平成24年12月1日
12月1日(土)4大臣会合後における内閣総理大臣コメント
- 政府としては、北朝鮮による「人工衛星」と称するミサイルの発射が、関連安保理決議や本年4月のミサイル発射の際に発出された安保理議長声明に反するものであり、仮に発射が強行されれば極めて遺憾であり、我が国をはじめ国際社会として断固とした対応をとらざるを得ません。我が国としては、北朝鮮が関連安保理決議や六者会合共同声明を遵守し、発射を自制するよう強く求めます。同時に、北朝鮮がこれを強行する場合に備えて、国民の生命・財産の安全を確保するため万全の措置を取ることが必要と考えております。
- 本日(12月1日)、北朝鮮より「人工衛星」と称するミサイル発射が発表されたことを踏まえ、私から次のとおり指示を出したところであります。
(1) 関係各国と緊密に連携しつつ、関係省庁間で協力して情報の収集及び分析に万全を期すこと。
(2) 米国、韓国、中国及びロシアを始めとする関係諸国と連携しつつ、北朝鮮が発射を行わないよう強く自制を求めること。
(3) 不測の事態にも備えるなど、国民の安心・安全の確保に万全を期すこと。
- これを受けて、防衛省・自衛隊においては、必要な態勢をとるため、本日、防衛大臣から破壊措置準備命令を発出し、所要の準備をさせることとしたところであります。
- また、国民の安心・安全の確保のために、様々な手段を活用して、国民、地方公共団体及び報道機関等に対して、必要な情報を迅速かつ的確にお伝えすることとしております。
- 外交面では、私の指示を踏まえ、外務大臣の下、関係国と緊密に連携しつつ、北朝鮮に対して強く自制を求めていくこととしています。
- これらの点については、先ほど、私以下4大臣で協議し、認識を共有したところであります。
- なお、12月5日及び6日に開催が予定されている日朝政府間協議については、諸般の事情を総合的に勘案すれば、開催するのは困難なのではないかと考え、延期することを先方に伝達した。