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小泉内閣メールマガジン 第218号 ========================== 2006/01/19

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□ 目次

[らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
● 通常国会に臨む

[大臣のほんねとーく]
● 平成18年度予算・税制改正(第1回)(財務大臣 谷垣禎一)

[特別寄稿]
● 日本で一番小さな村の駐在所
  (八丈島警察署青ヶ島駐在所巡査部長 野口弘二)

[政府インターネットテレビ番組ガイド]
● 新チャンネル「ニッポンの元気」スタート! など

[小泉内閣の動き]
● 都内で中小企業を視察 など

[数字でみる日本]
● 112兆円

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[らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
小泉総理大臣プロフィール 英語版はこちらから
● 通常国会に臨む

 小泉純一郎です。

 昨年12月から各地では例年にない大雪に見舞われたため、年末の12月
28日には、政府与党の寒波・雪害対策の会合を開きました。

 その後、各地で深刻な被害が生じたことを受けて、先週金曜日、トルコか
ら帰国後直ちに官邸にもどり、真っ先に大雪の被害についての状況報告を受
けました。高齢者の方々、保育園の園児をはじめ、この雪で多くの貴重な命
が犠牲となっていることに心を痛めております。

 政府としては、道路の除雪、高齢者宅の雪下ろしや雪で道路を閉ざされた
地域への物資輸送に自衛隊を派遣するとともに、災害救助法の適用や道路除
雪費用の緊急配分など、引き続き地方団体と協力して、総力で取り組みます。

 雪国の降雪はまだ続くと見込まれますので、地元のみならず、警察、消防、
自衛隊も含めて、今後とも迅速な対応ができるよう常に備えておくよう指示
しました。

 昨日の午後、都内の中小企業を視察しました。一つは墨田区の従業員6人
の金属加工の町工場。独自の技術で先端の直径0.2ミリという極細の痛く
ない注射針を開発して生産しているというので、私も試しにその注射針を腕
に刺してみましたが、全然痛くない。これなら、痛みに耐えることなく、安
心して注射を打ってもらえると思います。

 もう一つは、台東区にあるリボン・メーカーのショールーム。4万種類も
あるという鮮やかで多彩なリボンは、パリやニューヨークはじめ世界の一流
デザイナーの関心をひきつけ、最先端のファッションに使用されるという、
世界が注目する会社です。

 日本の中小企業が、ものづくりの技術や美しいデザインの力で、日本の経
済や社会の活力を支えてくれていること、そして世界を舞台に活躍している
ことを目の当たりにし、心強く、そして誇りに思いました。

 いよいよ明日から通常国会が始まります。ようやく回復の兆しを見せてき
た日本経済を本格的な回復の軌道に乗せ、改革の芽を大きな木に育てること
が小泉内閣の最大の課題だと思います。

 まずは、災害、アスベスト、新型インフルエンザ、耐震強度偽装問題など
への対応を盛り込んだ17年度補正予算と18年度予算の早期成立に全力を
あげてまいります。

 一昨日、円覚寺の足立管長から中国の古い句「欲窮千里目 更上一層楼
(千里の目を窮(きわ)めんと欲せば更に一層楼(ろう)に上がれ)」と書
かれた額をいただきました。「大局的な観点が必要で地上の些末(さまつ)
にとらわれず、全体を見ることが大事だ。」というこの言葉を胸に政治に当
たらなければならないと思いました。

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[大臣のほんねとーく]
谷垣大臣プロフィール
● 平成18年度予算・税制改正(第1回)(財務大臣 谷垣禎一)

 新たな年を迎え、皆さんにはいかがお過ごしでしょうか。

 先日の2005年国勢調査の人口速報値で、我が国の総人口が初めて減少
したことが明らかになりました。戦争の影響があった1945年当時を除け
ば、総人口が前年の推計人口を下回ったのは初めてのことだそうで、いよい
よ人口が減少していく社会が到来したようです。

 一方、中国やインドといった国々の経済発展には目を見張るものがあるこ
とは皆さんご承知の通りです。企業の皆さんはこうした世界的な競争条件の
変化の中で戦わなければならない状況になっています。

 人口が減少していく社会においては、「小さくて効率的な政府」を実現す
ることが不可欠です。総人口が減少していく中で、財政赤字という形で、子
や孫へ日々刻々巨額の借金を先送りしている今の状態をどう解消していくの
か、真剣に考えなければなりません。私たちが将来世代に出来ることは、若
い人たちが明るい希望を持てる未来をつくることであるはずです。

 世界規模での競争といった環境の変化に対応するためには、日本を魅力的
な国にする、日本の国際競争力を高めることが大事です。外国人から見て、
日本人は勤勉で親切だ、学問や技術は高いレベルにあると感じてもらえるこ
とが、我が国の魅力と競争力につながります。

 そのためには、教育をはじめとして様々な努力をしていかなければなりま
せんが、我が国の経済が安定的であること、国の財政が将来にわたってしっ
かりしていることは、そうした魅力ある国をつくるための基礎になるものだ
と考えています。

 平成18年度予算、税制改正は、このような思いをもってつくりました。

 その具体的なポイントは、次回と次々回にわけてお話します。

 今後とも国民の皆さんの声を積極的にうかがいながら、将来にわたる発展
の基礎を築いていきたいと考えています。本年もどうぞよろしくお願いいた
します。

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野口氏プロフィール
[特別寄稿]

● 日本で一番小さな村の駐在所
  (八丈島警察署青ヶ島駐在所巡査部長 野口弘二)

 青ヶ島は、東京から南へ365kmの大海原にポツンと浮かぶ島です。周
囲約9km、高さ200mの断崖に囲まれた要塞のような島に200人足ら
ずの人が暮らしています。この青ヶ島に、たった1人の警察官として勤務を
始めて1年5ヶ月になります。

 毎朝、生徒数25人の村立青ヶ島小中学校の正門に立つことから仕事が始
まります。私は、子どもたちが事件事故に遭わないようにするのと同時に、
節度のある敬礼と挨拶で迎えてあげたいのです。いまや挨拶一つで、その子
の体調や親に叱られてきたな、などが分かるようになってきました。

 毎日の仕事は島の玄関である定期便のヘリコプターや船の警戒、運転免許
証の手続きや色々な相談の受け付け、行事への参加など、まるで小さな警察
署のようです。

 勤務以外の時間は、もっぱら少年柔道の指導です。3代前の駐在が立ち上
げた少年柔道クラブ活動では、島の子どもたちも熱心に稽古を続け、今や八
丈島で行われる大会でメダルを取るまでになりました。 

 島の生活は、全て定期船頼りです。夏は台風、冬は低気圧のため、一週間
欠航することはざらで、野菜が不足になりがちです。しかし、魚は豊富です。
初めは、魚の大きさや種類に歓声を上げていた私の子どもたちも、今では、
少々の魚では感動しなくなってしまいました。妻は「転勤してからスーパー
で売られているパックの魚を見たら何と言うのかしらね」と心配しています。

 島唯一の青ヶ島郵便局は、島の外との通信や金融機関としてなくてはなら
ない存在です。船の欠航が続くとヘリをチャーターしてくれます。

 着任以来、私と家内、そして3人の子どもたちは、島民のさりげない優し
さと思いやりに支えられ、励まされて頑張ってこられました。実り多いこの
島での生活を大切にしていきたいと思います。

 駐在所勤務は駅伝のようなものだと思っています。私は、第79代です。
余力、悔いを残さず、全力で駆け抜け、次の80区の走者にたすきを渡さな
ければいけません。警視庁の代表として、島民の期待と信頼に応えたいと考
えています。

※ 勤務の様子など
 http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2006/0119a.html 

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[政府インターネットテレビ番組ガイド]

●新着情報(06/01/12〜18)

 <2CH>ビデオで見る総理
  ・ニッポン食育フェア「第3回食育総合展」視察
  ・トルコ訪問

 <6CH>大臣のほんね
  ・麻生太郎外務大臣(前編)

 <7CH>改革続行中
  ・国民の声を政策に(前編・後編)

☆★新チャンネルスタート!★☆
 <8CH>ニッポンの元気
   地方公共団体から応募のあった、構造改革でつくる「ニッポンの元気」
  をテーマとするビデオ作品を掲載していきます。第1弾は以下の2作品
  です。
  ・北海道壮瞥町「昭和新山国際雪合戦」
  ・岐阜県大垣市「かがやきライフタウン・大垣2005」

●お知らせ

 <1CH>らいおんウィークリー
   1月9〜15日の日程は1月16〜22日の日程と併せて次週配信し
  ます。

 <6CH>大臣のほんね
      小坂文部科学大臣が登場します。
   小坂大臣に聞いてみたいことをお寄せください。
     「テーマ」欄に「小坂大臣に質問」とご記入ください。
     100字以内で、1月21日(土)までにお願いします。

   ご記入はこちら http://www.kantei.go.jp/jp/forms/dokusha.html

※ 政府インターネットテレビ
 http://nettv.gov-online.go.jp/

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[小泉内閣の動き]

● 都内で中小企業を視察(06/01/18)
  http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2006/01/18tonai.html 
  ものづくりの技術や美しいデザインの力で活躍している都内の中小企業
 を視察

● バリアフリー化推進功労者表彰(06/01/17)
  http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2006/01/17barrierfree.html 
  バリアフリー化を効果的かつ総合的に推進する観点から、その推進につ
 いて顕著な功績又は功労のあった方々を表彰

● ニッポン食育フェア視察(06/01/14)
<ビデオ> http://www.kantei.go.jp/jp/koizumivideo/2006/01/14syokuiku.html 

● トルコ訪問特集(06/01/10〜12)
  http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2006/01/10turkey.html 
  http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2006/01/11turkey.html 
  http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2006/01/12turkey.html 
<ビデオ>http://www.kantei.go.jp/jp/koizumivideo/2006/01/10turkey.html 

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[数字でみる日本]

● 112兆円

 112兆円とは、首都直下地震(東京湾北部地震)が発生した場合に、被る
と政府が予測している経済被害額の最大値です。この額は、国家予算の約1
年半分に相当します。

 17日で阪神・淡路大震災発生から11年が経ちました。この地震では、淡路
島を震源とするM(マグニチュード)7.3の規模で、11万戸以上が全壊・全
焼し、6000人以上の死者がでました。経済被害額は建物被害などの直接被害
額だけでも約10兆円にも及んだと言われています。

 阪神・淡路大震災は、大都市圏の直下で発生した地震でした。直近では一
昨年に甚大な被害をもたらした新潟県中越地震がその例ですが、直下で発生
する地震は、一般に震源からの距離が近くなるため、被害の及ぶ範囲は比較
的狭いかわりに強い揺れが地表に伝わり、大きな被害をもたらします。

 このような大地震が首都直下で発生した場合には、わが国の経済・社会・
行政等の諸中枢機能が集積するエリアであることから、更なる甚大な被害が
生じることが予想されます。

 政府が昨年行った首都直下地震の被害想定結果によると、冬の18時、風速
毎秒15mの条件下で、M7.3規模の東京湾北部地震が発生した場合、約85万
戸が全壊し、1万人以上の死者がでるとされ、経済被害額は112兆円にも及
ぶとされています。

 112兆円の内訳としては、建物被害などの直接被害額(復旧費用)が66.6
兆円、首都中枢機能、ライフラインの被災等に伴い波及する間接被害額が
37.5兆円、交通寸断に伴う機会損失などで6.2兆円と試算されています。

 首都直下地震の発生時期や発生間隔を予測することは、現在の技術では困
難です。それだけに日頃の備えが大事です。

 政府が昨年9月に策定した「首都直下地震対策大綱」では、このような大
地震に備えて、予防段階から発生後の全ての段階において国、自治体、企業
などがとらなければならない対策が明示されています。

 国、自治体などに加えて、国民一人一人が、身の回りの家具の固定、最低
限3日分の食料や飲料水の備蓄、広域避難場所の確認など、地震に対する備
えを心がけることが大切です。

※ 内閣府ホームページ(首都直下地震対策大綱)[PDF]
 http://www.bousai.go.jp/oshirase/h17/jishin_taikou.pdf 

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[編集後記]

 明日からいよいよ通常国会が始まります。デフレ脱却、経済活性化、行政
改革の着実な推進や安全・安心の確保など、今後の日本のあり方を左右する
重要な予算・法律を審議していただく大事な国会です。予算の早期成立を期
すとともに、円滑できちんとした議論が行われるよう努めます。
 なお、アスベストによる健康被害者を一日も早く救済するため、政府・与
党は精力的に検討を進めてきましたが、国会冒頭にそのための新たな法案を
提出することにしています。
 今年もまた、インフルエンザの流行する季節となりました。インフルエン
ザ予防は、まず、できることから。皆さんもマスクの着用、うがい、手洗い
を心がけましょう。私も健康に気をつけて長丁場の国会をがんばって乗り切
っていこうと思います。(じんえん)

長勢内閣官房副長官プロフィール長勢内閣官房副長官
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[ご意見、ご感想]

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総編集長:内閣総理大臣 小泉純一郎
編集長:内閣官房副長官 長勢甚遠
発行:内閣官房内閣広報室(〒100-8968 東京都千代田区永田町1-6-1)