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小泉内閣メールマガジン 第204号 ========================== 2005/09/29

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□ 目次

[らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
● 国会審議開始と「愛・地球博」閉会

[大臣のほんねとーく]
● 地域全体で子どもを育てよう(厚生労働大臣 尾辻秀久)
● 「食べること」を考えよう!(農林水産大臣 岩永峯一)

[特別寄稿]
● 私の万博学校(山田外美代)

[小泉内閣の動き]
● 第163回国会で所信表明演説 など

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[らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
小泉総理大臣プロフィール 英語版はこちらから
●国会審議開始と「愛・地球博」閉会

 小泉純一郎です。

 特別国会の審議が始まりました。26日におこなった所信表明演説の中で、
改めて構造改革を断行する決意を明らかにし、同じ日に、先の通常国会で否
決・廃案となった郵政民営化法案を再度国会に提出しました。

 政治は国民全体のものであり、一部の既得権益を守るものであってはなり
ません。今まで郵政民営化は「暴論」ではないかとの指摘もありましたが、
今回の総選挙の結果、国民は「正論」であるとの審判を下したと思います。

 私は、この国民の声を厳粛に受け止め、責任をもって郵政民営化を実現し
ます。

 小泉内閣が発足して以来、公共事業費を約4割削減するなど、すでに10
兆円にのぼる歳出改革を断行しました。今後、政府系金融機関の改革、三位
一体の改革、財政構造改革、国家公務員の総人件費、人員の削減などの改革
を進めて、政府の規模を大胆に縮減します。

 社会保障改革や防災、アスベスト対策、北朝鮮との問題、テロとの闘い、
イラク人道復興支援など、内外に課題は山積です。構造改革を断行して、残
された任期一年、内閣総理大臣の職責を果たすべく、全力を尽くしていきま
す。

 先週日曜日(25日)、「愛・地球博」の閉会式に出席しました。

 185日は、長いようであっという間にたってしまいましたが、当初の予
想を大幅に上回る2200万人を超える方々に来ていただき、記憶に残る博
覧会になりました。

 私は、3年前の鍬入れ式、開会式、ジャパンデー、そして、今回の閉会式
と、全部で4回訪れましたが、パビリオンを視察したのは、ほんの短い時間
だけ。それでも、マンモスや地球の部屋など、とても楽しい体験でした。

 連日たくさんの来場者で、暑い中、長い行列に並ばないとお目当ての展示
がみられなかったことなどもあったと思いますが、海外からも大勢のお客様
が来場し、世界各国の人々が参加してたくさんの催し物が行われ、皆さんそ
れぞれに楽しまれたと思います。

 驚いたのは、185日間毎日通って、皆勤を達成された女性がおられたこ
と。何度も来たいと思える楽しい博覧会にしたいと願っていましたが、こん
なに「愛・地球博」を見てくれた方がいたということは、どんな言葉にも勝
る賛辞だと思います。今週号に早速寄稿していただきました。ありがとうご
ざいました。

 開幕当初から、手作りのお弁当を持ち込むことができるようにしたり、暑
さ対策に日陰になる場所をつくったりと、いろいろな問題を解決しながらの
開催でしたが、期間中、大きな事故やトラブルもなく、好評のうちに閉会式
を迎えることができたのも、参加した120を超える国や機関、企業、団体、
市民の皆さん、そして愛知県、名古屋市を始め多くの方々のご尽力のたまも
のです。心からお礼申しあげます。

 長久手日本館の電力は、生ゴミをつかった燃料電池発電でまかなわれてい
ました。会場のレストランなどで使われていた食器は、みんな使った後は分
解して土にかえるプラスチック製。「愛・地球博」では、ものを大切にする
「もったいない」という心と科学技術の力が結びつくと大きな力を発揮する
ことを身近な形で示しました。

 「愛・地球博」をきっかけに、「もったいない」という心が世界中に広が
り、人間と自然が共生する新しい社会が実現していくことを願っています。

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[大臣のほんねとーく]
尾辻大臣プロフィール
● 地域全体で子どもを育てよう(厚生労働大臣 尾辻秀久)

 少子化アンケートに2万3千件というたくさんのご回答をいただいたこと
に感謝申し上げます。

 皆様からお寄せいただきましたご意見、特に、結婚や出産・子育ての当事
者である20歳代、30歳代の方からのご意見を拝見いたしますと、今日、
子どもを生み育てていく上で直面する障壁がいかに多いかを改めて実感いた
しました。その中で、今日は、地域全体で子どもを育てることの大切さにつ
いて考えてみました。

 かつては、家族の規模も大きく、何事も隣近所で助け合わないと生活が成
り立たないという関係の中で、子育てについても、家族や地域の中で自然と
助け合ったり、子どもが大きくなっていくのを地域のみんなで喜び合ったり
していました。

 しかし今日、核家族となり地域のつながりも薄れる中、子育ては孤立化し、
子どもは昔に比べるととても狭い世界の中で育っているように感じます。

 このような状況の中で、昔に比べて子育てが精神的に大きな負担となり、
また、学ぶにしても遊ぶにしても、何事にも余計にお金がかかってしまうよ
うになっていると感じます。少子化に対しては様々な角度からの取組が必要
ですが、地域全体で一人一人の子どもを大切に育てる仕組みは欠かせないも
のだと考えています。

 私は、以前から全国に2万3千か所ある保育所が地域の子育てのサロンに
なるようにと考えてきました。あるいは、全国で活動しておられる約23万
人の民生委員の方々には児童委員や主任児童委員を兼ねていただいておりま
す。教育や医療、母子保健など様々な関係者も地域の子育てに関わっていら
っしゃいます。

 これら関係者の方々にもご協力いただき、また、親御さんの方でも子育て
サークルや子育て支援NPOの活動の中で、これらの関係者や関係機関をど
んどん活用していただいて、地域全体で一緒に親子の育ちを見守り支える輪
を育てていっていただけないかと考えております。

 たくさんの大人に囲まれて育った子どもは子育てを肯定的にとらえていて、
自分が大人になったときに周囲からたくさんの援助を受けて子育てを行って
いる、こんな調査結果があるそうです。

 地域の皆さんが全員で本当に子どもを大切にしていけば、きっと子どもた
ちはそれを吸収し、自分の子や孫に伝えていくだろうと思います。このよう
な地域全体で子どもを大切に育てる仕組みを作り上げることに、私としても
皆さんと一緒に精一杯取り組んでいきたいと考えています。
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岩永大臣プロフィール
[特別寄稿]
● 「食べること」を考えよう!(農林水産大臣 岩永峯一)

 私は、今の日本の「食」で一番困った問題は、「食べる人」と「食べ物を
作っている人」との間に距離があり「顔が見える関係」になっていないこと
だと考えています。

 当然ですが、食べ物は突然コンビニやスーパーに並ぶわけではなく、自然
の恵みや人々の営みの中で生み出されています。だから「食」を考えること
は、生きること、そして、自分と世の中との関わりを考えることにつながり
ます。

 「食育」という言葉をご存知ですか。今、政府が一丸となって、「食」を
見つめ直し、豊かな人間性を育むような食生活を目指す「食育」の運動を拡
げています。私たちも、適正な食事の摂取量を分かりやすく示した「食事バ
ランスガイド」を策定して、より実践的な「食育」を進めています。

 また、「地産地消」という考え方も非常に大切です。これは「その土地で
採れたものをその土地で食べる」という意味です。昔は極めて自然なことで
したが、現代では意識的に行わないとなかなか難しくなっています。

 消費者は、土の臭いがするみずみずしい食べ物を食し、身近なところで美
味しい食べ物が作られていることを実感する。生産者は、消費者に喜んでも
らっていることがわかるから、「もっと良いものを作ろう」と励む。こうし
た好循環が生まれます。これは一種の「流通革命」です。

 こうした取組を支えるためにも「誰が、どこで、どの様に作っているのか」
が分かるトレーサビリティを徹底したい。どこの飲食店やスーパーでも、そ
の食材がどこで生産されたのか一目で分かるようにしたい。そして日本の農
産物の良さや安全性をわかってもらいたいと考えています。

 少しでも産地と消費者の方々の距離を近づける。そのことによって生産者
が農業に従事して良かったと誇りに思える農業、消費者が安心し信頼できる
食料供給を実現することで我が国の食料自給率を高めていく。私は農林水産
大臣として、こうした仕事に全力を傾けたいと考えています。

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[特別寄稿]
● 私の万博学校(山田外美代)

(編集部注)筆者は、愛知県にお住まいの主婦で、3月25日から9月25
     日まで開催された「愛・地球博」に毎日通い、皆勤を達成されま
     した。

 「ユカギルマンモス」。耳慣れない名前に誘われ、万博会場に出かけた開
幕日。小雪の舞う3月25日は真夏が弱い私にとって、絶好の入学式日和と
なりました。

 185日間の全期間入場券が私の学生証。教科書をひらいて勉強するので
はなく、展示物を見たり、パビリオンの方々とのお話を通して知識を得たり。
知っている限りの英語を使ってのコミュニケーションもありました。すべて
が私にとって貴重な勉強で、驚き、発見の連続でした。
 
 病弱で何度も手術をした私に、かかりつけの病院長が言われた「外に出て
ウォーキングをするといいよ」との言葉も、私の万博学校通学への後押しに
なりました。家から会場まで40分。起伏のある坂道を歩いて出かけたり、
あるいは車で送ってもらったりの毎日でしたが、やはり、万博会場を一周で
きる2.6キロのグローバルループを歩くことが私を健康にし、毎日通う原
動力となったのでした。

 決して体が丈夫ではなかった私は会期中、やはり2度も高熱が出て、点滴
をうっての入場もありました。しかし、外国館の子どもに折り紙を届けると
いう約束もあって入場し、「ありがとう」の言葉を言われた時、やっぱり来
てよかったと思いました。約束をすることができるまでに心が通うお友達が
いたからこそ毎日通学することができたと思うのです。

 最終日の25日、いつものように日付のついたスタンプを押しに行った時、
会場に居合わせた皆さんが一斉に拍手をしてくださいました。全期間行くこ
とができたという達成感。無事終えられたという喜びで、泣かないつもりの
私の目にも涙が溢れました。修了証書のもらえない万博学校の終わりです。

 最後に会場内で応援してくださった皆さんや私を毎日見守ってくれていた
家族に感謝をしたいと思います。ありがとう。

※ 万博見学の様子
 http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2005/yamada.html

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[小泉内閣の動き]
● 組閣後初の経済財政諮問会議(05/09/27)
http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2005/09/27keizai.html
  所信表明に示された「政府の規模の大胆な縮減」に向け、有識者議員が
 「公務員の総人件費改革」、「市場化テスト」など当面の取組課題を提言

● 「首都直下地震対策大綱」などの決定(05/09/27)
http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2005/09/27bousai.html
  中央防災会議において、経済被害120兆円など最悪の事態をもたらす
 とされる東京湾北部地震のケースをもとに策定された大綱を決定

● 第163回国会で所信表明演説(05/09/26)
http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2005/09/26syosin.html
  郵政民営化と構造改革の加速、国民の安全と安心、世界の中の日本など
 各分野における所信を表明

● 「郵政民営化関連法案」の決定(05/09/26)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2005/09/26yuusei.html
  郵政民営化推進本部において、郵政民営化関連法案の内容を了承し、そ
 の後の臨時閣議で同法案を決定、直ちに国会に提出

● 「愛・地球博」閉会式に出席(05/09/25)
http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2005/09/25tikyuuhaku.html
<ビデオ>http://www.kantei.go.jp/jp/koizumivideo/2005/09/25tikyuuhaku.html
  小泉総理は「愛・地球博をきっかけとして、人間と自然が共生する新し
 い社会が実現することを祈念してやみません。」と挨拶

● 副大臣、大臣政務官の任命(05/09/22)
http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2005/09/22fukudaijin.html

● 第三次小泉内閣発足(05/09/21)
<ビデオ>http://www.kantei.go.jp/jp/koizumivideo/2005/09/21sokaku.html

● 第60回国連総会に出席(05/09/15)
<ビデオ>http://www.kantei.go.jp/jp/koizumivideo/2005/09/15un.html

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[編集後記]

 25日、愛・地球博が閉幕しました。台風の影響もなく、安全に、無事故
で終えられたことが何より素晴らしい。社会科見学で訪れた小中学生が親御
さんを引っ張ってリピーターになったという話も聞きます。子ども達や若者
が万博から何を受け取ったか。日本の未来にとって大事なことだと思います。
 明日30日でクールビズが終ります。6月から8月のクールビズによって
削減された電力は2億1千万キロワット時(試算)。約72万世帯(岡山県
や群馬県くらいの規模)の1カ月分の消費電力に相当するそうです。クール
ビズは一度経験するとやめられません。日本の生活文化にしっかり根付いて
欲しいものです。(せいけん)

杉浦内閣官房副長官プロフィール杉浦内閣官房副長官
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総編集長:内閣総理大臣 小泉純一郎
編集長:内閣官房副長官 杉浦正健
発行:内閣官房内閣広報室(〒100-8968 東京都千代田区永田町1-6-1)