ASEM(アジア欧州会合)
第3回首脳会合に出席
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アジアの10か国、欧州の15か国と欧州委員会で構成されるアジア欧州会合(ASEM)のが、平成12年10月19日から10月21日までの3日間、韓国の首都ソウルで開かれた。 森総理は、10月19日午後にソウル入りし、金大中韓国大統領とチュアン・タイ首相が共同議長を務めるアジア側首脳の準備会合に出席した。 翌10月20日には、asem第3回首脳会合の開会式が行われ、計3回に上るアジア諸国とヨーロッパ諸国とのセッションがスタート。第1セッションでは、ユーゴスラヴィア情勢、東チモール情勢、国連改革、国連平和維持活動を含む政治・安全保障問題などについて議論が行われた。特に朝鮮半島情勢については、活発な議論が行われ、南北首脳会議などの前向きな動きを歓迎するとともに、いまだに問題が残っていることに留意すべきであるとの意見が表明された。最後に、「朝鮮半島の平和のためのソウル宣言」が採択された。 同日午後の第2回セッションでは、経済・金融分野での協力強化についての討論が行われ、石油価格の高騰やit(情報通信技術)が世界経済の成長の中心的原動力となる中での情報格差問題への対処、wto(世界貿易機関)新ラウンドなどが討議された。 10月21日の最終セッションでは、国際犯罪対策や人的交流の促進など、社会・文化分野における地域間協力が話し合われた。今後10年間のasemの方向性を示す「アジア欧州協力枠組み2000」が採択され、さらに、21世紀に向けたアジアと欧州の協力関係強化を訴える「議長声明」が取りまとめられ、ASEM第3回首脳会合は閉会した。 今回の首脳会合で森総理は、各分野の課題に対する日本の立場を包括的に説明するとともに、「デジタル・デバイド(情報格差)対策のためのイニシアティブ」を韓国等と共同で提案するなど、議長国韓国に対して積極的な支援と協力を行った。また、セッションの合間を縫って、ブレア英国首相、ユンカー・ルクセンブルグ首相、ボルキア・ブルネイ国王との二国間首脳会談に臨んだほか、昼食会や夕食会でも、アジア諸国、欧州諸国首脳らと懇談し、意見を交換した。 |