったんですけれども、家の方が結構貧乏にな
りまして、そのときにたまたま近くに自衛隊の募集の方がいたので、模擬試
験代わりに防衛大学を受けてみないかと言われて受けたらたまたま通ったと。
一般大学だと下宿しないといけない、学費も大変だということで防衛大学校
を選んだと。その延長線上に今いるんです。

 将来のビジョンというとまだ確たるものはありませんが、ただ、与えられ
ている仕事はしっかりやりたい。自衛隊では部署によってやることがみんな
変わります。2年ぐらいで仕事が変わりますので、そこでいろんなことをや
ろうと思っております。大事なことは、本当に相手の立場になって、相手の
目線になってものを考えるということ。イラクでは、イラクの人がどういう
目で我々を見ているのか、どういうものが本当に必要なのかと、虫の目にな
って、現地でいろいろ聞いて、神は現場に宿るという言葉もありますけれど
も、そういう目でやろうと。今も、京都の福知山というところで防衛警備を
やっているんですけれども、京都府民の目線に立ってどういうことをやろう
か、という風に思っています。

 自衛隊を辞めた後については、まだ決めてはいないんですけれども、でき
れば若者を教育するような仕事に就ければいいなと思っています。イラクに
行って一番感じたのは、「信頼と安全」は自らの頭を使ってつくるものだと
いうこと。汗もかくけれども知恵も出さないと信頼というものは生まれませ
んし、全員を無事日本に連れて帰ってくるということもできない。

 逆に、今の日本ほど平和で安全で繁栄を謳歌している国民はいないかもし
れないことに、多くの自衛官がイラクに行って気が付きました。でも、今の
日本をつくったのは我々ばかりじゃないんです。団塊世代以上の先輩がいっ
ぱいつくってくれたわけです。そういうものを、成田空港に降りてきたとき
に「ああ帰ってきてよかった」とほっとする日本を残しておきたい。

 そのために、若者に日本人のいいところをどんどん伝え、教育しながら新
しいものを更に付加して、縄文人の時代から日本の自然とか文化によってず
っと受け継がれてきたものを残す教育みたいなところに携わることができた
らと思っています。


<粕谷さんと読者のやりとり>

○読者(北海道・50代・女性)

 主婦業と会社経営の両立の秘訣を是非教えていただきたいと思います。

○粕谷

 家庭を運営していくというときに、だんなさんが働いて奥さんが家事をし
て支えるという形もあれば、私のように主人はもうリタイアしているので、
手が空いているから家事をやってくれるという形もあって、私はそれはそれ
ですごくありがたい状況だと思っているんです。

 だんなさんが働いていらして、奥さんが家事を全部しなければいけなくて、
仕事もしたいというと、とても厳しいですね。でも、それはそれなりの覚悟
ができて、ご自分にそういう体力があればできると思うんです。

 私の場合は、主人は70過ぎで、「男は厨房に入らない」というような、
お湯もわかしたことがないような人だったんですが、いつの間にかちゃんと
家事をやってくれている。全部おんぶにだっこで何もしないというのは、や
はりどうかなとは思います。できる範囲で協力して、仕事もちゃんとやって
いければ、相手との気持ちの寄り合いというか、それぞれの家庭のいろんな
タイプがあっていいんじゃないかなと思うんです。

(再度読者)

 私の場合は母子家庭で、自分に自信がないんですけれども、先ほどまず一
歩を踏み出すということを、粕谷様も教えてくださったので、頑張ってやっ
てみようかと思います。

○粕谷
 
 不安に思って躊躇(ちゅうちょ)するよりも、一歩踏み出して失敗した方
がずっといいと思うんです。その失敗というのは、人生を失敗することでは
なくて、いっぱい学ぶことがあると思うんです。

 また違う一歩を踏み出せばいいわけで、そうやって人間って、人間力がだ
んだんと上がってくるんではないかと思うんです。失敗しないように準備は
必要かもしれませんけれども、失敗するということは、自分がまた一段上が
れるチャンスだというふうに考えられた方がいいんじゃないかと思います。

○読者(神奈川県・40代・女性)

 ニートなどの社会問題がありますけれども、若者たちが意欲や夢を持って
前向きに一歩踏み出すような何かアドバイスをいただけたらと思います。

○粕谷

 ニートの人というのはよくわからないんですけれども、やはり親からの育
てられ方じゃないかなと思うんです。子どもというのは、社会からの預かり
ものですので、社会の役に立つ構成員になれるようにきちんと育てるのが、
親としての最大の務めだと思っているんです。

 私は子どもに対して、ああしなさい、こうしなさいと言うのではなくて、
私はこう思うけれども、あなたはどう思うのと、自分で何でも、自分で選択
していくのよという形でずっと育てたんです。親の期待に沿わない答えを出
したとしても、子どもは子どもの人生であって、決して親の所有物でも何で
もないし、親の望む生き方ではなくて、望む人生を自分で選んで、自分で歩
んでいくのが子どもの人生だと思っているんです。

 そういう育て方をして、私自身が正直に言って、若いとき本当に死にたい
と思うほど苦労したこともありましたし、本当に目の前真っ暗で、もう万事
休すかなと思ったことが2回ほどあるんです。でもそれに対して、私は何と
かしてそこから出ようと、それを克服しようと必死で生きてきたんです。子
どもたちはそれを見ていますから、何か私を超える、私なんかとても小さな
存在ですが、私よりずっといい人間に育ったんです。

 親が真剣に生きるということが、今、もしかしたら足りないのかなと。す
ごく恵まれた環境に育ってしまったために、子どもには何でも与えられるし、
厳しくされないでみんなが育ってしまうから、そういうふうになってしまう
のかなと思います。失敗を恐れるとか、人から嫌われたくないから何も行動
しないとか、そういうことなのかなと思ったりするんです。親自身が真剣に
生きていれば、子どもはすごくやさしい、ちゃんとした人間に育つんではな
いかなと。私はいっぱい苦労したことに、今になってすごく感謝しているん
です。


<深澤さんと読者のやりとり>

○読者(埼玉県・50代・男性)

 私は、公立小学校の教頭をしています。一見して虐待であるとわかるよう
なケースに出会うことは余りありません。ただ、通報があったり、何か夜中
に怒られていたみたいだよというお話が来たり、外に長時間出されていたと
か、そういう話は聞くんです。けれども、お母さん方に会うと、お父さんも
そうなんですけれど、なかなか自分が虐待をやっていると認めていただけな
いことがあります。学校教員が保護者とどう対応すればいいのかというご示
唆をいただければ、大変ありがたいと思います。

○深澤

 しつけの延長線上に起こる虐待は、結構多くございます。私が親御さんと
の対応で、一番先にしなければならなかったことは、私自身を知るというこ
とでした。状況によると、私もその親御さんと同じように、虐待の加害者に
なる可能性があるということを自分が認識するということです。

 私も、子どもは親の従属物というような考え方の中で育ってきた節がござ
います。こうしつけたいというときに、そこにやや支配的な、主従関係の暴
力性みたいなものが、私の中に存在してしまう。そのことを自覚すること、
ここからまず始まりました。虐待してしまう親もその親の養育価値観ですと
か、しつけの方法を引き継いでいて、人から見ると絶対あれは虐待だと判断
されるようなことでも、当事者にしてみるとそれがしつけであり、やっかい
なことには「愛のむち」というようにすり替えられていたりすることが多く
ございます。

 親と、自分にも暴力性が存在するという共感関係の上に立って、これは虐
待なのだということ、子どもの成長と発達に悪影響を及ぼしているというこ
とを、正しく伝えていくということだと思うんです。子育ての困難性という
ものを親と共感し、そしてそのことを地道に伝えていくという努力が必要な
のではないかと考えています。はがゆいですが、それでも努力をしておりま
すと、子どもと親との関係に少しずつ変化が見えてくる。こういうことは、
確かに私の体験するところでございます。

 ただ、親御さんの中には、アルコール依存とか、人格障害といったハイリ
スクな課題を抱えているお母さんが少なくありません。そうした場合は、子
どもの命を守るという視点から、強制分離をしなければなりません。ただ、
我が国では分離後の子どものケアとか、虐待した親への支援というものが、
まだまだ整っていない、十分に構築されていないというのが現実ではないか
と思っております。

○読者(岐阜県・20代・男性)

 私は中学生との接点が非常に多いです。私たちの世代で高校に入学したら
携帯電話を持たせてもらえるのはステータスだったものが、今は中学校に行
ったら持たせてもらえることが当たり前です。そういうことを含めていろん
な面で変化が起きていると感じます。このまま年齢が離れれば離れるほど、
子どもたちの心の闇という部分の理解をできなくなっていくのではないかと
いう不安を持っています。10年後には恐らく親になる私たちは、今、何を
すべきで、将来親となったときどのように子どもと接していったらよいのか。
特に男親としてどう関わっていったらいいのかお伺いしたいと思います。

○深澤

 日本で今、子どもが変わってきてしまっている。このことは本当に大変な
ことなんだということを、私はどうしても今日話していかなければならない
んです。これは1960年ごろ、高度経済成長以降、着々と変わってきた子
どもたちの姿なんです。私は、1970年の終わりに児童養護施設と関わる
ようになったのですが、そのころの子どもたちは、既にそうした兆候を見せ
ておりました。シンナー片手に夜間徘徊(はいかい)をする子どもたちを毎
日、夜となく昼となく追いかけ回すのが仕事のような毎日でした。その子ど
もたちが親になり、連鎖してまたその波が来ているような気がしてなりませ
ん。ずっと続いてきたことのように思っています。

 それで、何をすべきかということですけれども、現在のような経済中心の
社会にあっては、ネグレクト(関わらないこと)も含めて、子どもの成長・
発達を阻害するような虐待的な関わりをだれもがしてしまう可能性があるん
です。そういう社会の中に生きていることを、一人ひとりが自覚するところ
から始めたいと思っています。

 核家族で、両親が働きに行っている。学校から帰ってきた子どもは、自分
でかぎを開けて、一人で過ごすことを余儀なくされている。そういった子ど
もが少なくありません。そうしたことが、子どもたちに与える、有形無形な
メッセージというものを、私は忘れてはならないと思っています。

 自分以外の子どものことを考えるということが当たり前でなくなってしま
って、地域の人間関係というものが希薄になってきたなと思うんです。ただ、
(質問した読者のように)問題意識を持って、それから子育てというものに
意味を見出す若者がいるということが、とても強い、明るい兆しだな、こう
いう若者がいれば日本は何とかなるというように強く感じています。

 子育てというのは母親だけでは絶対に果たせることではない。男性が積極
的に子育てに意味を見出して、子育てに参加することが不可欠だと思います。

 うちの施設の子も結婚して、子どもを連れてきたりします。先日来た男の
子は、土木関係の仕事で、朝から夜までかなりの労働をしています。家に帰
ると嫁が玄関で待っていて、子どもを「はいよ」と渡すと。もうお母さんは
一人で子どもと向き合っていてへとへとなんです。彼も疲れているけれども、
本当に子どもはかわいいですし、一生懸命子どもの面倒を見るわけです。彼
はそうやってやりとりができるお父さんですから、子どもたちは大丈夫だな
と思いながら見ています。

 でも、子育てに意味があると思う人がいても、子育てがきちんとできる社
会というものがないと、これは難しい。そこのところを強く思います。勇気
を持ってさまざまな改革をされている小泉総理の時代に、子どもの問題を抜
本的に改善してくださればと強く思っております。


<特別寄稿者からの一言>

○佐藤

 今日は、非常に楽しく有意義な時間を過ごすことができたと思っています。
ありがとうございます。小泉メールマガジンで私がいいなと思うところは、
やはり双方向性というところです。

 私もイラクで、すべてゼロから1を立ち上げる仕事をやったわけですけれ
ども、無から有をつくるときに大事なのは、鳥の目と虫の目だと思っており
ます。鳥の目になって全体を高所から、二次元、あるいは時間軸というもの
を入れながら見ていろんな構想をつくる。と同時に、今度は現場で、虫の目
になっていろんなものを見て、本当にそれがいいのかと。現場に改善のヒン
トがある場合もあります。

 イラクの復興のために我々が考えたポリシーは「自衛隊が主役じゃない」。
復興は10年以上かかるものですから、いずれ自衛隊、外務省は撤退する。
であれば初めからイラク人を主体としたやり方がいいだろうと。カンボジア
とかティモールとか、私がいたゴラン高原では、道路を全部直すなど、自衛
隊が主役でしたが、イラクでは裏方の設計や指導に回った。

 中央から政策を発信すると同時に、現場で行動している人たちの投稿があ
り、まさに鳥の目と虫の目がマッチングしているのがこの小泉メールマガジ
ンではないかと思います。現場、現場でいろんな苦労をされている方がいる。
そういう部分を今後とも取り上げて、鳥の目と虫の目でキャッチボールしな
がら、これからのいい日本というものをつくっていただければと思っており
ます。今日はどうもありがとうございました。

○粕谷

 今日は、このようなすばらしい座談会に参加させていただいて本当にあり
がとうございました。

 先ほど杉浦官房副長官から伺ったんですが、メールマガジンを出されると、
その日からもうわっと反応があるそうなんです。その反応を100%とする
といいことが書いてあるのが80%で、反対意見が20%だとすると、その
割合で次のメールマガジンできちんとそのまま紹介してらっしゃる。反対の
声もきちんと紹介してらっしゃる。そういう姿勢が、私はすごくクリアで好
きなんですが、こういう政府の方々と国民の私たちが気持ちを共有できる。
そういう場が小泉メールマガジンだと思って、私はすごく感謝しております。

 今日は、こういう場所に招いていただいて、つたない話を聞いていただい
て本当にありがとうございました。これから皆さん方の将来がすばらしいも
のになることを、心から祈っております。ありがとうございました。

○深澤  

 事前にいただいたご質問の中に、なぜ虐待が増加してきたのでしょうかと
いうご質問があったんです。経済中心の社会が、子どもをスポイルしてしま
った結果だと思うんです。福祉はそのリスクを埋め合わせて調整するという
大切な役割があると思うんです。でも、残念ながら我が国の家庭福祉の制度
や資格は、十分にその役割を果たしてきたとは思えないところがございます。

 特に財源だけでは勿論解決できる問題ではないにしても、国民の20%を
占める子どもたち、その子どもたちのために使われている予算が、社会保障
費のうちのわずか3.7%というのは、余りにも少な過ぎるように思うんで
す。今、社会が子どもに寄せている思いを象徴している数字のような気がし
てならないんです。ですから、是非、この国をリードする皆さんの誇りにか
けて、「子どもを大切にする社会」の構築を一刻も早く手掛けてほしいと思
います。

 とてもいいときを過ごさせていただきました。本当に言いたいことを言わ
せていただきまして、いい出会いをさせていただきました。大変ありがとう
ございました。

※ 「メルマガ官邸座談会」の模様
 http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2005/0811a.html 

※ 特別寄稿者の寄稿とプロフィール
 http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2005/0714b.html 

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[小泉内閣の動き]

● 日本・中米首脳会談(05/08/18)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2005/08/18tyuubei.html 
<ビデオ>http://www.kantei.go.jp/jp/koizumivideo/2005/08/18tyuubei.html

● イスラエル・パレスチナ青少年の小泉総理表敬(05/08/18)
  http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2005/08/18israel.html  

● 全国戦没者追悼式(05/08/15)
  http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2005/08/15syuusen.html  
<ビデオ>http://www.kantei.go.jp/jp/koizumivideo/2005/08/15syuusen.html 

● 内閣総理大臣談話(05/08/15)
  http://www.kantei.go.jp/jp/koizumispeech/2005/08/15danwa.html  

● 日本・パキスタン首脳会談(05/08/10)
  http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2005/08/10pakistan.html  

● 長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典に参列(05/08/09)
<ビデオ>http://www.kantei.go.jp/jp/koizumivideo/2005/08/09nagasaki.html 

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[編集後記]

 暑い日が続きますが、ツクツクボウシの声に秋の気配を感じます。子ども
たちを逞しく成長させた夏休みも残りわずか。地域によっては新学期が始ま
っています。
 200号には、メルマガ始まって以来最多の4000件を超す自由意見が
寄せられました。「郵政解散」に対する反響は予想以上に大きく、皆さんの
熱い思いをA3の紙52枚分、ずっしりと重く感じました。政界はいよいよ
「関が原」。国民に郵政民営化の賛否を問う総選挙は来週8月30日に公示
され、投票は9月11日に行われます。メルマガは来週、再来週は休刊とさ
せていただき、次号は9月15日に配信します。(せいけん)

杉浦内閣官房副長官プロフィール杉浦内閣官房副長官

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[ご意見、ご感想]

 おんらいん読者感想
  ※メールマガジンの登録者が対象です。(9月11日まで)
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[小泉内閣メールマガジン]

<バックナンバー・配信先変更・配信中止>
  http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/

総編集長:内閣総理大臣 小泉純一郎
編集長:内閣官房副長官 杉浦正健
発行:内閣官房内閣広報室(〒100-8968 東京都千代田区永田町1-6-1)