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      安倍内閣メールマガジン(第28号 2007/05/10)
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★☆ 「安倍総理のライブ・トーク官邸」 ☆★

 安倍総理が8日間に及ぶアメリカ中東歴訪を振り返ります。
 http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg1153.html

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□ 目次

[こんにちは、安倍晋三です]
● アメリカと中東5カ国を訪ねて

[お答えします]
● 銃器取締り(回答者 国土交通大臣政務官 梶山弘志)

[この人に聞きたい]
● 税関における銃器に係る水際対策
 (横浜税関監視部特別監視官 村瀬清見)
● 物心ともに「美しい日本」へ
 (「美しい国づくり」企画会議有識者 石井幹子)

[東奔西走]
 (編集長 世耕弘成)

[官邸こぼれ話]
● 新緑の南庭から

[政府インターネットテレビ番組ガイド]
● ライブ・トーク官邸第23回「アメリカ中東歴訪」 など

[安倍内閣の動き]
● 米国・中東諸国訪問(米国、サウジアラビア王国、アラブ首長国連邦、
 クウェート国、カタール国、エジプト・アラブ共和国) など

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[こんにちは、安倍晋三です]

安倍総理大臣 プロフィール 英語版はこちらから

● アメリカと中東5カ国を訪ねて

 こんにちは、安倍晋三です。

 4月26日から5月3日まで、アメリカ、サウジアラビア、アラブ首長国
連邦(UAE)、クウェート、カタール、エジプトを訪問しました。

 出発の日にお送りしたメールマガジンで、ブッシュ大統領との会談に臨む
心境をお伝えしましたが、大統領との友情と信頼関係を深められたこと、お
互いをジョージ、シンゾウと呼び合う仲になったことを、今週号で報告でき
るのは大変うれしいことです。

 大統領ご夫妻との家族ぐるみの夕食会、数々の歴史を刻んできたキャンプ・
デービッドでの首脳会談、そして昼食会(メニューは、いかにもアメリカら
しい大きなチーズバーガー)。

 2日間計6時間にわたり、お互いの外交観、北朝鮮の問題、経済の問題、
エネルギーや環境問題、大リーグで活躍する日本人選手の話まで、実に幅広
いテーマをリラックスした雰囲気の中でじっくり話し合うことができました。

 夕食会の際には、大統領ご夫妻にホワイトハウスのプライベイトエリアを
ご案内いただき、ペリー提督が日本から贈られたという家具を見せていただ
きました。この家具は、幕末から今日に至るまで150年余にわたり、日米
関係の変遷を見守ってきたのだと思うと、感慨深いものがありました。

 アメリカの議会との対話も極めて重要です。党派を越えた上院、下院のリ
ーダーたちと会談し、日米同盟をさらに強化し、日米がともに世界の課題に
取り組んでいくことが重要だと意見が一致しました。

 ブッシュ大統領や議会のリーダーたちと、かけがえのない日米同盟をゆる
ぎない同盟として、広く深く進化させようと合意したことは、大きな成果だ
と思っています。

 中東も日本にとって重要な地域です。日本は石油のほとんどをこの地域か
ら輸入しています。しかし、それだけではありません。中東地域の平和と安
定は、国際社会の安定と発展に欠かせません。

 中東の各国は、エネルギーだけに依存する国家経済のあり方に危機感を抱
いています。将来を見据えた人材育成や教育を重視しています。UAEは、
日本の教育に憧れを持ち、日本人学校に現地の子弟を入れることに熱心です。
カタールでも、日本の教育方式を導入しようとしています。これまでの石油
中心の関係のみならず、文化、教育、産業など重層的な関係を築くことが、
お互いの発展につながります。

 今回の訪問には、エネルギー産業の方々だけではなく、IT、金融など幅
広い業界から史上最大規模の180名に及ぶ日本の経済界の方々に同行いた
だきました。

 「日本・中東新時代」を築こうとする私の考えと、日本の経済界の中東へ
の強い関心は、行く先々で支持、歓迎され、日本に対する期待の高さを感じ
ました。こうしたアプローチが、日本と中東諸国との関係の多様化と深化へ
の起爆剤になると手ごたえを感じています。

 それにしても、3年ぶりに訪れたサウジアラビアの高速道路の発達ぶり、
高層ビルの建設が進むアラブ首長国連邦やカタールの活気に目を見はりまし
た。ドバイでの昼食会は、地上321メートルと世界一の高さをほこる半円
形のホテル。エメラルド色の海と開発が盛んな湾岸都市を一望できました。

 アブダビとクウェートでは、海外で活動を続ける自衛隊員を激励しました。

 テロ対策の一環として、インド洋上で各国艦船への燃料補給作業を行って
いる海上自衛隊員。イラクへの輸送業務に携わる航空自衛隊員。一糸乱れぬ
きびきびとした動きから、隊員たちの士気と規律の高さがうかがえ、頼もし
さを感じました。

 現地で活動する自衛隊員一人ひとりの努力の積み重ねが、国際社会からの
日本の高い評価へとつながっています。家族と離れ、厳しい環境下で、困難
な任務に励む隊員たちに心から敬意を表します。

 5泊8日(機中3泊)の駆け足でしたが、実り多い旅となりました。

 この達成感を力の糧として、国会での重要法案審議を始めとする内外の諸
課題に全力をそそぎます。(晋)

※ アメリカ中東歴訪(ライブ・トーク官邸)
 http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg1153.html

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[お答えします]

編集部注)メールマガジンや官邸HPに現在色々な質問が寄せられています。
    各府省庁で行政を担当している副大臣・政務官がそれらの質問に回
    答いたします。

●質問

 最近銃器による犯罪が多く見受けられますが、治安が如何に大事であるか
を痛感させられます。日頃から関係官庁では法的秩序の確保のためご努力さ
れておられる事と拝察申し上げますが、安心して国民生活が営めるよう宜し
く御願い申し上げます。(男、50代、会社員、東京都)
梶山大臣政務官 プロフィール

●回答 (国土交通大臣政務官 梶山 弘志)

 こんにちは、国土交通大臣政務官の梶山弘志です。

 最近、けん銃使用による長崎市長殺人事件、暴力団組員によるけん銃使用
や立てこもり事件が相次いで発生しておりますが、卑劣な犯罪に強い憤りを
感じており、国民の皆様が安心して暮らせるよう取り組む必要があると考え
ています。

 治安についてなぜ国土交通大臣政務官である私がお答えするのか意外に思
われる方もいると思いますが、実は私たちも重要な役割を果たしています。

 国土交通省海上保安庁は、海上犯罪の監視取締りや海難救助を行うなど、
海上における秩序維持を担う警察機関なのです。       

 我が国は四面を海に囲まれており、我が国の治安をおびやかす銃器・薬物
などの禁制品や密航者は船舶などを利用して我が国に流入しており、これら
の水際での摘発が非常に重要な課題となっています。

 海上保安庁では、巡視船や航空機により我が国周辺海域の監視と警戒を行
っているほか、年間約3万8千隻の船舶に対し立入検査を実施するなど水際
対策に日々取り組んでいます。その結果、昨年1年間でけん銃22丁、実弾
791発を摘発しました。

 また、銃器などの水際対策については、これまでも警察、税関などの関係
機関と合同での立入検査や監視、取締りを行っていますが、最近の相次ぐ銃
器使用事件の発生を受け、引き続き、関係機関とも緊密に連携を図りつつ銃
器対策を強力に推進することにしています。

 あわせて、巧妙化する海上犯罪の監視取締りを強化するため、平成18年
度から緊急かつ計画的に最新の巡視船や航空機への代替を進めるとともに、
初動対応をより迅速に行うために巡視艇乗組員の複数クルー制を導入するな
ど、必要な要員の整備も図っていきたいと考えています。

 このように今後も海上保安庁では、四面環海の海洋国家である我が国の海
上の治安の確保などに努め、皆様が安心して生活できる社会の実現を目指し
ていきます。

※ 「日本の海を守る(我が国の海上保安体制)」を政府インターネットテ
 レビでご覧いただけます。
 http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg731.html

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[この人に聞きたい]

村瀬氏プロフィール プロフィール

● 税関における銃器に係る水際対策
 (横浜税関監視部特別監視官 村瀬清見)

 「気を付け!敬礼!」

 税関事務室の一隅に整列した職員が現場に出かける前に行なう朝の点呼の
光景。

 横浜港のほぼ中央に位置する人工島の大黒ふ頭に私の勤務する横浜税関の
監視部取締本部がある。点呼で任務を確認した職員は、ここからそれぞれの
取締り現場に向かい、翌朝までの24時間勤務が始まる。

 私たち監視部の任務は、外国貿易船が入港し、積載された貨物が船から取
卸され、その貨物が倉庫に搬入され、倉庫から国内へ引取られるまでの一連
の流れの中で、銃器や麻薬、覚せい剤などの社会悪物品の密輸入等を水際で
阻止することが第一である。

 私たちが取り締まる横浜港には年間1万隻を超える外国貿易船が入港する。
入港隻数は日本一で船の種類もコンテナ船、貨物船、タンカー、自動車専用
船、そして客船など多種にわたる。社会悪物品がこれら船舶の乗組員、旅客
や世界各国から輸入される貨物により密輸されるリスクは高く、我々税関職
員は船内検査、張り込み、貨物検査等状況に応じて工夫を凝らした水際での
密輸取締りに全力を挙げて取り組んでいる。

 また、水際における取締りは入港する外国貿易船だけではない。海に囲ま
れた日本は海上のどこからでも密輸入の可能性がある。洋上取引はもとより
マリーナや小さな漁港にも目を光らせなければならない。

 限られた人員を最大限活用し、水際取締りをより効果的に実施していくた
めに、X線検査装置などの検査・取締機器の活用、密輸関連情報の収集・分
析にと総力を挙げて取り組んでいく必要があるほか、警察、海上保安庁等関
係取締機関との連携は不可欠である。

 昨年、横浜税関において、銃砲12丁、実包223個、爆薬6本を摘発した。こ
れらは、種々の検査・取締機器や監視艇、税関の取締ノウハウをフルに活用
し、更に警察、海上保安庁等関係取締機関との緊密な連携の下で摘発に至っ
たものであり、改めて連携の重要性を強く認識したところである。

 最近の銃器を使用した凶悪事件は極めて憂慮すべき事態であり、その水際
阻止に職員一丸となって取り組むことを心に誓い、今日も見えざる敵と対峙
して港のそこここで目を光らせている。

※ 税関における任務の様子
 http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2007/0510c.html


石井氏プロフィール プロフィール

● 物心ともに「美しい日本」へ
 (「美しい国づくり」企画会議有識者 石井幹子)

 いま、日本の良さを知らない日本人が多くなっているのは残念なことです。
毎年、日本から海外には1500万人以上の人が出かけ、外国の人や物に接
し、自然や街を見ているわけですが、それらと日本のものを比較する正しい
目を持つことも必要です。

 勿論、外国には素晴らしいものが沢山あり、日本にとり入れるべきさまざ
まなものがありますが、日本にも素晴らしいもの、美しいものは沢山あるの
です。

 日本のものは何でも素晴らしいとは云えませんが、日本人が何世代にもわ
たって育んできたものの中には、優れたもの、素晴らしいものが沢山ありま
す。また現在、世界でも通用するものや、環境保全を考えるうえで世界に広
めていきたいものも数多くあります。

 例えば、風呂敷です。畳めば小さくなり、何でも包めて何度も使えるエコ
グッズです。色も柄も美しいものが多く、日本のデザインとして国際的にも
通用するものだと思います。他にも、手ぬぐいや塗り箸など、普段使ってい
る日用品の中から探すこともできます。

 物だけではなく、それらの物を生んだ背景には、シンプルで簡素なものを
良しとする考え方や、自然を敬い大切にしてきた伝統があります。

 日本人が永い年月をかけて完成したものの中から世界に向けて発信してい
くべきものを選ぶことも必要だと思います。

 また、外国人に知ってもらうよりも、むしろ日本を知らない日本人に、ま
ず第一に知ってもらう必要があるかもしれません。それと同時に、現在あま
りにも醜くなっている日本の景観を少しでも良くして、物心ともに美しい日
本を創っていくことが、急務であると考えています。

※ 「美しい国づくり」プロジェクト公式ホームページ
 http://www.kantei.go.jp/be-nippon/index.html

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[東奔西走]

 私はゴールデンウィーク中、安倍総理の米国・中東歴訪に同行し、3日の
夕方に帰国しました。乾いた砂嵐の吹く中東に長くいたため、羽田空港に到
着し、新緑の香りに包まれたときには、少しほっとしました。

 ワシントンから始まって、リヤド、アブダビ、クウェート、ドーハ、カイ
ロと続いた今回の外国訪問は、私にとっては今年2回目の世界一周。カイロ
を除き各都市1泊、機中泊3泊という日程はとてもきつかったですが、それ
だけの価値があるものでした。また、これだけの日程と緊張感のある首脳会
談を連続でこなしても、全く疲れを見せない総理のタフさにも驚きました。

 今回安倍総理の発案で中東歴訪に同行してもらった御手洗日本経団連会長
を団長とする180名もの経済ミッションは、日本経済界の中東への関心の
強さを示すこととなり、各地で大歓迎を受けました。少しでも自分の訪問の
価値を高めようという、総理の真摯な姿勢が今回の歴訪でも垣間見られまし
た。(せこう)

世耕内閣総理大臣補佐官プロフィール 世耕内閣総理大臣補佐官プロフィール

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[官邸こぼれ話]

● 新緑の南庭から

 風薫る五月、新緑が目にまぶしい季節となりました。官邸南庭の木々の緑
もみずみずしく、植物の生命力が感じられます。ツツジやシャガといったこ
の季節を代表する花々も、あちこちに咲き乱れ、南庭は今、一年で一番鮮や
かで、色彩あふれる季節を迎えています。

 南庭には約800株ものツツジが植えられていますが、今、目立つのは、
濃いピンク色をしたヒラドツツジと赤味の強いクルメツツジ、少し紫がかっ
たヤマツツジです。花に顔を近づけるとふわりと甘い香りが漂い、子どもの
頃、ツツジの花を摘んで蜜を吸って遊んだ記憶がふとよみがえります。

 次第に強くなる陽射しにこたえるように、緑が濃さを増していくうちに、
南庭は夏を迎えます。

※ 新緑の南庭から(リンクの写真は壁紙としてダウンロードできます)
 http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2007/0510d.html

※ 政府インターネットテレビ 官邸の四季
 http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg1086.html

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[政府インターネットテレビ番組ガイド]

●新着情報

<1CH>ライブ・トーク官邸
  第23回「アメリカ中東歴訪」
 http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg1153.html

<2CH>週刊総理ニュース(07/04/23〜07/05/06)
  安倍総理・昭恵夫人の米国・中東諸国訪問 など
 http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg1152.html

<3CH>総理の動き
  「米国・中東諸国訪問における内外記者会見」(07/05/02)
 http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg1150.html

<24CH>行政の現場から
  世界一安全な国 復活に向けて

<31CH>ニッポンの元気
  静岡発!ランデヴープロジェクト(静岡県)

<61CH>Cool Japan
  Nikko - Japan's Oldest International Resort

※ 政府インターネットテレビ
 http://nettv.gov-online.go.jp/

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[安倍内閣の動き]

● 日本国憲法施行60周年に当たっての内閣総理大臣談話(07/05/03)
 http://www.kantei.go.jp/jp/abespeech/2007/05/03danwa.html

● 米国・中東諸国訪問(米国、サウジアラビア王国、アラブ首長国連邦、
 クウェート国、カタール国、エジプト・アラブ共和国)
 (07/04/26〜07/05/03)
 http://www.kantei.go.jp/jp/abephoto/2007/04/26usa.html       (米国)
 http://www.kantei.go.jp/jp/abephoto/2007/04/28saudi.html   (サウジ)
 http://www.kantei.go.jp/jp/abephoto/2007/04/29uae.html     (UAE)
 http://www.kantei.go.jp/jp/abephoto/2007/04/30kuw.html (クウェート)
 http://www.kantei.go.jp/jp/abephoto/2007/05/01qatar.html (カタール)
 http://www.kantei.go.jp/jp/abephoto/2007/05/02egypt.html (エジプト)

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[ご意見、ご感想]

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<配信先変更・配信中止>
 http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/

総編集長:内閣総理大臣 安倍晋三
編集長 :内閣総理大臣補佐官 世耕弘成
発行:内閣官房内閣広報室(〒100-8968 東京都千代田区永田町1-6-1)