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      安倍内閣メールマガジン(第40号 2007/08/02)
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★☆ 「熱中症」への備えは十分ですか? ☆★

 8月に入り、夏の暑さも本格化してきました。「熱中症」にかかりやすい
この時期、日々のちょっとした心がけで防止することができます。

 熱中症対策については、政府インターネットテレビでご覧いただけます。
 http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg1286.html

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□ 目次

[こんにちは、安倍晋三です]
● 覚悟を決めて

[お答えします]
● 河川の浸水対策(回答者 国土交通副大臣 渡辺具能)

[この人に聞きたい]
● DMATをご存じでしょうか
 (独立行政法人国立病院機構災害医療センター院長 辺見弘)
● 再チャレンジに必要なのは、温かい身近な人の存在
 (株式会社paperboy&co.代表取締役社長 家入一真)

[年金記録問題について]

[東奔西走]
 (編集長 世耕弘成)

[官邸こぼれ話]
● 小川のせせらぎとともに

[政府インターネットテレビ番組ガイド]
● 美しい国づくり「ストップ! 地球温暖化」 など

[安倍内閣の動き]
● 東ティモール国際平和協力隊の表敬 など

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[こんにちは、安倍晋三です]
安倍総理大臣 プロフィール 英語版はこちらから
● 覚悟を決めて

 こんにちは、安倍晋三です。

 先日の参議院議員選挙の結果は、極めて厳しいものでした。

 年金記録問題を引き起こした政府への怒り。相次ぐ閣僚の不適切な発言や
政治資金の問題に対する、いい加減にしろ、との怒り。

 こうした国民のみなさんの怒りや不信が、今回の結果につながったことを
厳粛に受け止め、こうした厳しい声に真摯にこたえていかねばならないと痛
感しています。

 私自身の進退も含め、いろいろとご批判があります。しかし、改革への流
れをここで止めるわけにはいきません。

 教育再生や公務員制度改革、新成長戦略の推進、地域の活性化・再生、地
球環境問題の解決に向けたイニシアティブ、アジア外交の再構築、憲法改正
に向けた取組み。

 先週号のメルマガでお伝えした、私の改革への決意に対して、力強い応援
メールをたくさんいただき、御礼を申し上げたいと思いますが、この決意は、
今でもまったくゆらいでいません。

 改革の中身について、これまで十分に説明できず、政策論争を深めること
ができなかった点は、率直に認めなければなりませんが、私が進めつつある
改革の方向性が、今回の結果によって否定されたとは思えないのです。

 今、政治の空白をつくることは許されません。ましてや、政治が混迷した
ために改革が遅れた、あの90年代の低迷期に後戻りさせるわけにはいかな
い。今後とも新たな国づくりを進めていくことが、私の使命であり、責任で
あると考えています。

 「政府や政治に向けられた不信すら一掃できないようでは、新しい国づく
りなんてできないぞ。」これが、今回の結果によって示された、国民の強い
声だと受け止めています。

 人心を一新します。改革をさらに前進させることができ、国民からも信頼
される体制へと、内閣の陣容を改めていきます。

 政治資金の透明化をさらに高めます。政治家自身がまず襟を正し、あらぬ
疑惑をもたれることのないよう、オープンな仕組みをつくらねばなりません。

 そして、今回の選挙で示されたもう一つの声、すなわち、改革の痛みを感
じている地方の声にも、改革の果実をさらに地方の実感へとつなげる努力を
尽くすことで、こたえていかねばならないと思っています。

 まさに、今回の厳しい審判を、信頼される政治、真に改革を進める体制づ
くりを行うきっかけにしなければならないとの思いを強くしています。

 私は、ここで逃げることなく、自らが先頭に立ち、国民の厳しい声に正面
からこたえていく覚悟です。そして、ゼロから出直す気持ちで、新しい国づ
くりに向けた信念を貫いていきたいと思います。(晋)

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[お答えします]

編集部注)メールマガジンや官邸HPに現在色々な質問が寄せられています。
    各府省庁で行政を担当している副大臣・政務官がそれらの質問に回
    答いたします。

●質問

 公共事業はまるで税金の無駄遣いのように報道又は審議されていますが、
集中豪雨のたびに浸水などの被害にあわれている地域を見ると、行政は何を
やっているのだろうと怒りを感じます。公共事業は道路だけではありません。
国民が安心できる国づくりをしてください。(女性、30代、会社員、大阪
府)
渡辺副大臣 プロフィール

●回答 (国土交通副大臣 渡辺具能)

 こんにちは、国土交通副大臣の渡辺具能です。

 河川の浸水対策についてのご意見ありがとうございます。
 
 ご指摘のとおり、毎年全国各地で発生する水害により、多くの方々が亡く
なられたり、不便な避難生活を強いられていたりしています。こうした状況
に私も心を痛めており、みなさんの安全・安心の確保に全力をあげて取り組
んでいかなければならないと考えています。

 我が国の年間降雨量は世界平均の約2倍にのぼり、しかも梅雨期・台風期
に集中しています。加えて、我が国の河川は源流から海までの距離が短く、
急勾配であるため、降った雨が一気に流れ、あっという間に増水し、洪水と
なる特徴があります。
 
 さらに、洪水時の河川の水位より低い地域に人口の半分、資産の4分の3
が集中しており、浸水被害が大きくなる恐れがあります。最近では、地球温
暖化に伴う気候変動の影響などにより、記録的な集中豪雨が増加しており、
水害発生の危険性が今以上に高くなる可能性も指摘されています。

 このような国土条件の下、依然として全国各地で水害が発生している状況
は、浸水対策が道半ばであることを表していると言えます。実際、都道府県
が管理する河川では1時間雨量が50mm程度(バケツをひっくり返したよ
うな雨が降り警報が出される程度)に対処することを当面の目標にしていま
すが、未だ約4割程度の整備状況です。
 
 国土条件や河川の形状が異なっているため、単純な比較はできませんが、
イギリス(テムズ川)やフランス(セーヌ川)では、100年超に1回とい
った大洪水に対する所要の堤防整備が完成しています。

 一方で、公共事業予算を取り巻く状況が厳しく、十分な投資が確保できに
くいことも事実です。ご指摘いただいた点について国民の皆様からご理解い
ただくことが、治水事業の後押しになりますので、宜しくお願いいたします。
 
 国土交通省では、入札・契約の見直しを行うなど調達の最適化をはかり、
無駄を省くとともに、厳しい財政状況の下、限られた予算で最大限の効果の
発現を図る観点から、きめ細かく重点化することにより、メリハリの効いた
予算を実現しています。その中でも、床上浸水などの緊急対策の推進といっ
た国民の安全・安心の確保に特に重点をおいて配分を行うことにしています。

 治水事業は大規模で専門性が高いことから、なかなかご理解を得られない
場合もありますが、浸水を防ぎ、水害に対する安全度を早期に向上させるた
め、堤防やダムといった根幹的な施設の整備に加え、輪中堤や宅地のかさ上
げなど地域の実情に応じた対策にも取り組んでいます。

 また、浸水が起こってしまった場合には、通常生活への復帰に多大な労力
を要し、経済的・身体的に大きな負担となる床上浸水が頻発している地域に
おいて、特に対策を促進する必要がある河川を対象として、緊急に治水対策
を推進し、慢性的な床上浸水被害を解消することにしています。

 その他、円滑な避難に役立つ洪水ハザードマップの作成を積極的に支援す
るとともに、時々刻々変化する洪水の情報をリアルタイムで提供する取り組
みを行っておりますので、ぜひ下記のHPをご覧下さい。

※全国のリアルタイム雨量・水位などの情報を提供する「川の防災情報」
 http://www.river.go.jp
 http://i.river.go.jp(携帯電話)

※ 「土石流災害に備えて」を政府インターネットでご覧いただけます。
 http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg541.html

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[この人に聞きたい]
辺見院長 プロフィール

● DMATをご存じでしょうか
 (独立行政法人国立病院機構災害医療センター院長 辺見弘)

 Disaster Medical Assistance Teamの略です。発災と同時に活動できる機
能性を備え、専門的なトレーニングを受け、安全のための装備を備えた自己
完結型をめざす災害派遣医療チームのことです。

 阪神淡路大震災の教訓「避けられた災害死」を回避するために政府が企画
し、平成17年3月から厚生労働省は全国の救命救急センターを併設する災害
拠点病院等を対象に、派遣医療資器材の補助及びDMATに参加する医師、看護
師、調整員等の研修を国立病院機構災害医療センターと兵庫県災害医療セン
ターで行い、現在では320チーム(約1600名)が整備されています。

 今般の新潟県中越沖地震では、11名の死者と多くの負傷者が発生し、一時
は10000人を超える被災者が避難所生活を送りました。災害拠点病院には、
多くの負傷者が救急車などにより来院し、病院職員だけでは対応困難となり
ました。

 DMATは地震発生直後から30を超える全国のチームが厳しい道路状況を緊急
車両で走破し可能な限り早く災害拠点病院である刈羽郡総合病院に参集しま
した。

 今回の活動では、1)多数参集したDMATチームが被災地で効率よく機能す
るための医療調整と統括、2)災害拠点病院での診療支援を行うとともに、
3)医療機能が低下した被災地内の病院では治療できないショックや血圧の
低下した腹腔内出血、重症骨盤骨折、頭部外傷、多発骨折、急性心筋梗塞な
ど重症者20数名をヘリコプターなどで新潟市及び長岡市の救命救急センター
へ治療しながら搬送できました。また、4)倒壊した建物から救出・救助す
るレスキューチームと合同して医療を開始(がれきの下の医療)、5)90箇
所を超す避難所の被災者の健康管理など日赤の派遣医療チームをサポートし
た巡回診療、を行いました。

 とくに3)は願望であった「避けられた災害死の回避」を一部ですが実現
出来たものと思います。政府の目指す「人の命にやさしい国−美しい日本」
を担うべくDMATも今回の経験を活かしさらにレベルアップを目指していきた
いと思います。

※ DMATを紹介した「広域医療搬送とは」を政府インターネットでご覧
 いただけます。
 http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg640.html

家入氏 プロフィール

● 再チャレンジに必要なのは、温かい身近な人の存在
 (株式会社paperboy&co.代表取締役社長 家入一真)

 まだまだ子供だった僕が、ちょっとした悪ふざけで発した他愛ない一言で、
クラス一の人気者の座から瞬く間に滑り落ちたのは、中学二年生のときのこ
とでした。

 何度か訪れた再起のチャンスをことごとく掴みそこねた僕は登校拒否児童
となり、頑張って入学した高校も一年で中退、その後三年にわたる引きこも
り生活を経て挑んだ芸大受験にも、やっぱり失敗。と同時に父が大事故に遭
い、我が家に多額の借金があることが判明。さすがに甘え続けるわけにはい
かないと奮起して就職したデザイン会社も、結局は一年もたたないうちに退
社してしまいました。

 そんな僕が、家族と一緒に過ごす時間を持ちたい一心で会社を興したのは、
今から五年前のことでした。インターネット上で「ロリポップ!」という、
当時では珍しかった女性向けのホームページレンタル事業を始めたところ、
思いがけず大ヒットしたのです。会社はどんどん大きくなり、今では福岡と
東京に、約百名のスタッフを抱える、年商十三億円のIT企業へと成長を遂
げました。外に出られず、引きこもってパソコンに向かってばかりいたかつ
ての僕、人の目を見て話が出来なかった僕、何をやっても長続きしなかった
僕が、今では「社長」なんて呼ばれている。

 改めて思えば、今の僕があるのは何より、どんなときも温かく見守ってい
てくれた両親の存在があったからこそで、同時に妻や、友人や、会社のスタ
ッフ達との一つ一つの出会いのおかげなのです。

 最近よく耳にする"再チャレンジ"という言葉。一度、挫折を味わった人も
再起できる社会を築くために、政治に携わる方々が日夜、様々な知恵を出し
合われていますが、どれだけ環境が整備されようと、本当の意味で再チャレ
ンジできるかどうかは最終的に本人次第。もう一度立ち上がろうとしたとき、
その足元をしっかり支えてくれる身近な人の存在こそ、再チャレンジに何よ
り欠かすことの出来ない大事な要素です。

 そういった意味で、僕は政治に携わる多くの皆さんに、何より各家庭にお
ける育児支援により一層力を入れて頂きたいとお願いしたいのです。この世
に生まれてきた全ての子供たちが、暖かな家族というしっかりした基盤の下
でのびのびと育っていくことを願ってやみません。

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[年金記録問題について]

● 信頼される年金へ向け、確実な対応を進めます。

 ○ 年金業務・社会保険庁監視等委員会(総務省)が総務大臣に対して初
  めて意見具申を行いました。
    http://www.soumu.go.jp/s-news/2007/pdf/070727_1.pdf(PDF)
   「年金業務・社会保険庁監視等委員会」(委員長・葛西敬之東海旅客
  鉄道株式会社代表取締役会長)は、7月27日、5000万件の年金記
  録について、内容の精査を早急に実施するために詳細な作業工程を明ら
  かにするよう厚生労働大臣に対して要請することを総務大臣に意見具申
  しました。
   これを受けて、総務大臣は、同日、社会保険庁の当面の業務運営につ
  いては、委員会からの意見に沿って適切に対処するよう厚生労働大臣に
  勧告しました。

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[東奔西走]

 参議院議員選挙が終わりました。その結果はわれわれにとって大変厳しい
ものでした。

 選挙を通しての国民の皆さんからのメッセージを十分にかみしめ、反省す
べきところは反省しなければいけません。

 安倍内閣は「成長力底上げ戦略」や「頑張る地方応援プログラム」など生
活や地域に密接に関係する政策を数多く打ち出していますが、それが十分に
国民の皆さんに伝わっていなかったような気がします。

 ひとつひとつの政策について、皆さんの立場に立ち、皆さんへの説明が不
足することのないよう、安倍総理を支える広報担当補佐官として安倍内閣が
実現しようとしている政策を分かりやすく伝えていきたいと思います。  
(せこう)

世耕内閣総理大臣補佐官プロフィール 世耕内閣総理大臣補佐官プロフィール
-------------------------------------------------------------------- [官邸こぼれ話] ● 小川のせせらぎとともに  官邸の南庭で、太陽のひかりをあびてキラキラと光る小川。耳を澄ませば、 そのせせらぎとともに、小鳥たちのさえずりが聞こえてきます。  濃淡豊かな緑が繰り広げられている南庭の中で、ミソハギの鮮やかな紫は、 華やかさをもたらしてくれています。  ミソハギは、別名「ボンバナ」と言われるように、日本全国でお盆の花と して、広く親しまれているそうです。皆さまも、可憐なミソハギの花ととも に、南庭の夏の魅力をお楽しみください。 ※ 小川のせせらぎとともに(リンクの写真は壁紙としてダウンロードでき ます) http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2007/0802d.html ※ 政府インターネットテレビ 官邸の四季 http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg1086.html -------------------------------------------------------------------- [政府インターネットテレビ番組ガイド] ●新着情報 <2CH>週刊総理ニュース(07/07/23〜07/07/29)   公務員制度の総合的な改革に関する懇談会初会合 など http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg1281.html <21CH>美しい国づくり   ストップ! 地球温暖化 http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg1285.html <23CH>くらしのお役立ち情報   わが家の熱中症予防 http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg1286.html <31CH>ニッポンの元気   夏特番!北海道遺産 ワッカ原生花園(北海道) http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg1283.html <41CH>映像ミュージアム   仙洞御所(宮内庁) http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg1287.html ※ 政府インターネットテレビ http://nettv.gov-online.go.jp/ -------------------------------------------------------------------- [安倍内閣の動き] ● 東ティモール国際平和協力隊の表敬(07/08/01) http://www.kantei.go.jp/jp/abephoto/2007/08/01pko.html   「東ティモールの治安復興は極めて重要ですから頑張ってください」と  隊員を激励 ● 総合海洋政策本部会合(07/07/31) http://www.kantei.go.jp/jp/abephoto/2007/07/31kaiyou.html   「海洋基本法が成立し施行された本年は、まさに真の海洋国家を目指し  て進む船出の年としなければなりません」と挨拶 -------------------------------------------------------------------- [ご意見、ご感想]  おんらいん読者感想   ※メールマガジンの登録者が対象です。(8月5日まで) ==================================================================== [安倍内閣メールマガジン] <配信先変更・配信中止> http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/ 総編集長:内閣総理大臣 安倍晋三 編集長 :内閣総理大臣補佐官 世耕弘成 発行:内閣官房内閣広報室(〒100-8968 東京都千代田区永田町1-6-1)