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小泉内閣メールマガジン 第237号 ========================== 2006/06/08

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 備えあれば憂いなし!「防災チャンネル」(12CH)を開設!

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□ 目次

[らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
● 野口英世博士のふるさと

[大臣のほんねとーく]
● 大雨、台風に備えて(防災担当大臣 沓掛哲男)

[特別寄稿]
● 負のスタートから得たもの(アイスホッケー選手 瀬高哲雄)
● 「グローバル戦略」について(東京大学大学院教授 伊藤元重)

[政府インターネットテレビ番組ガイド]
● 防災チャンネル12CH(新設) など

[小泉内閣の動き]
● 福島県下視察 など

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[らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
小泉総理大臣 プロフィール 英語版はこちらから
● 野口英世博士のふるさと

 小泉純一郎です。

 先週末、野口英世博士のふるさと、会津を訪問しました。北陸、沖縄と続
いて、3週連続しての国内出張になりました。

 金曜日の夜7時に東京を出発し、会津の奥座敷と呼ばれる東山温泉の伝統
ある日本旅館に夜遅く到着。翌朝、会津西街道の宿場町として栄えた大内宿
を訪ねました。

 ここは、伝統的な建物の保存地区に選定されたのをきっかけに、かやぶき
屋根をきれいにふき替え、電柱をとりはらい、舗装をけずって砂利道にして、
かつての景観をとりもどしたとのこと。

 昔の景観を復元し、外国人をはじめ観光客が急増している。会津の人は知
恵があると思います。

 会津若松に戻って、室町時代から続く庭園でたくさんの薬草を栽培してい
る御薬園で昼食。白虎隊の隊士たちが自刃した飯盛山に登った後、猪苗代町
にある野口英世記念館を訪れました。

 先月ガーナで会談したクフォー大統領も、日本に来たときに、ここを訪れ
たことがあるそうです。私は行ったことがなかったので、それ以来、是非一
度訪ねてみたいと思っていました。

 記念館には、博士の生家が多くの遺品とともに保存されており、子供の頃
にやけどを負ったという囲炉裏や読んでいた書や机、お母様の手紙などを拝
見し、改めて野口英世博士の偉大さに感銘を受けました。

 博士の没後、福島県の方々や野口英世博士の関係者の方々は、記念館を建
て、永年にわたって野口英世記念医学賞を続けています。これは非常に貴重
なことだと思います。

 アフリカの医学、医療に貢献した方々を表彰するため野口英世博士にちな
んだ賞を創設することは、既にこのメールマガジンでもお話ししましたが、
ノーベル賞を超えることは僭越と思いますので、ノーベル賞に匹敵するよう
な賞にしたいと思います。

 今から2年後の2008年は、博士が亡くなってから80周年に当たりま
す。ちょうどこの年には、5年に1回のアフリカ開発会議(TICAD)が
東京で開かれ、アフリカ各国の首脳のみなさんが集まりますので、このとき
に第1回の授賞式ができるようにしたいと考えています。

 野口英世博士の志を継いで、アフリカ・世界の医療の向上と保健の増進の
ために、日本としてもできる限り努力していく考えです。

* 編集部注:小泉総理の福島県視察は、政府インターネットテレビ2CH
 でご覧になれます。
 http://nettv.gov-online.go.jp/

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[大臣のほんねとーく]
沓掛大臣 プロフィール
● 大雨、台風に備えて(防災担当大臣 沓掛哲男)

 6月になりました。梅雨前線の活動や台風の影響により、洪水、土砂災害、
高潮、強風などの被害が発生しやすい季節となってきました。

 昨年8月のアメリカにおける、ハリケーン・カトリーナでは風水害の恐ろ
しさを再認識させられました。我が国においても、特に近年、1時間の雨量
が100mmを超えるような異常降雨の頻発や台風の上陸により、各地で被害
が発生しております。

 地震とは異なり、大雨や台風はその接近についておおよその見当がつきま
す。政府としましても、河川・海岸の整備、気象情報や予警報の収集・伝達、
浸水想定区域や土砂災害危険箇所の周知、警戒避難態勢の強化などに万全を
期しておりますが、命を守るためには、皆様一人ひとりの日頃からの心がけ
がとても重要になります。

 まず、周囲の状況を「診る」ことが必要です。屋根の点検、雨樋や側溝の
掃除は済ませましたか。停電や避難に備えて、懐中電灯、携帯ラジオ、飲料
水や食料、医薬品などは準備されていますか。また、避難場所はどこか、崖
崩れや浸水の危険がある場所はどこか、ハザードマップなどをみながら確認
しておきましょう。

 雨や風が近づいたら「知る」ことが大切です。ラジオ・テレビの気象情報
や市役所、消防・警察からの情報で状況を把握しましょう。その時、1時間
50mmの雨だと前が見えないとか、風速25mの風だと立っていられないと
いった知識があると、より的確に状況を把握できます。

 毎年多くの方が、強い雨・風の最中に屋根の修理や田んぼや水路などの点
検に行って亡くなっています。「診る」「知る」はあくまで大雨や台風が接
近する前の備えの話です。早めに点検・修理を済ませて、雨や風が強くなっ
てきましたら、むやみに外出をしないようお願いします。

 内閣府では、他省庁と連携して、「災害時要援護者の避難支援ガイドライ
ン」を作成しているのですが、ご存じですか。最近では避難勧告や避難指示
に先立ち、避難準備情報といって、高齢者等の避難に時間がかかる方々が避
難を開始し、その他の方々は避難準備を開始することを求める情報が発令さ
れるようになっています。

 三十六計「逃げる」に如かずと言います。避難に関する情報が出たら、早
め早めに行動することを心がけていただくようお願いします。

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瀬高氏 プロフィール
[特別寄稿]

● 負のスタートから得たもの(アイスホッケー選手 瀬高哲雄)

(編集部注)2003年、アジアにおけるアイスホッケーの発展、技術の向
     上と参加国間の交流と理解を深めるためにアジアリーグが発足し
     ました。日本、中国、韓国から合計9チームが参加しています。
     瀬高さんは、昨季、移籍され、韓国チーム初の日本人プレーヤー
     として活躍されました。

 2005年の開幕戦。私は韓国のアイスリンクでその時を迎えていました。
真っ暗な会場に一つのスポットライト。そして、その光が自分をつつみ込み
名前がコールされた瞬間に満員の観客からの大きな拍手と声援。私は涙がこ
ぼれ落ちそうになるのを必死にこらえていました。

 そのわずか5ヶ月前、私は日本で所属していたチームから戦力外通知を言
い渡されていたのです。それは、入部してわずか1年しか経っていない自分
には、あまりにも予期せぬ出来事で、とてつもなく大きな衝撃でした。

 私は感情が入り乱れ色々な事を考えました。自分に対する腹立たしさや情
けなさ、更には他人を恨み、憎む気持ちでいっぱいにもなりました。しかし、
どの感情もどの考えも最後に辿り着く所は同じだったのです。『もう一度ア
イスホッケーをやりたい』。

 しかし、スポーツはそんなにあまい世界ではありません。入部1年目で戦
力外通知を言い渡された人間に他チームからの誘いは全くありませんでした。
そのような状況でしたが、私の周囲の方々のご尽力もあり、ある一つのチー
ムが自分に興味を持ってくれたのです。

 そのチームは、同じアジアリーグに参戦している韓国のアニャンハルラと
いうチームでした。私には何の迷いもありませんでした。周囲の人間からは、
言葉や生活環境の違いの問題、更には給料の問題等々心配する言葉を多々耳
にしたのですが、私にはそんな問題はどうでもいい事でした。ただもう一度
アイスホッケーを続けられるというその喜び一つだったのです。

 話を頂いた10日後には韓国の地にいました。そして必死の思いでレギュ
ラーポジションをつかみ開幕戦を迎えたのです。その開幕戦でのこぼれ落ち
そうになった涙の理由を私は今も鮮明に覚えています。『自分はなんて幸せ
な人間なのだろう』・・・。

 一度閉ざされそうになったアイスホッケーの道を続ける事が出来て、こん
なに素晴らしい開幕戦を迎える事が出来ている。そして、それを可能にして
くれたのは、両親をはじめ、日本のアイスホッケー関係者の方々や韓国のチ
ームメイトとチームスタッフの大きな支えがあったからこそ可能になった。
心の底から自分は幸せ者だと感じました。

 戦力外という、負からとも思えるスタートは、私に色々なものを与えてく
れたのです。そして、その一つ一つがこれからアイスホッケー選手として、
更には一人間として生きていく中で、この上なく大きなものである事を私は
確信しています。

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伊藤氏 プロフィール
● 「グローバル戦略」について(東京大学大学院教授 伊藤元重)

 最近、アジアの国々に出張すると「これだけ激しく世界が動いているのに
日本は何をしているのか」とよく言われます。

 例えば、中国などのBRICsの台頭により、エネルギーの確保の重要性
が増しており、将来的には食糧の確保も重要な課題になる可能性があると思
います。このような中で、エネルギーや食糧の供給国とどのような経済関係
を構築していくべきでしょうか。

 また、国境を越えた人や企業の活動が拡大し、日本でも、近年の婚姻の1
00組のうち5組はどちらかが外国人で、既に多くの外国人の方が日本に住
んでいます。そこから生じる現実にどう対処していくべきでしょうか。

 21世紀、我が国が世界の中で存在感を持ち続けるためにも、このような
問題を、国内の問題も含めて、グローバルな視点で、一度全部戦略的に考え
ていく必要があるのではないでしょうか。バブルの崩壊後内向きになった国
民の関心が、立ち直って外向きになってきた今の時期に経済財政諮問会議に
おいて「グローバル戦略」がとりまとめられたのは誠に時宜を得ていると思
います。

 私もこの議論に参加していましたが、最も大事なことは「スピード感」だ
と思います。例えば経済連携にしても、これから何十年もかけていい問題で
はありません。

 また、もう一つ、一貫して重視してきたことは、「選択と集中(比較優位
の徹底)」ということでした。ヒト・モノ・カネの制約の下で我が国の活力
を有効に引き出すためには、国内の資源を我が国が得意とする分野に集中さ
せ、それを補完する形で海外の資源を最大限に活用することが鍵となります。

 このため、グローバル戦略では、目標を明示した上で、2010年までの
時間軸を設定し、今後特に1、2年取り組むべき事項を明らかにしています。

 例えば、世界で通用する専門的な知識や技術等をもつ優秀な外国人人材の
受入れ拡大や介護等の分野の外国人人材の受入れ、日本に住んでいる外国人
に対する医療や教育などの問題への対応を検討すること、農業の国際競争力
の向上のために農地などの稀少な資源を競争力のある農業者に集中させる仕
組みの構築を急ぐこと、さらに、対外政策面においては、新たに策定した工
程表に沿って、経済連携(EPA)交渉のスピードを速めることとしていま
す。

 地球規模でグローバル化が進んでいる今こそ、この国のあり方の議論をさ
らに深め、世界経済の発展と国民の豊かさの増大を目指す必要があると考え
ます。

※ 内閣府ホームページ(グローバル戦略)
 http://www.keizai-shimon.go.jp/explain/progress/global/index.html

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[編集後記]

 今週号は沓掛防災担当大臣から大雨や台風への備えについて書いていただ
きました。大臣が指摘されている、早めの「診る」「知る」「逃げる」を実
践していただきたいと思います。

 政府インターネットテレビでは、大規模災害等の発生時に、官邸対策室が
把握している情報や、閣僚の臨時会見など、災害情報を迅速かつ的確に提供
する防災チャンネルを、本日、新設しました。

 また普段は、日頃の災害に対する備えの知識やこれまでの災害の記録など
防災に関する情報を、このチャンネルを通じてお知らせしていきます。

 備えあれば憂いなし、皆さんも風水害に対する認識をしっかりともって、
的確・十分な備えをお願いいたします。(じんえん)

※ 政府インターネットテレビ12CH(防災チャンネル)
 http://nettv.gov-online.go.jp/
長勢内閣官房副長官プロフィール長勢内閣官房副長官
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[政府インターネットテレビ番組ガイド]

●新着情報

 <1CH>らいおんウィークリー(06/05/29〜06/04)
   クールビズ開始、福島県下を視察、千鳥ヶ淵戦没者墓苑拝礼式、沖縄
  「かりゆし」贈呈、ジャワ島中部地震現地調査報告 など

 <2CH>ビデオで見る総理
   福島県下を視察

 <3CH>総理からのメッセージ
   小泉総理スピーチ(平成18年6月6日)
   *メルマガ236号特別寄稿「夢に向かっての起業」(那須信子氏)
    が紹介されています。

  〜スピーチ抜粋〜

  (小泉総理)今日(資料で)配ったメルマガのあの31歳の女性(那須
   信子氏)。突然だんなさんが亡くなった。・・・困ったときは自分が
   頑張んなきゃいけないということで、たまたま1円でも会社を立ち上
   げることができるという政府の提案を活かそうじゃないかと言って会
   社を立ち上げた。・・・逆境を飛躍のバネにする人もいる。

 <6CH>大臣のほんね
  ・与謝野大臣(金融、経済財政政策担当)(後編)

  〜与謝野大臣の「ほんね」抜粋〜

  (与謝野)(日本の財政状況について)毎年50兆しか収入が無いのに、
   30兆の借金を増やしていく。これは、家計を預かる主婦としては、
   ちょっと心配な家計でしょう。・・・だから財政をバランスさせなけ
   ればいけないんです。だけど、これは結構深刻な病気で、全治20年
   ぐらいかかるんです。・・・これは政治としては最高に難しい作業な
   んです。

 <7CH>改革続行中
   環境のためのアクションを! 小池環境大臣

 <8CH>ニッポンの元気
   東京都墨田区「北斎ゆかりの地で今」

 <9CH>タウンミーティング・ダイジェスト
   我が国の財政と国の未来を考える(東京)

 <11CH>トピックス
   COOL BIZ 〜 あなたもクールビズでお越しください。

 <12CH>防災チャンネル(新設)
  ・主役はあなた!〜広がりゆく防災活動〜
    地域でとりくむ防災活動の先進事例などの紹介番組
  ・2004年自然災害の記録(風水害編)
    災害が多発した2004年の風水害の記録の紹介番組
  ・土石流災害に備えて
    土石流災害に備えてのポイントを紹介するドラマ仕立ての番組

※ 政府インターネットテレビ
 http://nettv.gov-online.go.jp/

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[小泉内閣の動き]

● 福島県下視察(06/06/02〜03)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2006/06/02fukusima.html
  国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている大内宿、会津若松市
 にある白虎隊の墓、野口英世記念館などを視察

● 日本・アンティグア・バーブーダ首脳会談(06/06/01)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2006/06/01antigua.html
  ボールドウィン・スペンサー首相兼外相と首脳会談を行い、捕鯨問題に
 関して、6月開催予定の国際捕鯨委員会年次会合における協力を要請

● 日本・太平洋諸島フォーラム首脳会議出席(06/05/26〜27)
<ビデオ>http://www.kantei.go.jp/jp/koizumivideo/2006/05/26sima.html

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[ご意見、ご感想]

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総編集長:内閣総理大臣 小泉純一郎
編集長:内閣官房副長官 長勢甚遠
発行:内閣官房内閣広報室(〒100-8968 東京都千代田区永田町1-6-1)