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小泉内閣メールマガジン 第206号 ========================== 2005/10/13

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□ 目次

[らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
● 官邸の秋

[大臣のほんねとーく]
● アスベスト問題(厚生労働大臣 尾辻秀久)
● 「愛・地球博」の総括(経済産業大臣 中川昭一)

[特別寄稿]
● 「宇宙に行く」から「宇宙で暮らす」へ(宇宙飛行士 野口聡一)
 

[小泉内閣の動き]
● 月例経済報告

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[らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
小泉総理大臣プロフィール 英語版はこちらから
● 官邸の秋

 小泉純一郎です。

 昨日、秋晴れのすがすがしい朝、いつものように公邸から官邸に歩いて向
かう途中、公邸の前の植え込みのなかにキノコが生えているのを見つけまし
た。カサが大きく開いたキノコや下草のかげに隠れるように生えている小さ
なキノコなど、よく見るとあちらこちらに何種類かのキノコ。食べることが
できるのかどうか、早速調べてみたいと思います。

 まわりをみると小さなドングリもたくさん落ちている。子供の頃よくドン
グリを拾って遊んだことを思い出しながら、東京の真ん中で、小さな秋の訪
れを実感することができました。

 郵政民営化法案は、火曜日の衆議院本会議で、賛成338票、反対138
票、200票の大差で可決されました。7月5日、解散前の衆議院で採決し
たときはわずか5票差だったことを思うと、先の総選挙でいただいた国民の
皆さんからのご支援の力がいかに大きかったか、身の引き締まる思いでした。

 今日は朝9時から夕方5時まで、参議院での郵政民営化法案の審議に出席
します。「郵政民営化は必要だ。」「改革を止めるな。」という皆さんの声
を受け止めて、改革の必要性を国会の場でわかりやすく説明し、法案のすみ
やかな可決、成立を目指します。

 パキスタン北部で起きた地震では、犠牲者は2万人を超え、甚大な被害に
なりました。多くの人々ががれきの下じきになり、今も懸命の救助活動が続
けられています。

 この地震では、JICA(国際協力機構)から都市廃棄物対策の専門家と
して派遣され、現地で指導にあたっていた楢原覚(ならはらさとる)さん一
家が被災しました。楢原さんは日本の顔としてパキスタンの方々にとけ込ん
で協力してこられたと聞いています。犠牲となられた方々のご冥福をお祈り
するとともに、被害に遭われた方々に心からお見舞いを申し上げます。

 日本政府は、直ちに国際緊急援助隊を派遣し、テントや毛布、浄水器など
2千5百万円相当の援助物資を現地に届けました。日増しに大きくなる被害
の状況を受けて、2千万ドル(約21億4千万円)の無償支援を追加して実
施することも決定しました。

 国際緊急援助隊は、救助チーム49名、医療チーム21名、警察、消防、
海上保安庁、医師、看護師、薬剤師などのメンバーからなっています。余震
がつづき物資が不足する厳しい環境の中で、早速任務にあたってくれていま
す。日本のNGOの方々も現地に入りました。現地での救援物資の輸送など
のために自衛隊のヘリコプターを派遣する準備も始めています。

 日本も昨年の中越地震の際には各国から暖かい支援の手が差しのべられま
した。これからも世界各国と協力しながら、積極的に支援を進めてまいりま
す。

※ 公邸のキノコ
  http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2005/1013b.html

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[大臣のほんねとーく]
尾辻大臣プロフィール
● アスベスト問題(厚生労働大臣 尾辻秀久)

 多くの方がアスベストによる被害にあわれ、実際に苦しんでいる方がおら
れるという事実はきわめて重いと受け止めています。

 今後、引き続き考えられる対策を進め国民の皆様の不安の解消や被害の拡
大を防止したいと強く思っています。

 アスベストは、日本の高度成長とともに、建物の部材や自動車のブレーキ
部品、コンビナートの配管などの保温材などに使われてきました。大変便利
なものでしたが、空気中に飛び散ったものを人間が吸い込むと、がんを発生
させる可能性がある危険なものです。

 この危険なアスベストを、これを扱う労働者やそのご家族、また、アスベ
ストが使用されている製品を作っている工場の周辺の住民の方々が過去に吸
い込んでしまい、長い潜伏期間を経て発症し、多くの方が亡くなられ、また
苦しんでもおられます。

 これらの方々の大部分は、ILO(国際労働機関)やWHO(世界保健機
関)においてアスベストががんの原因となることが指摘された昭和47年以
前にアスベストを吸い込まれた方々です。

 かつての労働省は、労働者保護の立場から昭和50年以前は粉じん対策と
して、それ以降はがんの原因となることに着目した対策として、労働者がア
スベストを吸い込まないよう対策を行ってきました。

 しかし、労働者の家族や工場の周辺に住んでいる方々への対策を考えるの
は労働省ではないという仕事のやり方や関係する役所に対して「アスベスト
は危険なものであり必要な対策をとった方がよい」といった情報提供が十分
でなかったことを反省しています。

 アスベストの長い潜伏期間を考えますと、これまでの対策が妥当であった
かについて、とくに厳格な管理の下とはいえその使用を認めたことなども含
めて、将来、再度、検証しなければなりません。

 また、労働者であった方でも、申請することを知らなかったために本来受
けられた労災保険による給付を受けられない方々もいらっしゃいます。この
ような方々についても救済する必要があります。

 アスベストによる被害がこれ以上拡大しないように、また、不幸にも健康
に被害を受けたすべての方々を救済できるような仕組みを作るために、関係
する役所としっかり連携しながら全力で取り組んでいきたいと考えています。


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中川大臣プロフィール


●「愛・地球博」の総括(経済産業大臣 中川昭一)

 「愛・地球博」が9月25日に閉幕しました。

 185日間の会期中に目標を大きく上回る2,200万人を超える来場者
がありました。ご来場いただいた方々、博覧会の開催にご支援ご尽力いただ
いた方々に深く感謝いたします。

 「愛・地球博」は、昭和45年の大阪万博以来35年ぶりの日本での大規
模な国際博覧会として「自然の叡智」をテーマに開催され、世界中から12
1カ国、4国際機関の参加を得ました。

 最終日の9月25日には、皇太子殿下にご臨席賜り、閉会式が行われまし
た。博覧会の様々な成果が紹介され、「自然の叡智」に学ぶことの大切さが
メッセージとして発信されました。私も出席しましたが、開催準備から運営
にわたる色々な出来事が思い出され、言葉に表せない感動を味わいました。

 閉会式後、私は日本館を訪れ、アテンダント、警備、医療、運営等のスタ
ッフに心から労いの言葉を申し上げました。さらに、それだけでは足りずに
新幹線の予定を急遽遅らせて、日本館のスタッフ打上げにも飛び入りで参加
しました。

 会期中、色々苦しいこともあったことと思います。大きな事故も起こさず、
見事な運営をやってくれたスタッフの方々は皆泣いていました。渡辺貞夫総
合監督、竹下景子日本館総館長と一緒に、私もその輪の中で感動と興奮を共
にしました。

 「愛・地球博」は、21世紀における人と自然との新しい関係について見
つめ直す大きな節目となりました。しかし、博覧会の終了はゴールではなく、
新しいスタートです。今後も博覧会の理念を広く世界に伝えていくことが大
切になります。

 「愛・地球博」で学んだこと感じたことを今後も実践して行くとともに、
人と自然の新しい関係を築くために私たちにどのようなことができるかを皆
さんと一緒に考えていきたいと思っています。


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野口聡一プロフィール
[特別寄稿]
● 「宇宙に行く」から「宇宙で暮らす」へ(宇宙飛行士 野口聡一)

 お陰様で、スペースシャトルSTS−114ミッションを無事に完了いた
しました。4年余りの訓練そして15日間のフライトの間、暖かく見守って
下さった国民の皆様に厚く御礼申し上げます。

 先日、一緒に宇宙飛行したコリンズ船長以下5名の宇宙飛行士と共に総理
官邸を訪問し、小泉総理にミッション完了のご報告をいたしました。

 総理は宇宙飛行の様子や国際宇宙ステーションでの生活に関して非常に熱
心にご質問されました。私が宇宙に持参した日本人大リーガーのサイン入り
のコロンビア号追悼ボールや、50年前に使用されたペンシルロケットなど
も興味深くご覧になりました。

 アメリカ人飛行士とも終始気さくにお話される総理のご様子から、本当に
このミッションを楽しんでご覧頂いていたのだなという気持ちになりました。

 私は「人が宇宙に行く」という感動を一人でも多くの国民の皆様にお伝え
する、そして「自分もいつか宇宙に行けるかもしれない」という興奮を分か
ち合うのが宇宙開発の大きな目的であると思っています。

 もちろん次の日本を担う子供たちに、科学技術を通して大きな夢を実現す
ることの素晴らしさを感じてもらうことも重要です。日本の得意とするロボ
ット、IT技術を活かしつつ、継続的に日本人宇宙飛行士が宇宙に行くこと
で国民の皆様に夢と感動を感じていただける、そんな「無人技術開発」と
「有人宇宙活動」が融和された宇宙開発を目指していきたいと思っています。

 またこれからは「宇宙に行く」体験だけではなく、「宇宙で暮らす」時代
に入ります。日本初の有人宇宙船「きぼう」の打ち上げや、日本人飛行士の
長期宇宙滞在が数年の間に予定されています。その先には月面基地、更には
火星探査といったプロジェクトもあるでしょう。

 私も、ヒューストンで訓練に励む5名の日本人宇宙飛行士と共に「宇宙で
暮らす」時代に向けて活動を続けていく所存ですので、これからも応援よろ
しくお願いいたします。


※ 宇宙での活動の様子など
 http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2005/1013a.html

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[小泉内閣の動き]
● 月例経済報告(05/10/12)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2005/10/12geturei.html
  月例経済報告等に関する関係閣僚会議が開催され、我が国経済について
 「景気は、緩やかに回復している。」と報告。

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[編集後記]

 今週号の大臣ほんねとーくは尾辻大臣のアスベスト問題です。健康被害に
遭われた方々を隙間なく救済することが緊急の課題です。そのための法案を
できるだけ早く国会に提出できるよう準備を進めています。アスベストに限
らずいろいろな化学物質についても人体への影響が報告されています。事は
国民の健康・安全に関わる問題です。各省庁の風通しを良くし、スピード感
を持って国民への情報提供などを行ってまいります。
 下記ページで当面の対策やアスベストに対する不安や疑問に応えるQ&A
を公表しています。どうぞご覧ください。(せいけん)

※ 首相官邸ホームページ(アスベスト問題)
 http://www.kantei.go.jp/jp/asubesto/index.html


杉浦内閣官房副長官プロフィール杉浦内閣官房副長官
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総編集長:内閣総理大臣 小泉純一郎
編集長:内閣官房副長官 杉浦正健
発行:内閣官房内閣広報室(〒100-8968 東京都千代田区永田町1-6-1)