みなさん、こんにちは。内閣総理大臣の野田佳彦です。
ウイルスによって引き起こされる肝炎は、肝硬変や肝がんにつながる深刻な感染症です。しかし、寡黙で働き者の肝臓は、なかなか自覚症状を訴えてくれません。このため、自分が感染していることに気づいていない方々が、国内にも数百万人の規模でおられます。
ウイルス性肝炎の多くは、血液を介して感染します。日常生活で他人からうつることはまずあり得ません。検査や治療の体制も整ってきています。
大事なことは、第一に、正しい知識を身につけること。第二に、予防や早期発見・早期治療に取り組むことです。一昨年から施行されている「肝炎対策基本法」に基づき、国も総合的な対策を進めています。
かけがえのない大切な「いのち」を守り、肝炎に苦しむ人がいなくなる日を一日も早く迎えるために。皆さんに訴えます。
肝炎を正しく知りましょう。そして、行動の輪を広げましょう。
今年初めて「日本肝炎デー」が設けられました。この日、7月28日がこうした機運を盛り上げる、大きな国民運動のキックオフとなることを心から期待しています。