小泉内閣メールマガジン 第213号 ========================== 2005/12/01 ★☆ 安倍官房長官への質問を募集します! ☆★ ★☆ 英語版、携帯版の読者登録を受付中です。☆★ (英語版) http://www.kantei.go.jp/foreign/m-magazine/add_e_sele.html (携帯版) http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/keitai.html -------------------------------------------------------------------- □ 目次 [らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ] ● 祝7場所連続優勝 [大臣のほんねとーく] ● いくつになっても働き続けることができる社会を目指して (厚生労働大臣 川崎二郎) [特別寄稿] ● 「感どうする経済館」をどうする? (作家、「感どうする経済館」プロデューサー 荒俣宏) [政府インターネットテレビ番組ガイド] ● 安倍長官に質問 など [小泉内閣の動き] ● モロッコ国王との会談 など [数字でみる日本] ● 7,730km ==================================================================== [らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
● 祝7場所連続優勝 小泉純一郎です。 先月24日、横浜にある海上保安庁の防災基地と水際を取り締まる税関、 入国管理の現場を視察しました。 日本は、海に囲まれた島国。海は私たちに多くの恵みをもたらしますが、 同時に、広い海を守るのは大変なことです。海上交通の安全確保と、海難救 助や海洋環境の保全、領海を犯す不審船への対応などを担当しているのが海 上保安庁。アクション映画さながらの警備訓練や水中での遭難者の救助訓練 などを見せてもらいました。 海を渡ってくる人や貨物のチェックをしているのが税関、検疫、そして入 国管理の仕事です。港ではいろいろな役所が協力して、不審な動きや、伝染 病の侵入などに目を光らせています。 テロも事故も、いつ起こるか分かりません。私たちの目に見えないところ で、厳しい訓練、努力を積み重ね、不断の監視を続けている人たちがいるか らこそ、災害や犯罪に対応できるのだと感じました。 今週日曜日の大相撲九州場所の千秋楽、横綱朝青龍関が前人未踏の7場所 連続優勝、そして、初場所から九州場所まで一年間を通じての連続優勝、さ らに、年間84勝の最多勝記録という大記録を達成しました。 実は、昨年朝青龍関が官邸に来られたとき、「優勝杯を総理自身からいた だきたい」と横綱から話があって、「初場所から九州場所まで一年間通して 全部優勝したらいきますよ。」と約束していたんです。今回、見事に全部優 勝した。ですから、私は、その約束を果たすために、福岡に飛び、表彰式で、 「新記録、大記録、見事だ。おめでとう。」と声をかけ、内閣総理大臣杯を 朝青龍関に手渡しました。歴史に残る大横綱になったんではないかと思いま す。 この強い横綱朝青龍関に今場所勝ったただ一人の力士がブルガリア出身で、 昨日大関に昇進した琴欧州関。すばらしいですね。スポーツの世界も国際化 して、野球やサッカーでは日本人選手が世界でプレーし、逆に日本の伝統的 な国技である相撲の世界で外国人力士が活躍している。開かれた日本。世界 に大相撲を知ってもらえて、いいことだと思います。ただ、もう少し日本人 力士も頑張ってもらいたいと思います。 今週は、懸案だった政府系金融機関の改革、「国から地方へ」の三位一体 の改革、医療制度改革について、方針の決定までこぎつけることができまし た。国民のみなさんの大きな支持によって「改革の本丸」である郵政民営化 が実現したからこそ、二の丸や三の丸、あるいは出城で抵抗していた勢力も 抵抗をあきらめた。これで、改革を一気に進めることができるようになった のです。 これから、年末の予算編成作業に向けて、さらに改革を進めていきたいと 思います。 マンションやホテルなどの耐震強度偽装は、国民の安全と安心にかかわる 重大問題です。入居者や利用者、建物の周辺住民の安全確保を最優先に考え ながら、まず、実態把握をしっかり行い、どのような対応ができるのか考え ていかなければいけません。どういう点が不備だったのか、反省点は何なの か徹底的に検証し、再発防止策を考えていかなければならないと考えていま す。 -------------------------------------------------------------------- [大臣のほんねとーく]
● いくつになっても働き続けることができる社会を目指して (厚生労働大臣 川崎二郎) 私は昭和22年生まれで、「団塊の世代」の一人です。この「団塊の世代」 が60歳以上の定年世代に到達する平成19年(2007年)が目前に迫っ てきています。 企業においては働き手の急速な減少や熟練した技術、ベテランのノウハウ の喪失が懸念され、わが国の行く末を左右する「2007年問題」として、 対応の必要性が叫ばれています。 長年にわたり培った技能やノウハウを生かしていただくためには、働き慣 れた企業で少なくとも年金の支給開始まで働けるようにすることが大事です。 このため、昨年改正された高年齢者雇用安定法では、来年4月から段階的に 65歳までの定年の引上げ等の高年齢者雇用確保措置を講じることが義務付 けられます。 まずは、事業主の皆さんにしっかりとこの制度を導入してもらうため、現 在全国のハローワークで助言と指導に全力で取り組んでいるところです。制 度導入に関してわからないことなどがありましたら、お気軽に最寄りのハロ ーワークまでご相談いただければと思います。 また、平均寿命が伸び、定年後の人生が長くなる中で、国民一人一人が定 年前から定年後を見据えたライフプランを考えていくことが重要です。 いわば、次の人生に向けた助走期間として、会社生活の仲間との付き合い から時には抜け出す。自分のキャリアを会社任せにせず、将来を見据えて、 今まで蓄えてきた自分の能力とは何かを考えながら自分で作り上げていく。 そうしたことが大事になってくるものと思います。 「団塊の世代」は世の中を変えてきた世代であり、今度も「新しい定年後 像」を作り上げるかもしれません。私も、「団塊の世代」の一人として、次 の人生に思いを致しながら、高齢者雇用対策をはじめ山積している諸課題に 精一杯取り組んでまいりたいと決意を新たにしております。 --------------------------------------------------------------------
[特別寄稿] ● 「感どうする経済館」をどうする? (作家、「感どうする経済館」プロデューサー 荒俣宏) 2005年11月25日、東京タワーの4階に新しい経済ミュージアムが 開館した。うたい文句は「日本経済が分かる、見える、感じる」。 日本経済というと、お金の単位は億とか兆とか、ちょっと実感のない数字 で語られるし、また、税金だの貿易だのGDP(国内総生産)だの、いろい ろ難しい話になりがちだが、それを一気にわかりやすくしようというのだ。 東京タワーの展望台から巨大都市の眺めを楽しんだついでに、ここで日本 経済の眺めもしっかりキャッチしてもらいたい。そんな願いをこめて、私た ちはすこし大胆な仕掛けを考えた。 たとえば一分間に6500万円ずつ上がる日本の債務の増えかたを足音と して聞いてドキドキしたり、「子供が買い物をしても消費税払わなけりゃい けないのは、なぜ?」という素朴な疑問を4コマまんがですっきり解決した り、トイレットペーパーを一万円分買うと東京駅から三鷹までの長さになる と知ったり。 みんなはおそらく、債務とか借金の大きさを実感することで先行きが心配 になるかもしれない。でも、日本経済を安心にする新しい動きも加速中なの だ。いままでは国という大木に経済すべてがぶらさがっていたが、これから は個人や地域がみんなで支えあう「雑木林」型の経済システムになるはずだ。 トイレの改良で起業した学生、カブトムシの養殖ができる特区を築いた酪 農家などなど、いまは子供も主婦も起業できる時代だ。それだけに、スポー ツやゲームを楽しむように実感をもって経済の基礎知識を体得できる入り口 をつくる必要がある。 だから、館名は「感・どうする経済館」になった。一世帯あたり1600 万円という日本の借金を詰めたリュックも置いた。だれでもこれを背負い、 シミジミとその重みが味わえる。 小泉首相にも、背負った感想をお聞きしたいものだが。 ※ 感どうする経済館ホームページ http://www.kando-kzai.jp/opening/index.html -------------------------------------------------------------------- [政府インターネットテレビ番組ガイド] ●新着情報(05/11/24〜30) <1CH>らいおんウィークリー(05/11/21〜27) 日露首脳会談、イラク外相表敬、皇室典範有識者会議など <2CH>ビデオで見る総理 日露首脳会談、横浜港「水際対策及び防災基地」視察 <3CH>総理記者会見 日露首脳会談後の共同記者会見 ●お知らせ 12月から「大臣のほんね」を開設予定。トップバッターは安倍官房長官。 聞いてみたいことをお寄せください。 ・ 「テーマ」欄に「安倍長官に質問」とご記入ください。 ・ 100字以内で、12月5日(月)までにお願いします。 ご記入はこちら http://www.kantei.go.jp/jp/forms/dokusha.html ※ 政府インターネットテレビ http://nettv.gov-online.go.jp/ -------------------------------------------------------------------- [小泉内閣の動き] ● モロッコ国王との会談(05/11/29) http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2005/11/29morocco.html 東京・元赤坂の迎賓館でモハメッド6世陛下と会談し、二国間関係や国 連改革などについて意見交換した後、署名式に出席 ● 小泉総理ラジオで語る 外交の秋(05/11/26) http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiradio/2005/1126.html ● 18年度の税制改正に関する答申の手交(05/11/25) http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2005/11/25zeicho.html 徹底した歳出改革の必要性とともに、社会共通の費用については国民全 体で広く公平に分かち合う必要があるとする答申を手交 ● 皇室典範に関する有識者会議報告書の手交(05/11/24) http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2005/11/24kousitu.html 吉川座長が将来にわたり皇位継承を安定的に維持するための皇位継承制 度などについてとりまとめた報告書を手交 ● 横浜港における「水際対策及び防災基地」視察(05/11/24) http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2005/11/24yokohama.html <ビデオ> http://www.kantei.go.jp/jp/koizumivideo/2005/11/24yokohama.html 災害対応型巡視船で海上規制訓練、防災基地で遭難者の救出訓練、国際 線ターミナルでは通関検査や入国管理の現場を視察 ● 日露首脳会談(05/11/21) <ビデオ> http://www.kantei.go.jp/jp/koizumivideo/2005/11/21nitiro.html -------------------------------------------------------------------- [数字でみる日本] ● 7,730km 7,730km、何のことかおわかりでしょうか。 平成17年度末の政府の借金の額は、実に773兆円にのぼります。これを1 万円札で積み上げると、1万円札の厚さは約0.1mmですので、773兆円では 7,730kmにもなり、地球の半径(約6,400km)より高くなります。 さらに、この額は1分間に約6500万円ずつ増えています。重さに換算する と、1万円札の重さは約1gですので、1分間に6.5kgの重さが加わってい ることになります。 昭和60年度末では政府の借金の額は204兆円ですが、平成17年度末では 773兆円と3倍以上になっており、構造改革による歳出削減などが必要とさ れています。 11月25日東京タワー4階に開館した「感どうする経済館」では、刻々と増 えつづける政府の借金をリアルタイムに表示する「日本の経済の足音時計」 や、この1分間に増える政府の借金の重さを体感できる「借金リュックサッ ク」が展示されています。 開館式に出席した安倍官房長官、与謝野大臣、竹中大臣も、「借金リュッ クサック」を背負い、重い政府の借金を実感した様子でした。 同館では、このように日本経済を実感できる様々なアイテムを取りそろえ ています。一度足を運んでみてください。 ※ 感どうする経済館ホームページ http://www.kando-kzai.jp/opening/index.html ----------------------------------------------------------- [編集後記] 今日から師走。今年も残すところひと月となりました。官邸では連日、年 末の平成18年度予算編成に向けて、政府部内、また、与党との間で白熱し た議論をしています。この平成18年度予算は、小泉構造改革の総仕上げと なるもので、三位一体の改革、政府系金融機関の改革、医療制度改革など、 小泉総理の改革へのなみなみならぬ熱意、決意が感じられます。私も安倍官 房長官を補佐して、休日を返上して夜遅くまで調整に走り回っています。 小泉内閣が始まって以来、変わらず大切にしているのが「国民との対話」。 インターネットテレビ新番組「大臣のほんね」のトップバッターはメルマガ 初代編集長の安倍官房長官。読者の皆さんからの質問をぶつけます。どうぞ ご期待ください。(じんえん)
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