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小泉内閣メールマガジン 第245号 ========================== 2006/08/03

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□ 目次

[らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
● 戦没者の慰霊

[大臣のほんねとーく]
● 「金融力」で活かす日本の「環境力」(環境大臣 小池百合子)

[特別寄稿]
● 「稲むらの火」と防災教育(防災情報機構会長 伊藤和明)

[キーワード解説]
● 熱中症

[政府インターネットテレビ番組ガイド]
● 大臣のほんね(6CH)二階大臣 など

[小泉内閣の動き]
● 北方少年交流事業参加少年の小泉総理表敬 など

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[らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
小泉総理大臣 プロフィール 英語版はこちらから
● 戦没者の慰霊

 小泉純一郎です。

 長かった梅雨もようやく明けて、真夏の青空がひろがる季節になりました。

 私は、今年も、8月6日に広島の原爆死没者慰霊式・平和祈念式に、8月
9日には長崎の原爆犠牲者慰霊平和祈念式典に参列します。

 私は、総理大臣に就任以来、毎年必ず、広島と長崎の式典に参列して、原
爆の悲劇を二度と繰り返してはならないという思いで、原爆の犠牲となった
方々に哀悼の意を表明してまいりました。

 そして、毎年6月23日には、衆議院予算委員会に出席のため行けなかっ
た平成15年を除いて沖縄を訪れ、沖縄全戦没者追悼式に参列してまいりま
した。

 戦後60年にあたる平成17年6月には、第二次世界大戦末期、日本側約
2万2000人、アメリカ側約6800人が戦死した硫黄島を訪れ、硫黄島
戦没者追悼式に出席し、あわせてアメリカ側戦死者のための「将兵の碑」に
献花し、激しい戦闘で亡くなった日本とアメリカの兵士たちを追悼しました。

 私は、平成13年の4月、総理大臣に就任したときの記者会見で、「戦後
日本が平和で発展していくために、一番大事なことは、あの第二次世界大戦
の反省をすることだと、その上に立ってこれからの日本が二度と戦争をして
はいけない、平和のうちにいかに国民の努力によって立派な国づくりに励む
ことができるか、このことはこれからの日本の方針としても、極めて重要で
あると思っています。」と述べました。

 日本は、戦後一度も戦争に参加せず、また巻き込まれることもなく、平和
を維持してきました。日本の今日の平和と繁栄は、戦争で命を落とした方々
の尊い犠牲の上に築かれています。私は、戦没者の方々に対して、敬意と感
謝の思いを込めて、哀悼の誠を捧げております。

 戦争で亡くなった方々を追悼するというのは、どこの国でも誰であっても、
自然なことだと思います。

 日本国憲法第19条では、「思想及び良心の自由は、これを侵してはなら
ない。」としています。戦争で亡くなった方々に対して、どのようなかたち
で哀悼の誠を捧げるのか、これは、個人の自由だと思います。

 私は、総理大臣就任以来、心ならずも戦争で命を落とさざるを得なかった
方々へ哀悼の誠を捧げるために、毎年一度靖国神社に参拝しています。

 これは、私の思いに基づくもので、私は、靖国神社の参拝を誰にも強制し
ていません。また強制されて参拝しているものでもありません。

 マスコミや有識者といわれる人々の中に、私の靖国参拝を批判している人
がいることは知っております。また、一部の国が私の靖国参拝を批判してい
ることも知っています。

 私を批判するマスコミや識者の人々の意見を突き詰めていくと、中国が反
対しているから靖国参拝はやめた方がいい、中国の嫌がることはしない方が
いいということになるように思えてなりません。

 そういうマスコミや識者の方々は、思想及び良心の自由をどう捉えている
のでしょうか。戦没者に対して、敬意と感謝の気持ちを表わすことはよいこ
となのでしょうか、悪いことなのでしょうか。

 私は、日中友好論者です。平成14年4月、中国のボアオで開かれた国際
会議でも、「中国の経済発展を『脅威』と見る向きがありますが、私はそう
は考えません。私は、むしろ、中国のダイナミックな経済発展が日本にとっ
ても『挑戦』、『好機』であると考えています。中国の経済成長に伴う市場
の拡大は、競争を刺激し、世界に大きな経済機会を与えることでしょう。」
と述べて、日本と中国の友好関係の一層の発展と、両国が交流によって繁栄
していくことを望んでいることを明らかにしました。

 現に、私が総理大臣に就任した平成13年以来、日本と中国の貿易額は、
2倍以上に増加し、いまや中国は、アメリカを抜いて、日本にとって最大の
貿易相手国になりました。日本と中国の間の人の行き来も、約1.5倍に増
えています。

 私は、いつでも中国の首脳と会う用意があります。ところが、中国は、平
成17年4月にインドネシアで胡錦濤主席と会談したのを最後に、私が靖国
神社に参拝するなら日中首脳会談を行わないと言っています。

 私は、こういう考え方は理解できません。もし、私が、ある国と私の考え
が違う、あるいは日本の考えと違うからといって首脳会談を行わないと言っ
たら、相手を批判しますか、それとも私を批判しますか。おそらく多くの国
民は私を批判するでしょう。

 二度と悲惨な戦争を起こしてはならない、そして、今日の日本の平和と繁
栄は、戦没者の方々の尊い犠牲の上に築かれている、この思いは、私の政治
家としての原点でもあります。私は、この思いを抱きつつ、今年も広島と長
崎の式典に参列し、そして8月15日の全国戦没者追悼式に参列します。

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[大臣のほんねとーく]
小池大臣 プロフィール
● 「金融力」で活かす日本の「環境力」(環境大臣 小池百合子)

 何かとお金がらみの話題の多い昨今、儲けることだけを優先するのはいか
がなものかとお思いの方は多いのではないでしょうか。一方で、お金の話は
自分とは関係ないと無関心の方もおられます。

 しかし、例えば、新聞に出てくる「機関投資家」も、皆様が積み立ててい
る年金や貯金を使って投資を行っています。利回りを確保することはもちろ
んですが、せっかくの皆様のお金で地球環境や社会を良くするために運用さ
れれば、より意味があります。

 イギリスなどでは、年金法を改正し、投資先企業が環境の保全や、少子化
問題への対応など社会的な責任をどのように果たしているのかを判断基準と
した投資(SRI)を促進しています。

 最近「ファンド」という存在すべてが悪であるかのような印象があります
が、日本でも、企業に社会的な責任を果たさせるようにセットした社会貢献
型のSRIファンドがあります。ちなみに世界各国のSRIファンドの残高
は、米国で274兆円、イギリスでも22兆5千億円です。残念ながら、日
本ではわずか2,600億円程度。いかに社会的責任投資が桁外れに小さい
かがおわかりでしょう。

 私は、環境技術と「もったいない」の心が合わさった「環境力」と、個人
金融資産が1,500兆円にものぼる「金融力」を世界に誇れる日本の強み
だと考えています。せっかくの「金融力」を「環境力」を発揮するために活
かしていくべきだと考えています。

 先日、私が立ち上げた「環境と金融に関する懇談会」が、報告書「環境等
に配慮した『お金』の流れの拡大に向けて」をまとめました。どうすれば皆
様方の大切な「お金」を活用して、環境の保全をはじめ、日本の社会を良く
することができるのか。お金の出し手、受け手、行政などそれぞれの役割を
踏まえた手引きになりました。

 金融は経済の血液とも言えるものです。ぜひ、皆さんの大切なお金がより
高い志を持って有意義に使われることの意味を知っていただきたい。そして、
環境に配慮した健康な体の血液のようなお金の流れを創り出して、日本のさ
らなる活性化と国家の品格づくりを目指していきたいと思っています。

※ 環境省ホームページ(環境等に配慮した『お金』の流れの拡大に向けて)
 http://www.env.go.jp/policy/kinyu/rep_h1807/index.html

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伊藤氏 プロフィール
[特別寄稿]

● 「稲むらの火」と防災教育(防災情報機構会長 伊藤和明)

 昭和12年から22年まで使われていた小学5年生の国語の教科書に、
「稲むらの火」という教材が載っていた。

 高台に住む村の庄屋の老人(五兵衛)が、不気味な地震の揺れを感じたあ
と、海水が沖へ向かって引いていくのを見て、津波の襲来を予感し、家の庭
に積んであった稲むら(刈り取ったばかりの稲の束)に火をつけ、海辺に住
んでいる村人たちに、庄屋の家が火事だと思い込ませ、全員を高台に集めて、
津波から村人の命を救ったという話である。

 当時これを学んだ人の多くが、他の教材は忘れていても、「稲むらの火」
だけは鮮明に覚えているという。

 この物語は、もともと1854年安政南海地震の際に、紀州藩広村であっ
た濱口儀兵衛の実話がモデルになっている。物語を通じて、多くの子どもた
ちに感銘を与えたこの「稲むらの火」こそ、防災教育の不朽の名作と位置づ
けられているのである。

 そこには、1年の収穫である稲むらを燃やしてまで、村人を救った五兵衛
の物語を通して、人の命の尊さを教える防災の基本理念が盛り込まれている。

 また、海水の異常な動きから津波の襲来を予見した五兵衛の自然認識の確
かさを通して、先人からの伝承がいかに大切なものであるかをも教えている。

 さらに五兵衛の行動は、危険を予知したとき、速やかにその回避に努める、
いわば地域防災の責任者としての行動であって、現代に通じる危機管理のモ
デルとも言えよう。

 2004年12月26日、スマトラ島沖巨大地震による大津波が、インド
洋沿岸諸国に大災害をもたらしたことは記憶に新しい。折から、直後の20
05年1月、阪神・淡路大震災から10年の節目にあたって、神戸市で開か
れた「国連防災世界会議」の冒頭、「稲むらの火」の教訓は小泉総理の演説
にも盛り込まれ注目を集めた。

 この7月17日にも、ジャワ島の沿岸を大津波が襲い、多くの死者を出し
た。我が国でも、大津波災害をもたらすであろう東海地震などの切迫性が指
摘されているところである。

 そんななかで、防災の理念を正面きって声高に叫ぶよりも、「稲むらの火」
のような感動的な物語を通して、人の心を打つ教育、情緒や情感に訴える教
育の方が、はるかに勝っているように思えてならない。

※ 政府インターネットテレビで紙芝居版「稲むらの火」を紹介しています。
 http://nettv.gov-online.go.jp/view_moviePlay.php?programID=573

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[キーワード解説]

● 熱中症

 夏の暑い日、中学生が部活動をしている最中に、めまいなどを訴えて倒れ、
救急車で運ばれたなどという事例を聞いたことがあると思います。そのよう
な事例のほとんどが熱中症によるものです。

 軽度の熱中症では、めまい・立ちくらみなどが、重い場合には、意識がな
くなったり、痙攣を起こしたり、もっとも重い場合には、死に至ることもあ
ります。

 平成16年には449人が熱中症で亡くなっています。全国主要14都市
で、平成17年度において熱中症にかかり救急車で搬送された人数は約27
00人。都市別では東京都がもっとも多く1000人以上でした。年齢別で
は、65歳以上の高齢者がもっとも多く740人となりました。また、高齢
になるに従って重症患者の割合が増加する傾向が見られました。

 大都市では、ヒートアイランド現象により、近年真夏日の日数が増えてお
り、また早朝から日没後まで30度以上の時間が続くために、熱中症となる
危険性が高くなっています。

 また、高齢者や小さな子どもは体温調節機能が弱く熱中症になりやすいの
です。

 熱中症は、気温が高いときなどに体内の水分や塩分のバランスが崩れ、ま
た体温の調節機構が破綻することなどが原因で生じます。熱中症を予防する
ためには、以下のことに日頃から気をつける必要があります。

 日常生活では、屋外で日陰を歩いたり、帽子をかぶるなど暑さを避けるこ
と、のどが乾く前に水分補給を行うこと、急に暑くなる日に注意することな
どが大切です。

 運動をする場合には、その日の気温や湿度などの環境条件を把握すること、
こまめに水分補給を行うこと、具合が悪くなったら早めに運動を中止して日
陰で水分補給を行うことなどが大切です。

 熱中症は梅雨明けの蒸し暑い日など身体が暑さに慣れていないときに起こ
りやすく、7月下旬と8月上旬に特に多く発生しています。梅雨も明け、今
週末から猛暑となるという予報も出ております。「環境省熱中症予防サイト」
等でその日の状況等を確認したり、「熱中症保健指導マニュアル」等で熱中
症に関する知識を得つつ、熱中症にならないよう日頃から予防に努めましょ
う。

 また、周りの人に熱中症の疑いをもったときには、日陰やクーラーが効い
ている室内などに避難させる、水をかけたり氷嚢を当てることで身体の冷却
を行う、水分・塩分の補給を行う、医療機関に運ぶなど一刻も早い対応をし
ていただきたいと思います。

※ 環境省熱中症予防サイト
 http://www.nies.go.jp/health/HeatStroke/index.html

※ 熱中症保健指導マニュアル2006
 http://www.env.go.jp/chemi/heat_stroke/manual.html

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[編集後記]

 「平成18年7月豪雨」などにより、今年の梅雨には多数の方が犠牲とな
りました。改めてお悔やみ申し上げるとともに、被害に遭われた方々が一日
も早く元の生活に戻れるよう、政府として早期の復旧に向け全力で対応して
いるところです。

 いよいよ夏休み、昨日全国的に梅雨明け、これから家族や友だちと海や山
などにでかける方も多いと思います。小さなお子さんなどが水の事故に遭わ
ないよう十分気をつけて下さい。各地で花火大会や住民納涼祭、盆踊りなど
が行われていることでしょう。このような地域の伝統的な行事を通じて家族、
地域の絆が深められることはすばらしいことです。全国的に有名な東北三大
祭、阿波踊りなど夏祭りの季節です。私の地元、富山でもおわら風の盆など
があります。楽しい夏をお過し下さい。(じんえん)

長勢内閣官房副長官プロフィール長勢内閣官房副長官
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[政府インターネットテレビ番組ガイド]

●新着情報

 <1CH>らいおんウィークリー(06/07/24〜30)
   5周年タウンミーティングイン東京、コナレAU委員長と会談、イラ
  ク復興支援群等隊旗返還式、沖縄豆記者団表敬、北方少年交流事業参加
  少年表敬 など

 <3CH>総理からのメッセージ
   イラク復興支援群等隊旗返還式での訓示

 <4CH>English Version
   Cool Japan

 <6CH>大臣のほんね
   二階俊博経済産業大臣(前編・後編)

  〜二階大臣の「ほんね」抜粋〜

  (二階)日本経済が順調に、これから回復基調になってまいりましたか
   ら、ここで国民の皆さんの奮起をお願いして、私どもも知恵の限りを
   絞って、日本経済が復活できるように、そして、それがASEANで
   も、あるいはOECDにおいても、アメリカでも、大変、日本の経済
   の復活を期待しておる。そのことに応え得る日本の実力があるわけで
   すから、元気出そう日本ということをみんなにお願いしたいと思いま
   す。

 <8CH>ニッポンの元気
   夏特番!北海道遺産〜霧多布湿原(北海道)

 <10CH>政府からのお知らせ
   ご存じですか
   ・「公共サービス改革法」(市場化テスト)
   ・「再チャレンジ支援!」【安倍晋三内閣官房長官出演】 

 <11CH>トピックス
   「ん〜、もぉ、アツい。(アラザシ)」

 <12CH>防災チャンネル
   稲むらの火

※ 政府インターネットテレビ
 http://nettv.gov-online.go.jp/

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[小泉内閣の動き]

● WTOドーハ・ラウンド交渉の中断に関する総理コメント(06/08/01)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumispeech/2006/08/01comment.html

● 北方少年交流事業参加少年の小泉総理表敬(06/07/28)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2006/07/28hoppou.html
  北方領土元居住者の3世など7人が小泉総理を表敬

● 構造改革特別区域計画及び地域再生計画認定書授与式に出席(06/07/27)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2006/07/27kouzou.html
  小泉総理は「地方から国を変えて行こうと、地方から構造改革を進めて
 行こうと、そういう意欲のある人が増えていくことを期待したい」と挨拶

● 野口英世アフリカ賞(案)の概要(06/07/26)
 http://www.kantei.go.jp/jp/koizumispeech/2006/07/26nogutisyou_gaiyou.html

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[ご意見、ご感想]

 おんらいん読者感想
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[小泉内閣メールマガジン]

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総編集長:内閣総理大臣 小泉純一郎
編集長:内閣官房副長官 長勢甚遠
発行:内閣官房内閣広報室(〒100-8968 東京都千代田区永田町1-6-1)