IT21(情報通信21世紀計画)プロジェクト


第5回「IT21の推進」評価・助言会議 議事概要


○ 日 時 : 平成17年6月23日(木) 10:00〜12:00

○ 場 所 : 中央合同庁舎第4号館 共用第4特別会議室

○ 出席者 : 大山永昭議長、大見忠弘委員、富永英義委員、土居範久委員、安田浩委員

○議事概要

・ 大山議長挨拶

・ 総務省及び経済産業省より平成16年度事業実施状況全般について説明。

(質疑)

安田委員:平均的にうまく進んでいるのではないか。中でも未踏ソフトウェア創造事業は良いと思うが、もう少し大きな規模だと更に大きく進歩するのではないか。
別の事業だが、ユーザからの評価等を参考に、研究を取り組んだ会社において本当に使えるものとしてエンカレッジしていただければ役に立つと思う。
総務省においても、これらの研究成果を政策と結びつけて頂きたい。
大見委員:明確なターゲットを決めて、今ある技術よりもいいものになるよう絞り込むことが非常に大事である。
土居委員:総務省の事業は、実用化に向け、これらの研究成果を今後どう実用化していくかについてロードマップを作成する等、目に見えるような形で整理して頂きたい。
経済産業省の事業は、ソフトウェアをもう少し大きく出していくべき。
大山議長:経済産業省の事業は、ハードだけでなく戦略的にソフトとコンテンツもバランス良く持っているべき。
経済産業省:ソフト分野の重要性は痛感しているところ。研究開発はもちろん、人材育成やセキュリティなど国民の安全・安心な社会の確保という観点も含めてしっかりと取り組んでいきたい。
総務省:総務省では昨年u-Japan政策を策定したところであり、このグランドデザインの下、今回頂いたご指摘を踏まえつつ、着実に進めて参りたい。


・ 個別研究テーマの実施主体からのプレゼンテーション、その後質疑・応答。
 (テーマについては、毎年度重点的に評価するテーマを選出。)


【幹線系超高速フォトニックネットワーク技術】

(平成16年度報告)日本電気(株) システムプラットフォーム研究所 福知氏

(意見)

安田委員:技術的な到達目標と成果は大変結構なものであるが、これらの成果の継承をどのようにしていくのかについて具体策が必要。
富永委員:これらの研究を国の予算として実施するのであれば、例えばこれらの研究成果を外国に売る等、国策としての目的を明確にする必要があるのではないか。


【アクセス系超高速フォトニックネットワーク技術】

(平成16年度報告)日本電信電話株式会社 NTT未来ねっと研究所 高田氏

(意見)

土居委員:個々の研究については評価しているところ。問題点、目標をより明確化して頂きたい。
大見委員:様々な他技術との兼ね合いについて、そろそろどの技術を活かすのかという絞り込みの議論も進めていくべき。
富永委員:研究体制について、大学とキャリアがほぼ同格のメンバー構成になっているなど大変斬新な組織であり、評価したい。


【インターネットノード全光化技術の研究開発】

(平成16年度報告)沖電気工業株式会社 研究開発本部 川原氏

(意見)
富永委員:この種の研究開発に当たっては、国としてネットワーク全体の将来像を計画し、全体の見通しを立てた上で、それぞれの要素技術につき研究を行っていくべきである。
大山議長:個々の研究は非常に良くやっている。ただし、戦術としての個々の研究も必要だが、戦略としての研究の方向性を明確にすることも大切。


【次世代LEOに関する研究開発】

(平成16年度報告)NICT拠点研究推進部門 國森氏

(意見)
安田委員:災害時の通信確保に当たっては、最終的には衛星を使用することとなるのが通常であり、或いは電話網ではなくインターネットということになるため、インターネット系の技術の必要性をより主張して行くことが大切。

以上